十段(じゅうだん)とは、
上記の通り十段は段位としてよりタイトル称号として用いられることが多い。
武道での段位としても最高位にあたり、柔道十段は史上15名しか存在しないという。2022年に大沢慶己十段が亡くなったことで、存命の十段はいない。剣道は1957年に十段を創設し、まずは当時の剣道界で最長老だった中山博道に授与しようとしたがきっぱり断られた。他の剣士にも「偉大な先人を差し置いて……」と辞退されそうになったがどうにか口説き落として結局4人を認定。5年後にもう1人認定したのを最後に続く者はなく、結局2000年に九段以上の昇段規定が削除されて実質廃止となった。
ただし、将棋には一二三九段というぶっちぎりの高段位を持つ棋士がおり、フィクションでも八一九段がいる……というのは冗談であるが、当の加藤が段位としての十段を提唱したこともある。
武道以外にも「○段」のランク付けが存在する検定やゲームなどでは「十段」が存在するものがある。最高位かどうかはケースバイケースで、たとえば珠算では十段が最高位だが、書道では「師範」が十段の上に設定されている団体もある。
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最終更新:2024/09/11(水) 12:00
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