千石冠とは (センゴクカムリとは) [単語記事]

千石冠(せんごくかむり)とは、漫画・アニメ作品『スロウスタート』に登場するキャラクターである。
CV:長縄まりあ。

概要

星尾女子高等学校に通う高校 1年生の女子生徒で、一之瀬花名・百地たまて・十倉栄依子のクラスメイト・親友。ウェーブが掛かりフワフワした髪質の、薄い紫色のロングヘアーにトレードマークのウサ耳リボンをつけている。

守りたくなる感を漂わせる小動物な女の子。普段はクールな感じで感情の差や口数は少なめで、サラッと毒を吐く毒舌家な面や、返しに謎の珍発言をする天然キャラな面や、他者が言えない事をハッキリ言いきるタフな精神力を秘める。

人見知りで知らない人(クラスメイトも含む)に対してはビクつき警戒心を見せたり、緊張してしどろもどろになったりする。クラスメイトに対してもビビりがちで、スキンシップを受けると泣きそうになる。ある程度信頼して親しくなるとリラックスして素を見せるが、やっぱり栄依子がいないと怯えだす。

メンバーの中では会話に加わらず傍観しているかと思えばいきなり突拍子もない事を口走る、マイペースキャラな立ち位置。たとえスカートを履き忘れようとも動じないし（大きめの服とセーターがワンピースのような役目をしたおかげで隠れていた）、借りていた体操ズボンを返却しようとその場で脱ごうとする（一瞬パンツが見えちゃっている）変な豪胆さの持ち主。

見た目と違い食べる量が多いが、少しづつ食べるためペースは遅い。昼休み中はもっぱら食事に専念して無口になりがちで、祭りイベントでも屋台の食べ物に対して興味を示していた。クラスメイトにお菓子をエサに誘い出された時も。

栄依子にとても懐いており、その様は実の姉妹のよう。まるで昔から一緒に居たような懐き具合だが実は小中学校共に別々で、高校で再会するまでは小学生の時に何回か一緒に遊んだだけの関係だった。出会った時の情景は今でもハッキリ覚えている。

現在は何時も栄依子の傍に引っ付いて甘えている。栄依子がいないと途端にソワソワし怯え始め、涙目で栄依子に助けを求めだし、戻ってくると急いで駆け寄っていく。栄依子の事を思うあまり、うっかりスカートとタイツを履き忘れて学校に登校（2回も）してしまい、同じ試着室で一緒に水着の試し着をするほど大好き。冠の家族の方も栄依子に全幅の信頼を寄せている様子。

高校生とは思えない程身長が低く小さい体格の持ち主。体の成長が遅いようで、身長などの伸びがとてもゆっくり。小学生の頃から体型はほとんど変わっておらず、再会した栄依子を驚かせた。本人は自身の小柄さを「大器晩成だからひとよりも成長速度が遅いだけ」としており、いずれは周囲の人の身長を追い抜かすと息巻いている。胸の成長もサッパリであり「胸が成長するのは都市伝説」説の賛同者。ただし、ちゃっかりたまてよりも胸のサイズは大きい事が水着回で判明し、たまてを愕然とさせている。