卓m@s(ソード・ワールド2.0)蛮族軍団。
ラクシアで活躍するアイドル達の行く手を阻む屈強な蛮族(バルバロス)達。
ここではその勇名を列挙する。
この項目は、ネタバレ成分の塊です。動画視聴後に読むことを推奨します。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
エイギア地方 | 飛竜の爪 / 死神ウェルゼイと協力者 / イモータル・バルバロス / 蛮族都市ヴァンナム |
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レーゼルドーン奥地 | 蛮族国家オロン / 蛮族国家ウルス |
ザルツ地方 | クリズムンイベリス / 闇の霹靂 / オクトパス / 激怒の夜 / リドリー軍 / 狂喜の黄昏 銀牙兵団 / 漆黒の派閥 / カルブライト軍 / ジュリア軍 |
リーンシェンク地方 | ラザロ軍(※) |
ユーレリア地方 | ノスタル軍 |
リーゼン地方 | カナリス軍 / バウザー軍 / モルガン軍 |
カルゾラル高原 | タバルジド軍(※) / アルミラルダ軍(※) / ザザングロス / ハウプトマン男爵領 イルミニア共和国 |
ダグニア地方 | コボルドとウィークリングの隠れ里 / ディノ氏族 / オブレスタッド |
フェイダン地方 | ニルダネス村 / 黒の法典(※) / オーク軍 |
ディルフラム地方 | ディルフラム(※) |
その他 | アレス地方 / オルキス軍 |
(※)公式の蛮族組織、または公式のシナリオフックをオリジナル設定で肉付けしたもの
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
対抗PT:自由奔放ティダーンズ
レーゼルドーン大陸南部にある血まみれ山脈のネビューラ山に本拠地を置く巨大な蛮族組織。エイギア地方及びテラスティア大陸ザルツ地方を中心として活動する。その目的は邪竜オルクスの完全復活。
元飛竜の爪リーダーのギーグが言うには、「飛竜の爪とは蛮族が邪竜の爪となって動く組織」と説明している。
蛮族の各種族が軍団ごとに編成されている多種族からなる組織で高レベル蛮族を多数擁しており、中堅冒険者程度では傷もつけられない「蛮族大陸」 レーゼルドーンの脅威を確固たる物にしている。
飛竜の爪の裏にして中核部は覇王ガイゼルを始めとして、魔神貴族のアリネラや黒竜騎士デューガなど大破局時代に封印された高位の蛮族達が占めており、その封印が解けるに従って蛮族全盛期である大破局時代に暴れた凄まじい強さの蛮族達が表に姿を現し始めた。
種族ごとに編成された5つの軍団からなり、軍団はそれぞれ10ずつの隊に分かれている様子。
基本的に各軍に軍団長が1名、副団長が1~3名存在し、隊には隊長・副隊長が各1名ずつ配置。
一つ一つの軍が通常の蛮族国家に匹敵する組織であり、総数は少なく見ても1万以上はいると思われる。
所属蛮族は竜の模様を刻んだコインを所持しており、軍団に応じてコインの色が異なっている。また、軍団長の持っているコインだけは装飾が豪華。
赤、青、黒、緑の4種類が現在明らかになっていて、赤と黒はそれぞれ第3軍と第2軍のコインと思われる。
●軍団長:“覇王”ガイゼル
種族:エルダーヴァンパイアノワール(レベル30)
初登場:Session26
ブラッドトロールのギーグ亡き後に飛竜の爪を束ねる大ボス。ノワール一族の次期族長候補で、クリュー氏族の次期大長候補とされながら一族を出奔し、大破局に乗じて邪竜オルクスと結託、その封印を解くことで神々を滅ぼそうとした古代種のヴァンパイア。
ノスフェラトゥでありながら「太陽」を自らのものにし、そのために古代神を滅ぼそうという野望を持つ。そのため、ルミエル、イグニス問わず全ての神々は彼にとっては敵であり、倒すべき相手なのである。
特に祖である不死神メティシエを『太陽に屈した塵』と言い切るほど嫌悪しており、信仰もすでに捨てている。
だがそれでもその力は大神レベルにもおよび、
大破局時に君臨した蛮王のリーダー格であったシェザールにも匹敵する。
実質、伝承にもなっている六英雄を全滅させたのはこのガイゼルである。
当然その強さも凄まじく、レベル25以下の相手は『神罰(中)』で戦う事すらできず消滅。
さらに、戦闘フィールド全域にまで及ぶ特殊攻撃『黒の霧』で抵抗失敗した相手の最大HPを15も引き下げる。
(この能力でHPが0になった相手は即死亡)
打撃面では『2回行動』にプラスして脅威の『8回攻撃』(打撃点2d6+80)を持っていて、その牙による攻撃『吸血鬼』(2d6+120)は相手に与えたダメージ分のHPを回復する上に、HPを0にされた相手はハイレブナントにされ僕にされる(この能力は呪い属性)。
それだけでも強力なのに、HPと同時にMPにダメージを与える『魔剣ソウルクラッシュ』と、半径1kmの範囲にこれまたHPMP同時に蝕む『死の霧』を発生させる『黒死剣ゼーレ』の2本の魔剣持ちと言う凶悪武装。
魔法面では真語魔法と操霊魔法を極めているが、攻撃においてはどの真語魔法よりも強力なゼーレの『死の霧』があるため攻撃では使用せず、基本的に魔法は搦め手に使用してくる事の方が多い(例を挙げれば、テレポートでいきなり後列に飛び込んできたり、マナシールで戦術を制限したりなど)。
しかも『霧化』を持っているためMPをまず0にしない限り完全に滅ぼせない上に(黒死剣ゼーレの効果で1回だけ死の運命を覆す)、あらゆるダメージを半減する『闇の祝福』を持っている。さらにガイゼル自身の防護点42もあり、ティダーンズの火力を持ってしても一撃で大ダメージを与える事ができなかった。
まさに、大破局時代の蛮王に匹敵する事を象徴するかのような恐るべき戦闘力を持っている。それ以前に、どれほどの大ダメージをも癒す途轍もない再生力を持っているため、太陽の光が届かないところでは絶対に倒す事ができない。そのため、ガイゼルを倒すには太陽神ティダンの神聖魔法デイブレイクは必須である。ちなみに、とある理由のためADは持っていない(理由は後述のAD項目参照)。
ロアンにして他の軍団長とは格が違うとまで言わしめ(実際飛竜の爪の事実上の総帥であり、軍団長職は便宜上就任していた可能性が高い)、妹を取り戻しに来たロアン本人を一蹴。魔力の源となる邪眼を奪い取った。
●側近1:“蠱惑姫”アリネラ→”蠱惑の魔貴族”アリネラ
種族:サキュバスエクスタシー(レベル13)→デーモンノーブル(レベル25)
初登場:Session18
トールと共にピルクスの遺跡で待ち受けていたサキュバスエクスタシー。
カシュカーン襲撃時にも儀式の間にいた事から、何かしら裏で暗躍していると思われる。
ピルクスの遺跡では魔神フォルゴーンをお土産代わりに置いて撤退した。血を見るのと悲鳴を上げて人族がのた打ち回るのを見るのが好きらしい。
実は、このサキュバスエクスタシーの姿は借り物であり、大破局時代にガイゼル共々封印されたために未だに飛竜の爪の本拠地である塔の中でしか全力を発揮できない。本来の姿は魔界に君臨する魔神貴族の1人で、魔神将を上回るれっきとした最高位クラスの魔神。
相変わらずガイゼルに心酔しており、ガイゼルのためにティダーンズを倒そうと戦いを挑んだ。真語・神聖・操霊魔法を極めており、生命抵抗判定失敗で防護点を20も減少させる『蠱惑の瘴気』や精神抵抗力判定失敗で相手の追加ダメージに-20のペナルティを与える『蠱惑の愛撫』。さらに高魔力による『強化魔力撃』、3回の『連続魔法』など厄介な能力目白押し。
また、寄り代のサキュバスエクスタシーの体を捨て去ったためか本体にはADが装備されていない。連続魔法を利用したスロウなどの搦め手やイモータルでティダーンズを追い込もうとするが、パーフェクト・キャンセレーションを覚えたリョウによって全て解除されるなど、この頃のティダーンズにはあまり効果が無かった。
最後までガイゼルのために尽くそうとしていたが、結局最期はそのガイゼル本人によってオルクスの贄にされてしまう。
●魔神将:“四刀流”ベルガ
種族:ザンガルスブラッド(レベル23)
初登場:Session26
蠱惑の間にてアリネラと共に現れた魔神将クラスの魔神。
どうやらガイゼルではなくアリネラに仕えているらしく、飛竜の爪に属する者ならば持っているはずのADを持っていない。神聖魔法15を持っており、さらに4本腕にそれぞれ2回攻撃と連続攻撃Ⅱを持つかなり強力な魔神。
●側近2:エンネ
種族:リャナンシーアサシン(レベル15)
初登場:Session21
カシュカーン襲撃の指揮官的存在のリャナンシーアサシン。データ的には公式のリャナンシーアサシンに真語魔法を付加したもの。
メイド姿でグレンに近づき、変化の吸血でその能力を少しずつ奪っていった。しかしハルカにリムーブカースで変化の吸血を解除され、プランBとしてマグダレーナを生贄にカシュカーンを吹き飛ばそうと考えた。
元々はグレンの姿を借りて人族の軍を指揮し、霧の城に乗り込むつもりだったらしい。
ガイゼルを巡るライバルなためか、アリネラとは仲が悪い。
邪竜の眷属Lv13を3匹召喚してティダーンズに大打撃を与えた。
●副団長:“阿形”ズイカク&“吽形”ショウカク
種族:ヘカトンケイレスロード(レベル16)&ファイガジャイアント(レベル17)
初登場:Session22
第一軍の副団長を務める8部位巨人ヘカトンケイレスロードと2部位巨人ファイガジャイアント。なお、魔物知識判定の表記ではショウカクはファイアジャイアントになっている。
オルクス研究所にてロアンの妹ルエリの監視をしていた。二人合わせると第三軍団長リーフェンよりも実力が上らしい。
共にAD(強)を持っており、ティダーンズの攻撃をもってしても簡単には打ち抜く事ができなかった。蛮族の範疇内ではあるが真っ当な性格の持ち主であり、共に相棒が倒れると怒りで攻撃力が+15される『友情の激怒』と言う主人公的なスキルを持っている。
●一番隊隊長:“村潰し”ボルガノン
種族:ハイトロール(レベル10)
初登場:Session11
誇り高きハイトロールの神官戦士。元八番隊隊長ガロウズの師匠で、ガロウズを討ち取った強き者との戦いを求め自ら出陣。村人達を守る為に殿を務めていたティダーンズと、橋上で激突する。
アイの愛剣ホムラは元々は彼の物であり、マルチアクションと魔炎剣ホムラの特殊攻撃『魔炎の渦』による脅威の三回攻撃を繰り出し、さらにはMPが尽きた後はバーサークで狂戦士化しアイやマイを一撃で気絶させるなどティダーンズを苦しませた。
※最終話以降、ティダーンズが竜王を滅ぼすほどの力を得たために、後にそのティダーンズを1人で追い詰めたボルガノンが信じられないような言い伝えとして語られている。
●元八番隊隊長:“人喰らい”ガロウズ
種族:トロール(レベル8)
初登場:Session5
八番隊を率いていたトロールの神官戦士。ロアンを連れ去った際、使い魔からの依頼で取り返しに来たティダーンズと激突する。愛剣である魔剣ゾルガーンで多くの冒険者達を葬り去ってきた。
仲間思いの良き隊長であり、死した後でも視聴者からの人気は高い。かつて部下であるトールの命を助けた事があり、それ以来トールに絶大な信頼を受けてきた。トールが復讐鬼と化したのはガロウズの死が最大の影響を与えているのだが、ガロウズ自身はトールの復讐を望んではいない。
魔改造され荒れ狂うトールに心を痛めていたが、リョウにポゼッション(本来人族以外は呼ばれない(※1)のだが、超英雄ポイントによる奇跡で可能にした)で呼ばれる形でトールを厳しく叱り諭した。
●現八番隊隊長:“復讐鬼”トール
種族:ダークトロール(レベル12)
初登場:Session11
ガロウズ亡き後八番隊を率いているプレイヤータイプのダークトロール神官戦士。上司のガロウズ、上司の師匠ボルガノンが倒されるのを見ている事しかできなかった自分の弱さを悔い、いつかはティダーンズを倒して彼らの墓前に花を添えるために、ただひたすら戦いを続ける武人。
『穢れし髑髏の魔剣』を手に、部下5人を引き連れて古代都市ピルクスの遺跡でティダーンズを待ち受けた。
唯一ティダーンズと4度も邂逅し(最初の一回は船上で見ていただけ)、ティダーンズにライバルと言わしめた
ただ1人の蛮族でもある。
最終的に復讐心のあまり自らの強化のみを考え、最終的には自ら第五軍の研究に身を投じてしまう。
●魔改造生物兵器:“狂気の復讐鬼”トール
種族:ダークトロール+魔剣(レベル12)
初登場:Session26
八番隊隊長のトールがゲルゲドの魔改造を受け変貌した姿。
すでにその意識は魔剣に飲み込まれており、今や狂気に駆られて荒れ狂う魔獣でしかない。
穢れを力に変える能力を有しており、倒した相手の穢れを吸収しさらにレブナント化を防ぐ魔剣ライフスティールによって相当な強化が成されている。
その実力はと言うと、打撃点を45も引き上げる穢れの一撃による薙ぎ払いは恐ろしいまでの威力を誇り、防御面でも35点までのあらゆるダメージを遮断するAD(極大)を持っているためほぼ万全と言える。
また、このトールは実はそのコアとなっている部分が魔剣ライフスティール(HP1000)にあり、魔剣の効果で
トールがいくら倒されてもその度に再生されて戦闘を続行する。
さらにこの魔剣自体にもダメージを与えた相手の最大HPを引き下げる効果や、対象範囲の全ての敵のHPを吸収し魔剣の傷を癒す『生命力吸収』など厄介極まりない能力を有している。
魔剣が打ち砕かれた後、ポゼッションで呼ばれたガロウズ(本来ポゼッションで呼べるのは人族(※1)だけだが、超英雄ポイントで可能にした)に諭され、ハルカのピュリファイ・ソウルで安らかにこの世を去った。
※1
現行ルールでは効果範囲が転生していない人族・蛮族にまで拡大しているため、力技(と言う名のGM裁定)を使わなくてもポゼッションを普通に使用するだけで可能になっている。
●軍団長:不明
●副団長:ロベルド
種族:オーガウォーロード(レベル13)
初登場:Session21
部隊を率いてカシュカーンのティダン神殿を攻めたオーガウォーロード。
邪竜の眷属同様、20点までのダメージを無効化するアブソリュートディフェンス(中)を持つ。
●軍団長:“赤男爵”リーフェン
種族:ドレイクレッドバロン(レベル12、竜形態レベル13)
初登場:Session14
第三軍団を率いるドレイク軍団の軍団長を務めるドレイクレッドバロン。爵位は男爵だが、その力量は子爵級をも上回り、独自の領土を持つ。ダークナイト兄弟を容赦なく爆殺したため、ティダーンズが仇討ちに本拠地まで乗り込んできて激突する。
部下は全て使い捨ての手駒のようにしか思っていないため、特に下級の蛮族からも恨まれている。竜化時はまさにドレイク・バイカウントに匹敵するステータスを有しており、子爵級以上しか持っていないはずの
『エネルギーブレスⅡ』や『輝く鱗』を持っている。
その上、持っている魔剣シュトゥルムの特殊効果の影響もあり、途轍もない回避力と連続主行動による四回攻撃。さらには竜化直後の主行動と言う凶悪なまでの力でティダーンズを圧倒した。
人族を家畜と侮る傾向があり、敗北もそれによる油断が最大の原因だったと言われている。
●副団長:ドレイクバロン三人
種族:ドレイクバロン(レベル9、竜形態レベル10)
初登場:Session14
リーフェンの部屋の前を守っていた男爵級ドレイク三人。通称残念トリオ。命中率強化のカスタムアイアンゴーレム二体を引き連れてティダーンズの前に立ち塞がった。三人とも剣のかけらを10個ずつ付加され強化されていたのだが、ほとんど見せ場も無いまま1人1ラウンドで殲滅されてしまった。
※三人の内二人が黒のサイクロプス隊ピヨネッタの元配下だったのだが、ピヨネッタの描いていた薄い本の話を大幅に誇張させ反逆罪に仕立て上げ、その見返りとして副団長の地位を得たらしい。
●エルト&デルト
種族:ダークナイト(各レベル10)
初登場:Session13
リーフェン配下のナイトメア兄弟。魔道にも精通したワイバーンライダーで、空中でティダーンズの乗った飛行船を撃墜。落下したティダーンズに止めを刺すべく襲撃をかけてきた。
大量の魔晶石を持っていて、何の遠慮もなくエネルギージャベリンを拡大させて放ってくる。
●軍団長:ルエリ(元々はロアン)
ロアンの妹のバジリスクで竜族に造詣が深く、ガイゼルから無理やり邪竜の研究をさせられていた。
なお、軍団長としての立場は名目上のものであり実権は副団長のオリガが持っていた。
詳細は自由奔放ティダーンズ記事のルエリの項目参照。
●副団長:オリガ
種族:トパーズバジリスク(レベル12、魔物形態レベル13)
初登場:Session17
第四軍団の副団長を務めるトパーズバジリスク。クールでほとんど熱くならず、淡々と任務を進めようとする性格。
ルキスラ帝国で幻獣の卵を生贄に穢れの水晶の封印を解こうとして、卵を取り返しに来たティダーンズと激突する。
スロウの魔法による搦め手でティダーンズの回復役であるハルカの動きを封じるなどして彼女らを苦しめる。
●軍団長:不明
●副団長:“魔改造博士”ドクターゲルゲド
種族:ギルマンロード(レベル11)
初登場:Session16
魔改造を得意とする博士であり、副団長のギルマンロード。
基本、自らが開発した生体兵器ゲルゲド君シリーズを前面に押し出し、自らは後方から遠隔攻撃する。
海賊退治に来たティダーンズの前に立ち塞がるが、ゲルゲド君765号が劣勢になるや早々に撤退する。人族はゲルゲド君シリーズの部品にしか考えておらず、生きたまま体の一部を抉り取ったりとかなり残虐な事を平然と行う外道な性格。
次にティダーンズと相対したのは飛竜の爪の本拠地。
その頃にはついに小神レベルの魔改造アンデッドを生み出す事に成功している。
最終的には、自ら魔改造を施したトールの手で殺されてしまった。
●量産型ゲルゲド君&改良型ゲルゲド君
種族:魔改造生物兵器(量産型:レベル6、改良型:レベル8)
ゲルゲドが生み出した魔改造アンデッド。
量産型と改良型の違いは遠距離武器のガンを持っているかどうかくらい。
共に乱戦状態になった対象を巻き込んで自爆する、いわゆるアンデッド爆弾。
●ゲルゲド君765号
種族:魔改造生物兵器(レベル11)
ゲルゲドが捕獲した人族の体を使って生み出した魔改造アンデッド。ゴーストシップに乗ってゲルゲドと共に現れ、
人族を生きたまま解体し、その苦痛や嘆きを糧とするなど、とにかく外道な作られ方をした。
見た目はアンデッドのタコみたいな姿で、そこに嘆きの顔が付いたような形。
●ゲルゲド君999号
種族:魔改造生物兵器(レベル22)
飛竜の爪本拠地にてゲルゲドと共に現れた魔改造アンデッド。
今度は人族の脳髄から神経を直接連結させる事で能力を上昇させると言う、かなり外道な方法を取っていた。
巨体に5本の触手を持ったアンデッドで、AD(強)を持ち、胴体は相手を取り込み毒素を持って死亡させる能力を持っている。さらに、その体にはゲルゲドが開発したソード・アックス系武器でのダメージを軽減する「ゲルゲド製・対刃装甲」とガン属性のダメージを軽減する「ゲルゲド製・対魔動機術装甲」を装備している。
●“狂気の復讐鬼”トール
第一軍の“狂気の復讐鬼”トール参照
●十番隊隊長:“改造屋”ズード
種族:ギルマンコンジャラー(レベル7)
初登場:Session7
開発したズード君36号を使ってマーマンを助けに来たティダーンズと戦ったギルマンコンジャラー。見ただけで相手の戦闘力を見抜く眼力を持っている。
●ズードくん36号
種族:魔改造生物兵器(レベル6)
ズードがいくつものマーマンの体を組み合わせて作った魔改造生物。
頭から炎を吐き、胴体からは電撃を放出。さらに左右の触手に尻尾には毒針とかなり厄介な武器が満載。当初その情報を聞いたマイは、頭部はレッサードラゴン、胴体はドラゴンフォートレス、腕はクラーケン、下半身はペルーダの合成魔獣と考えていた。
初登場:Session24
覇王ガイゼル直属の、トロール族で結成された飛竜騎士団。
ブラッドトロールがレッサードラゴンを騎竜に使っているあたり、個々がデュボールの竜騎士並、もしくはそれ以上の力を持っていて、それが最低でも8組存在。さらに団長のデューガに至っては騎竜がグレータードラゴンと言う事もあり、明らかに人族の竜騎士を遥かに上回る力を持つ。
団員全てがAD(強)を持っている上に凶悪な効果を持つインスタント・ブランデッドを使用するため、五騎一編隊だけでもダーレスブルグ、ルキスラ、フェンディルの精鋭部隊が束になっても歯が立たないくらいの実力がある。
●軍団長:“黒竜騎士”デューガ&“黒竜”ジュアル
種族:トロールナイトロード(レベル20)&ダークグレータードラゴン(レベル20)
部下達にエイギア地方の砦を急襲させて精鋭を釘付けにさせ、ダーレスブルグの首都に自ら乗り込んできた飛竜騎士団の団長。
デューガは大破局時代に暴れていた強大な蛮族であり、大破局から300年もの間五感の働かない深淵の中にジュアルと共に封印されていたために、生を実感できるほどの強者との戦いを渇望していた。良くも悪くも
戦神ダルクレムを信仰するトロール族らしい武人。逆にジュアルは目の前に相対する相手をエサとしか思っておらず、戦いをただの狩りとしか考えていない。そのため、戦いに敗れた者はジュアルによって捕食される末路を辿る事になる。
デューガ、ジュアル両者とも邪竜オルクスの加護を受けており、騎手騎竜共に強靭なAD(極)を身に纏っている。黒竜ジュアルはグレータードラゴンではあるものの、『黒炎のブレス』や真語究極魔法『メテオ・ストライク』などを使用し、その実力はエルダードラゴンに限りなく近い。幻想都市ピルクス3週目で邪竜の眷属を撃破した後に出てきたダークグレータードラゴンでもある。その性格上の事もあり、アイとはまさに『喰うか喰われるか』の激闘を繰り広げた。
一方の騎手である黒竜騎士デューガ自身も『インスタント・ブランデッド』や、『マルチアクション』を利用した『強化魔力撃』の二連撃と『フェイタル・エクスプロージョン』のコンビネーションを駆使して単騎でアイをたった1ラウンドで死亡させ、ティダーンズの前衛をあっという間に壊滅させるほどの力を持つ。
●“邪竜”オルクス→“邪竜王”オルクス
種族:ダークエンシェントドラゴン(レベル??)→ドラゴンロード(レベル48)
初登場:Session19
飛竜の爪の背後にいる存在。神紀文明シュネルア時代以前、始祖神ライフォスが生まれるよりも遥か昔から存在したとされる古竜(エンシェントドラゴン)であり、世界に3体のみ存在する竜王(ドラゴンロード)の1体。
その力は古代神級とも言われる。かつて神々の支配に抗い、己に従う竜族を率いて戦いを挑み、神々を苦しめるも最後は始祖神ライフォスに封印される。しかし、この戦いでルミエルの神々の力を削がれたためにイグニスの神々の侵攻を許してしまったと言われている。
次に姿を現したのが大破局時代。ライフォスの封印の力でかなり力を失っていたとは言え、それでもその力は強大。圧倒的な力で六つの国を滅ぼしテラスティア大陸を蹂躙し、六英雄の神官エリーゼが騎士神ザイアをコールゴッドしたが、それでもレーゼルドーン大陸に押し戻すのが精一杯とされるほど。また魔動機文明時代に栄えたピルクスも滅ぼされた都市のひとつであり、幻想都市ピルクスでティダーンズが遭遇している。
大破局時のオルクスはLv25以下の相手を瞬殺する神罰(中)と、あらゆる攻撃を遮断するアブソリュートディフェンスを持っていたが、これはまだ全力ではなくライフォスの封印解放が不完全だった状態。それでもその時点で大神をも上回る力を持っていた。その後、オロナ博士が作り上げた5本の破邪の聖剣と六英雄のリーダーロイドが所持していたルミエル第二世代の聖剣イスティアによって封印された。
その時の戦いは伝説となって吟遊詩人達によって謳い語られている。それから300年の時を越え、覇王ガイゼルによって始祖神ライフォスの封印からも解き放たれ、ついに完全な力を取り戻す。その力たるや、あらゆるステータスがNo Dataと解析すらできず、まさに古代神級。
さらに古代神のみしか持ちえないレベル35以下の対象を抵抗の余地なく一掃する神罰(大)に加え、守りの面ではあらゆる攻撃を無効化する「邪竜王の鱗」にあらゆる精神効果を無効化する「竜王の威厳」、いかなる傷をも瞬時に塞いでしまう「深淵の祝福」を持っており、もはや必要なくなったためかアブソリュートディフェンスが無くなっている。
攻撃面では射程100km半径100kmの範囲に9999の無属性魔法ダメージを与える「究極ブレス」に、半径100kmの選択した敵全てのHPとMPに5000の魔法ダメージを与える「竜王の咆哮」と言う、まず使われたら耐え切れない大技ばかり。
かつて神々を追い詰めたと言うその力は決して誇張ではなかった事が伺われる。
※「破邪の聖剣」を使う事で、HPMP2000に引き下げ、さらに「破邪の光」で攻撃に100の追加ダメージを与えられるようになる。破壊的ダメージの全ての攻撃の威力も激減し、ようやく討伐可能レベルになった。とはいえ、それでも防護点や生命抵抗、精神抵抗などの全てが60というとんでもない値を示している(破邪の光の効果によってそこからさらに全パラメータに-30されている)。
●邪竜の眷属
種族:魔法生物(レベル13、15、20)
初登場:Session19
大破局時代にピルクスの街を襲ったと思われる邪竜王オルクスの眷属。その姿はまるで影がそのまま実体化したかのような姿をしており、外見だけで恐怖を誘う。カシュカーン襲撃の際にエンネに呼び出された眷族のレベルは13。これはまだ完全に力を取り戻せていないためであり、大破局時のレベルは15だった。ちなみに、飛竜の爪の本拠地にもレベル13に混じってレベル15の眷族が3体現れた。
魔物知識判定の知名度の目標値がレベルに対して極めて高めになっており、緒戦ではティダーンズは正体を知らないままの戦いを強いられ、操霊魔法を極めた者のみが使える死の雲、『デス・クラウド』によって初の全滅へと追い込まれた。
2度目の遭遇時に能力の詳細が判明し、上記の操霊魔法レベル15に加え、20点までのダメージを遮断するアブソリュートディフェンス(中)、『強化魔力撃』を三連撃で繰り出す『連続攻撃Ⅱ』、毎回手番の終了時に20点回復する『常闇の再生』、更に複数宣言=3回を持っている事が分かった。
カシュカーン襲撃時ではレベルが15から13に下がっているものの、ヘイストやバインドオペレーションなど厄介な魔法に加え、高知力のエンネに指揮されていた事もあり幻想都市で戦った時よりもずっと手強くなっていた。そしてオルクスが完全復活したSession27ではついに完全体とも言えるレベル20の眷属が登場。レベル15までの能力に加えて、アブソリュートディフェンスが35点までのダメージを遮断する(極大)に強化され、『常闇の再生』も50点に増加している。
※ただしセッション26以降に登場した眷族はティダーンズがはるかに強くなっていたため、レベル20の眷属といえどその能力を発揮する暇も無く倒されている。
復活した邪竜王オルクスの元に集ったオルクスに従うドラゴン軍団。
種族で言うと、エンシェントドラゴンが下記の2体、エルダードラゴンが10体、そしてグレータードラゴンとレッサードラゴンが合わせて最低100体は存在する。
●“冥竜”タルタロス
種族:エンシェントドラゴン(レベル33)
初登場:Session27
邪竜王オルクスに付き従う2体の古竜(エンシェントドラゴン)の1体であり、ティダーンズがルデア山脈の古竜アーデルタイドに邪竜王オルクスの情報を求めに行った際に、この一帯の竜族に従属を強要しにきた漆黒の鱗を持つ古竜(エンシェントドラゴン)。
その口ぶりからは同じ古竜のアーデルタイドを凌ぐ実力を持つようであり、また配下として複数のエルダードラゴンやグレータードラゴンなど高位に当たるドラゴンや邪竜の眷属を引き連れており、エンシェントを冠する竜族であることが垣間見える。
その後、ドラゴンズヘブンの入り口にて、雷竜ユピテルと共にティダーンズを迎え撃った。
ダメージ固定値270の『全力ブレス』と630の『超全力ブレス』と言うふざけた超強力なブレス攻撃を持っており、それぞれチャージに2R、6Rかかるものの発動すればまず間違いなく眼前の敵全て灰燼と化す。ちなみに、タルタロスの普通のブレスである『冥竜のブレス』ですらも、ブレス系を20点も軽減する防具を纏っていたティダーンズですら90前後のダメージを受けている。大破局時代、ピルクスの防衛砲台を一撃で破壊したはこのタルタロスだった可能性も。
●“雷竜”ユピテル
種族:エンシェントドラゴン(レベル32)
初登場:Session27
邪竜王オルクスに付き従う2体の古竜(エンシェントドラゴン)の1体で、幻獣の麒麟とよく似た姿をしたドラゴン。
強力なブレスによる遠隔攻撃を得意とするタルタロスに比べ、比較的近接攻撃向きの力を持った古竜である。
こちらもタルタロス同様、実力ではアーデルタイド以上らしい。
冥竜タルタロスと共に、ドラゴンズヘブンの入り口でティダーンズを迎え撃った。
落雷、放電、帯電、雷帝などの多種多様な雷を操る能力を要しており、その力はまさに“雷竜”に相応しいもの。
身を固める鱗による防護点も最大49、最低でも44と言う常軌を逸した数値を示している。
※だったのだが、結局タルタロスがブレスのチャージをしている間にティダーンズの猛攻の壁となったため、爆発的な火力に耐え切れずわずか1ラウンドで倒されてしまった。
最近、エイギア・ザルツ地方の蛮族達を中心に身に付けている、あらゆる物理、魔法攻撃を遮断する見えない壁。
元々邪竜オルクスの持っていた力で、飛竜の爪においてオルクスの魔力を蛮族に付与する事によって使用できるようにした。
15点まで遮断する弱、20点まで遮断する中、25点まで遮断する強、30点まで遮断する極、そして35点まで遮断する極大の五種類存在し、飛竜の爪で上位に該当する蛮族ほど強力なADを持っている。
ロアンが言うには、このADが発現し始めたという事実は、邪竜オルクス復活も間近であると言う事実と同意らしい。
しかし、ADを持っていた蛮族はオルクス復活の際にことごとく消滅してしまった。
この生贄機能は元々判明していたとは考えがたい。(ADの開発者と推測されるゲルゲドもADを装備していた)
そのため、飛竜の爪の蛮族達は復活したオルクスが自分達を抹殺することなど想定してなかったと思われる。
しかしガイゼルだけはこのことに気づいていた(オルクス自身から聞かされていた?)らしく、ガイゼルだけはADを装備していない。
また、このADはどうやらオルクスの守りの要である『邪竜王の鱗』が始祖神ライフォスによって封じられていた際に臨時の守りとして生み出した技術だったらしく、邪竜王としての完全な力を取り戻したオルクスにはADが装備されていなかった。
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
対抗PT:自由奔放ティダーンズ
覇王ガイゼルを倒した自由奔放ティダーンズに対し、その復讐のために付け狙う死神ウェルゼイとその協力者達。
現在、飛竜の爪の本拠地『嘆きの塔』があった場所に同じ塔を再建し本拠地としている。
●リーダー格:"死神"ウェルゼイ→"赤の死神"ウェルゼイ
種族:エルダーヴァンパイアノワール(レベル36)→(イグニス解放:レベル42)
飛竜の爪第一軍軍団長ガイゼルと親友でもあり、同じくメティシエへの信仰を捨てたエルダーヴァンパイアノワール。ガイゼル同様神々を倒す事が目的なのだが、ガイゼルが邪竜王オルクスと協力する道を選んだのとはまた別の道を選んで行動を取っていた。
『剣のゆりかご』と呼ばれる泉で始まりの剣イグニスの力に触れ、古代神にも匹敵する力を手に入れた。しかし、同時にイグニスの特徴とも言える破壊衝動に取り付かれてしまい、彼の目的が神々を含むありとあらゆる生命を滅ぼし尽くす事へと変貌したためガイゼルも彼とは袂を分かつ事となった。
イグニスの加護を受けているだけにその実力は凄まじく、イグニス解放前ですら上位の大神に匹敵する。
そのHPはなんと42000。古代神の持つ『神罰(強)』に加え、全ての移動がテレポートとなる『ダテレポ』、イグニスに関係するあらゆる攻撃を半減させる『闇耐性』、始まりの剣の加護を持たないレベル35以下の相手のあらゆる攻撃を無効化する『イグニスの守り』、あらゆる傷を塞ぐ再生能力を持ち合わせている。
攻撃面ではあらゆる戦闘技能を極めると同時にガイゼル同様『8回攻撃』を持ち、それを『3回行動』で繰り出してくる。魔法面では真語魔法と操霊魔法を極めつくしており、しかも無限のマナによって補助動作で繰り出してくる。その他、これまでに戦った敵の技を記憶から引き出して放つ『想起複製』に、半径100kmの相手にイグニスの神気を叩き込み半減不可の2000魔法ダメージを与える『神気解放』を持っている。
そしてイグニスの力を解放する事によりレベルが一気に42と古代神クラスにまで上昇。そのHPも142,000と言う、途方も無い数値を指し示している。
能力も、始まりの剣の加護を持たないレベル41以下の対象を抵抗の余地なく一掃する効果が追加された『イグニスの守り』に、あらゆる不利な状態異常を解除する『イグニスの結界』。攻撃ではLPを2点分直接狙い撃ちにする『フレア』やHPMPに10000ダメージを与える『ホーリー』、半径1000km内の全てのキャラを対象に「2D6×500」点の魔法ダメージを与える『フレアスター』、1ターンの『魔力圧縮』後に喰らえば確実に即死する『アルテマ』を放ってくる。まさに、始まりの剣の加護を受けただけはあるとんでもない実力を持っている。
●ラスボス:破壊するもの(イグニスの化身)
種族:始まりの剣の化身(レベル50)
始まりの剣イグニスがウェルゼイの身体を喰らい、あらゆるものを破壊するための破壊衝動の化身となった姿。
その力はありとあらゆる存在をも凌駕し、古代神ですら足元にも及ばないほどの力を持つ。HPはなんと1億。
『絶対支配』により如何なる力を持ってしても先制を取ることはできず、『絶対守護』によってあらゆる攻撃を無効化
する。
さらに『剣の舞』によって100万(LPには1万)の打撃点で3回攻撃を繰り出し、3の倍数のターンには自らの存在する次元にいる全ての対象に1000万のダメージを与える『ビッグバーン』を放ってくる。
まさに全ての生命を破壊するために生まれた存在といっても過言ではないだろう。
また、ラウンドに一度、レベル30の『破壊の使途』を100体生み出す能力を有しており、その使徒は12体存在すれば『破壊するもの』を別の次元に転移させる能力を持つ。
※圧倒的な力でティダーンズを壊滅状態に陥れるものの、始まりの剣カルディアの導きにより、妖精神アステリアや太陽神ティダンを始めとした神々、地上の仲間たち、地獄にいる飛竜の爪第一軍のガロウズ、トール、ボルガノンなどの蛮族達。そしてあの世にいるマイの夫クルスやオロナ博士と、ラクシアに存在するありとあらゆる種族の祈り(信仰)を受け、一時的に古代神をも上回る超神戦士となったティダーンズの前に1ラウンドで破壊された。
●協力者:"英雄を屠る巨人"バルバロス
種族:オメガジャイアント(レベル31)
大破局時代に軽く百を超える英雄達を葬り去ってきた伝説の巨人。大破局終結と同時にその姿を消したが、現在はウェルゼイに付き従っている。
部位数が3あり、しかも上半身HP2000、両腕HP1600、下半身HP2500と馬鹿げたステータスをしている。
さらに個人技能に至っては、
『複数宣言3回』、命中+17にダメージ+32の『巨人の一撃』、
イモータルを無効化する『無敵耐性』、毎ラウンドHP1000回復する『暗闇の再生』、
半径1km内のキャラクター全てに生命抵抗力判定失敗でHPMPに200の魔法ダメージを与える『原始の怒号』、
精神抵抗力判定失敗で1Rの間全ての判定に-8のペナルティを与える『原始の咆哮』、
大地を踏み鳴らし抵抗失敗した相手に150のダメージを与えた上に転倒させる『震脚』を持つ。
さらに両腕には『3回行動』に射程内の対象のHPを強制的に0にする『ワールドデストロイヤー』、
回復魔法を使った者に必中の反撃をする『断罪の反撃』、
アイテムを使った者に必中の反撃をする『絶望の反撃』、
6ゾロを出した者に必中の反撃をする『灼熱の反撃』、1ゾロを出した者に必中の反撃をする『殺戮の反撃』と言う、どこぞの英雄殺しが持っていそうな技を使ってくる。
それに加え、常時薙ぎ払い効果を持つ全長100mもの巨大な『魔剣ヨトゥンヘイム』もあり、これまでにない凄まじい強さを誇っている。
●“暗黒騎士”ザンデル
種族:人間(レベル27)
ウェルゼイが送り込んだ最初の刺客。ミノル・ヤマモトの登録名でラクシア最大トーナメント(無差別部門)に出場し、圧倒的な強さで準決勝まで勝ち進む。
本来はただの人間であり、魔剣「ザールギアスの鎌」により邪悪な意志と力を植え付けられていた。準決勝でアイに敗れ、魔剣の所有権を失ったことにより正気を取り戻す。
登場卓:レーゼルドーンの新都市発展記⇒北都の剣(?)・開拓者inエイギア(妄涼P)
対抗PT:問答無用!ブッタギレイヤーズ
エイギア地方に存在する蛮族組織の一角で、主としてメティシエを信仰する危険な組織。
その目的はこの地域の制圧とされているが、メティシエ信仰が主だけにそれが本当の目的かは不明。
現状では人族を唆して生贄をささげさせたり、村一つを制圧して一部の村人をレブナント化するなどの暗躍が確認されるのみで、全貌はいまだ謎に包まれている。
一定の範囲の生物を生きたままアンデッド化させ、さらに術を解いてもアンデッドになってしまった対象はそのまま消滅するという凶悪な魔法を開発、さらにそれを用いて村一つを壊滅させるなど、極めて危険な組織に成長しつつあることが伺える。
より詳しくは問答無用!ブッタギレイヤーズの当該項目を参照。
●総帥:“死竜”ダグナス
種族:エンシェントドラゴン(レベル36)
イモータル・バルバロスの創設者にして総帥。数え切れないほど多くの人間を殺してきた古竜。大破局時にはアンデッドの軍勢で3つの大国を攻め落とし、島1つを沈めたとされる。
●第1師団師団長:ジュナス
種族:ヴァンパイアノワール(レベル25)
眠りについている死竜ダグナスに代わって組織をまとめるイモータル・バルバロスの実質的なリーダー。
●第2師団師団長:エリス
種族:リャナンシーアサシン(レベル15→18)
リャナンシー三姉妹の長女(次女はブッタギレイヤーズの一員ローゼで三女は第4師団師団長アンネ)。妹二人を溺愛しており、妹のためならば組織の利に反する行動をとることがある。
●第3師団師団長:ヴィガジ
種族:ブラッドトロール(レベル13)
強固な魔法の鎧に身を包んだ肉弾戦タイプの師団長。副団長のノイエル、ビッテル(いずれもオーガウォーロード)と共にジェスタ博士の研究所を襲撃し、高い防御力でブッタギレイヤーズを苦しめるも、新開発された参式斬艦刀によって倒される。
●第4師団師団長:アンネ
種族:リャナンシー(レベル11)
兵士を同士討ちさせたり、マグダレーナ暗殺計画を立てるなどダーレスブルグで暗躍していたリャナンシー。
リャナンシーらしく享楽主義者の上、性格的にも部下に受けが悪くあまり評判がよくなかった模様。
というのは表の顔であり、彼女にもある事情があったことが戦闘前に判明。
結果的にどこからも疎まれて歪んでしまった面が少なからずあるようだ。
●第5師団師団長:ジオナス
種族:ダークトロールアデプト(レベル10)
第2師団の後詰としてカシュカーン攻めに参加していた第5師団の長。カシュカーンの衛兵や市民を多数血祭りに上げたが、成長したブッタギレイヤーズの敵ではなかった。
●第6師団師団長:カイール
種族:バジリスク(レベル9、魔物形態レベル10)
ブッタギレイヤーズが初めて遭遇したイモータル・バルバロスの幹部。
組織で開発されたオリジナルのメティシエ系列の魔法「サモン・カオスネイション」で一つの村の全住民を生きたままワイト化させ壊滅させた。人族を実験動物といい、生きたままアンデッド化させたことを己の理想といい、しかもそうなれたことをむしろ光栄に思うがよいと言い放つかなりの外道。データ的には神聖魔法(レベル7・メティシエ)が追加されていたが、その行為はブッタギレイヤーズの怒りを買い、その実力を発揮する間もなく倒された。
登場卓:群像劇ソード・ワールド2.0(トランスP)
対抗PT:フェアリークルセイダース
ダーレスブルグの遥か北に位置する蛮族都市。かつては小さな都市国家であり、ルナフォールというドレイクの氏族が治めていたころは人族との融和政策を取っていた。しかし13年前にとある組織と交戦状態に陥り、10年前に敗北。その際にルナフォール一族が滅ぼされたことで都市の支配権を全て奪われ、その都市としての性質もそれまでとは変貌してしまった。
現在のヴァンナムは人族・蛮族の混成による組織であることは変わらないものの、手段の選ばない侵略や略奪を繰り返す都市国家に成り果て、ダーレスブルグ公国からも危険視される存在。その例として対象全てを石化させ、無防備になったところを殺戮して村一つを滅ぼすという手口や、スカイシップである者を攫うための手段として目標以外の無差別殺戮を狙い、失敗するとすぐに非戦闘員全てを石化させて、スカイシップごと海に沈めるという凶悪な手法を取るほか、人質を平然と取って脅迫することも厭わない非道な都市国家と成り果てている。
簒奪された後のトップは謎に包まれており、その幹部クラスと思われる人物の登場はあるものの、その実力は底を見せていない。また純血のヴァンパイアや伯爵級以上のドレイクを屠っていることが明らかになっており、恐るべき何かを持った組織であることは疑いようがない。
ただしあまりに非道な策を使うようになったためか、内部でも抗争はあるようで一枚岩ではない部分も見られる。事実、関係者と思われる人物がマコトたちに有益な情報を提供したこともある。
●リーダー格:???
その存在は謎に包まれており、正体は一切不明。
詳細は不明だが、第一世代ハイマンの身柄やある遺跡の力を狙っているらしい。
●トモミ
現ヴァンナム幹部。
冷酷かつ狡猾な性格で、人の心を弄んだ残忍な策を平然と使う。組織内に『パパ』と呼ばれる人物がいる。
●リン
現ヴァンナム幹部。
享楽的な性格を持つトモミの相棒。高レベルウィザードで、特にペトロ・クラウドを好んで使う。
●ウィート
現ヴァンナム協力者。
詳細不明。誰かと瓜二つの容姿・声をしているらしいが……
●"片翼の蛇”リツコ・ルナフォール
種族:ドレイク
ルナフォール一族の女性。10歳にして騎士団隊長主席に着いた伯爵級ドレイク。使い手の速度・精度を大幅強化する生まれついての魔剣である【魔剣:秋月】の効果もあり、幼少にもかかわらず一族でも最強クラスの一人であった。戦争に敗れた際に従弟であるリョウを除く一族を全て殺害され、自身も魔剣・片翼・角を失い、そのまま行方不明になっていた。
本来のヴァンナムの都市国家の性質故か気性自体は穏やかで人族に対しても友好的。一族と食・酒を愛し、他者に対しても面倒見の良い性格。全盛期の力を失ったこともあり、国を落ち延びた後は冒険者の真似事をして生計を立てており、空腹で動けなくなっていたところで出会ったマコトたちを気に入り、PTに身を寄せることになる。
●リョウ・ルナフォール
種族:ドレイク
リツコの従弟。詳細は不明だが、現在の変貌したヴァンナムに人質として幽閉されているらしい。
レーゼルドーン大陸のエイギア地方よりさらに奥、公式でフォローされていない未知の領域に存在する蛮族組織。
蛮族に支配された大陸だけあり、強大な蛮族国家が登場している。
登場卓:続・小鳥さんのGM奮闘記(ブリッツP)
レーゼルドーン大陸の北西部に位置する蛮族国家。
人族、蛮族、魔神、妖精というあらゆる種族が共存する理想郷のような国。
ただし、その実態は支配者のリーファによる洗脳にも近い強引なやり方で共存させているような状態だと言われている。
●リーダー格:“紅の宝玉”リーファ
種族:ドレイクマーキス
オロンを支配する齢千年以上と言う侯爵位の女ドレイク。
圧倒的な魔力に加え、射程10kmにも及ぶ魔剣“龍神の鞭”を持ち、実力的には上位の大神に引けを取らない。
現在ティダーンズを何とか国民に引き込もうと努力をしているが、実を結ぶ可能性は低いと思われる。
登場卓:レーゼルドーンの開拓者たち/愛はウルスを救う(開拓流行れP)
対抗PT:宗境なき救世修道会
レーゼルドーン大陸の北東部に存在する、ル=ロウド信徒の蛮族達によって建国された遊牧国家。
レーゼルドーン大陸全体の1/3をその支配下に置いている。
指導者階級はカーンと呼ばれる者達で、中でも王かそれに類するものは“偉大なる”カーンと呼び区別している。なお、“最も偉大なる”カーンは対外的には侯爵(マーキス)を名乗るドレイクの王であるとのこと。
レーゼルドーンの統一後を見据え、人族社会とそこに潜むバルバロスを調査するために人員を派遣している。
彼らは人族に協力を促すためにダイヤモンドを持ち歩いている。
斥候からの連絡が途絶えたことと、狂信的な竜族のラーリス神官団や野良魔神が多く観測されていることから、人族領域からはむしろ関わりを避けて距離を取る方針である。
ウルスでは八極旗と呼ばれる八人のカーンが最上位に君臨し、その下に多数のカーンが割拠している。
支配階級は養っている人族の数(と当人の強さ)によって士族級、男爵級、子爵級、伯爵級、侯爵級とランク付けされ、カーンの尊称で呼ばれるようになるのは男爵級~子爵級から。
大半はウルスが小集団だった頃からのメンバー。一応全員が対等ということになっているが、民からは以下の紹介順に序列があるものと見なされている。なお現時点では八人目は判明していない。
●黒色旗:“最も偉大なるカーン”
種族:ドレイクマーキス(自称)
八極旗の中で最強の存在。マーキスを自称しているものの、実力的には完全に詐称とのこと。
熱心なル=ロウド信者であり、ウルスの礎を築いた人物。畏れ多いとして名を直接語られなくなって久しいため、現在ではその名を知る者は殆どいない。
宗境なき救世修道会の一員クーラン・レイの父親でもある(クーランは“最も偉大なるカーン”の娘でありながら魔剣を持たずに生まれてきたため、ウルスを出奔)。
●赤色旗:“輝ける巨人”
種族:ジャイアント
神話時代から生きているとも言われる穏やかな性格の巨人。“最も偉大なるカーン”の盟友。
●白色旗:“完璧なる者(アルティメット・ビーイング)”
種族:ヴァンパイアブランシュ
ウルスに住む全ヴァンパイアを支配・総轄しているというノスフェラトゥ。クリュー氏族に属する。八極旗の中では最も危険な存在とされる。
●灰色旗:“見えざる刃”レイ
種族:ドレイク
“最も偉大なるカーン”の妻。宗境なき救世修道会のクーラン・レイの母親。
●金色旗:“無限の魔女”ベアトリーチェ
種族:ゴールドバジリスク
4つの瞳に開眼したと噂されるバジリスク。無限のマナを操ることが可能だという。ウルスの財務長官的な存在。
●緑色旗:“偉大なる虎(タイガー・ザ・グレート)”
種族:ワータイガー
常に姿隠しのマントに身を包んでいる。
●青色旗:“空と海の覇者”コウクゥ=ボウ
種族:セイレーン
“最も偉大なるカーン”の側近にしてウルスの軍略や治安機構を統括する元帥。呪歌の名手でもある。
●浸透強襲小隊(姿を消して奇襲をかける強襲専属小隊)
隊長:“ウルスの不死鳥”ジエイ
種族:ドレイクバロン(レベル10)
登場:レーゼルドーンの開拓者たち セッション7
クーランの弟に当たるドレイクバロン。
複数のインビジブル・アサシンで構成された浸透強襲小隊を指揮し、その力でいくつもの要塞を陥落させた。
魔剣リヴァイヴァを持っており、個人の実力も子爵(バイカウント)級に限りなく近い。
さらに、魔剣の効果により人間形態時に倒され生死判定に成功した場合、タイミングを無視して瞬時に竜形態へと姿を変える事が可能。この魔剣は破壊されても再生する事ができる。
※・・・が、実際にはその能力を発揮することなくドランクで眠らされそのままエンジェルリングで拿捕された。そのまま官憲に引き渡され、その後の消息は今のところ不明である。
●ウルスの不死隊
登場:レーゼルドーンの開拓者たち セッション24
ウルスが“威力偵察”に用いる下級妖魔主体の戦闘部隊。総数は1万とも10万とも言われるが事実上の無尽蔵。
●コボルド傭兵部隊“暴君殺し(タイラントキラーズ)”
種族:コボルド(レベル3)
登場:愛はウルスを救う セッション8
コボルドの中でも精鋭中の精鋭を集めた一個小隊(20部位モンスター)。その連携攻撃によりタイラントレギレクスすらも討ち滅ぼしたと言われている。
あくまで傭兵部隊であり、ウルス正規軍に組み込まれているわけではない。
フェンディル王国の西方に拠点を置く蛮族軍団。
多種多様な種族から構成される大組織であり、リーンシェンク地方との国交が難航している原因となっている。
10年ほど前にフェンディル王国へ大規模な攻撃を仕掛けている。
ザルツ地方の制圧を目論む蛮族軍団。
どこを拠点としているか不明で、組織の規模も定かではない謎の軍団。
ザルツ地方最大の脅威になりうると噂されているが、表立った活動はしていない。
●“首を刈る者”グレフザッパー
種族:ドレイク
闇の霹靂の構成員の一人。残忍かつ冷酷な性格で知られ、首を刈って殺すことを好む。
登場卓:素人GMとアイドルたちのラクシア冒険記(羅刹機P)
対抗PT:潮騒の風花亭所属の冒険者たち(PT名未決定)
ロシレッタ~フェンディル間の水域で活動する蛮族の海賊団。大型船を拠点として湾を回遊している。名前の由来はペットの蛸。
主にリザードマンやギルマン、サハギンといった水棲の蛮族から成り、アイアンタートルなどの海獣も配下としている。
●リーダー格:バーグマン
種族:リザードマンキャプテン
海賊団を率いる船長。
●“死呼ぶ歌姫”シュライ
種族:セイレーン(レベル7)
騒動ばかりを起こす厄介者なので船から追放されたオクトパスの元メンバー。
登場卓:アイドル達のフェンディル冒険記(トムキャットカップビートルP)
大破局時代に存在したと言われ、最近活動を再開した蛮族組織。
この組織に属する者は、特徴的なコインを所持している。
まだその内部構成ははっきりしていないが、この組織のボスが伯爵級のドレイクカウントである事だけは明らかになっている。現状、まともな戦力が整っていないため、今は部下の強化に励んでいるらしい。
●リーダー格:ロフワイア
種族:ドレイクカウント
激怒の夜を統率する伯爵級ドレイク。
フェンディル王国のイーノ村で活動していたレッサーオーガの持っていた指示書からその存在が明らかになった。
登場卓:手探りGM雪歩と行くラクシア探検記(妄想腐敗P)
対抗PT:糖飽腐敗デイルシュ・ガーズ
ザルツ地方のダーレスブルグ公国近辺で活動する蛮族の組織。
レーゼルドーン出身ながら、カシュカーンには目もくれずザルツの散見していた蛮族を纏め上げて直接公国に戦いを挑んだ経緯があり、ただ勝つ事に意味を見出さず、相手に反論の余地を出さぬよう純粋な実力のみで勝利する事を良しとする。
リーダーはドレイクバロンマギテッカーのリドリー。
慣れぬ小技に四苦八苦し、デイルシュ・ガーズという不確定要素の乱入も有って苦汁を舐める事になったが、サフィの独断専行を切っ掛けにそれを止め、蛮族の矜持に則りダーレスブルグに宣戦布告をした。
過去に戦ったデイルシュ・ガーズのダーレスブルグ周辺出身の蛮族達もこの軍団に所属していたらしく、その勢力下にデイルシュ・ガーズが初陣の依頼で戦ったベルゼムやカタラクテアの森で遭遇したシミノルたちもこの勢力に属していた。配下には本来同格のはずのドレイクバロンや、バロン以上の高位蛮族であるリャナンシーやサキュバスも数は少ないが所属しており、リドリーの驚異的な統率力を物語っている。
●リーダー格:“大空御する黒き凶竜”リドリー
種族:ドレイクバロンマギテッカー(レベル9、竜形態レベル14)
初登場:セッション11
ダーレスブルグ近郊の廃砦で通りかかったデイルシュ・ガーズが遭遇した蛮族軍団のリーダー格。
人間形態の時点では男爵級ながら、竜化するとレベルが5も跳ね上がり子爵級をも凌駕する、珍しい優良種。
デイルシュ・ガーズとの初遭遇時はダーレスブルグ公国奇襲作戦前の休息中だったらしくその邂逅に浮き足立ち、なし崩し的に戦闘に突入してかなりの損害を出すものの、わずか1分(6ラウンド)で浮き足立った軍を再機能させるなど恐るべき統率力を持つ。
どうやら飛竜の爪第三軍軍団長赤男爵リーフェンを知っていたらしく、その敗北の原因が油断にあった事まで知っていた。
ダーレスブルグ公国との決戦では混乱する戦況を立て直すため、その原因ともなっているデイルシュ・ガーズを取り除くため自ら竜化して激突。
本来、ドレイクの竜形態は胴体と左右の翼の3部位に対し、リドリーは頭部・胴体・左右の翼・左右の足・尻尾の7部位持った巨大な姿をしており、その巨体には似つかわしくない俊敏な回避力を持っている。
また、ドレイクには珍しくマギテック能力を習得しており、リピートアクションによって2回行動を取る事が可能。
それにより、全部位が2回ずつ攻撃を仕掛けてくると言う猛攻を見せる。
なお竜形態に変身するための魔剣に名は無く、「絶対に壊れない」という性質を除けば特殊な効果もない。
●“魅入られし蟲惑の美貌”サフィ
種族:リャナンシートレイター(レベル12)
初登場:セッション12
ダーレスブルグ公国首都内にて内部工作を働いていた蛮族部隊のリーダー格。
蛮族侵攻軍の指揮を取るリドリーに惚れ込んでおり、彼の為にノスフェラトゥの一族すらも裏切った。
一説によれば元々はサキュバス種であり、その為に出奔することが可能であったとも言われている。
全てにおいてリドリーの利益になる事を最優先とするものの、高慢で過剰に相手を見下し、味方でさえもフォローすらせずあっさり見捨てる酷薄さを持つ。
常時ヘイスト状態になる【高揚状態】や、自分のダメージを対象者に移し変える【運命改竄】など恐るべき能力を持っている。
●“溶かし啜る艶肢”メローナ
種族:サキュバスサラマンダー(レベル12)
初登場:セッション12
ダーレスブルグ公国首都内にて内部工作を働いていた蛮族部隊の一人。
サラマンダーから変異したサキュバス亜種であり、媚びる様に甘えた口調で喋る赤髪の美女。
【メルティキッス】で獲物を弛緩させ、包むように快楽へと導くのが好み。
●“固め嬲る艶肢”ストゥーナ
種族:サキュバスバジリスク(レベル12)
初登場:セッション12
ダーレスブルグ公国首都内にて内部工作を働いていた蛮族部隊の一人。
バジリスクから変異したサキュバス亜種であり、男性的な口調で喋る紫髪の美女。
【ペトラアイズ】で獲物を硬直させ、いたぶるように快楽へと導くのが好み。
●ベルゼム
種族:ボガードトルーパー→ボガードストライカー(レベル10)
初登場:セッション1
最初のセッションの蛮族の巣制圧において、蛮族達を従えていたボガードトルーパー。
武人を思わせるかのような性格で、強者と戦い全力で叩き潰そうとするその姿はまるでトロール族のようにも
見える。
全力攻撃でマコトを追い詰めたものの手痛い反撃を受け、その傷と共にマコトの名を覚え、さらに力をつけるように告げてその場を去った。
セッション11においてデイルシュ・ガーズと再邂逅を果たす。魔剣を新たに装備しており、雰囲気もボガードトルーパーとは思えないほど鍛えられ、デイルシュ・ガーズのメンバー同様に以前よりも遥かに強さを増していた。
その場では戦闘にならなかったものの、万全のマコト達との決着を望んでいることを告げる。そして、セッション14でリドリーが敗れ去り戦いの情勢が完全に揺るぎないものになった後、マコトと最後の一騎打ちを挑んだ。
また、彼の持っていた魔剣アルレシアはシミノルの魔剣アルペドムと一対になっているらしく、アルペドムとよく似た能力を持っていた。
登場卓:S.H.とアイドル達のラクシア冒険物語⇒ラクシア戦隊 ガンパレンジャー(ソックスバットP)
対抗PT:ラクシア戦隊ガンパレンジャー
ラーリスとメティシエの信者を中心とする組織。禁忌というものがなくやりたい放題で、何を目的としているかも不明。
角のついた髑髏の目から蛇が出てきているという、ラーリスとメティシエの聖印を組み合わせたような装飾が構成員の証となっている。
冒険者時代のレイジ、シャオムゥ、エイジらによって滅ぼされたはずだったが、近年になって復活が確認された。
現在の本拠地やボスの正体は不明。
宝石の名を冠する複数の戦団によって構成され、拠点もそれぞれ別個に存在する。
現時点で確認されているのは紅玉(ルビー)、紫水晶(アメジスト)、翠玉(エメラルド)の三戦団。
しばしばガンパレンジャーの前に姿を現す謎の人物もこの組織の一員のようだが所属戦団は不明。
トロールやボガードといったダルクレム教徒を中心とする戦団。
戦いを求める者ばかりが集まっているため、傭兵として他の戦団に力を貸すケースも多い。
フェイスレスなど魔術師や操霊術師が中心となっている戦団。魔動機術に長けた者もいる。
魔法の実験や研究を目的としており、アンデッドや魔神の使役、生物の合成など、人族社会では犯罪的とされる行為も平気で行う。
団長はドレイクバロンで、拠点はルキスラ帝国の城塞都市バーレスの北東に存在するという。
●ヒロム・イワタ
種族:人間?
通称イワッチ。紫水晶戦団の元研究員。腕のいい魔動機師でありマッドサイエンティストでもあるが、凶悪化していく実験内容に身の危険を感じ組織を脱走した。現在は帝都ルキスラのマギテック協会に身を寄せている。
ラーリス教徒を中心とする戦団。蛮族だけでなく人族のメンバーもいるが正気ではない者が多い。
●“欲望を満たす操霊術師”オブラー
種族:人間(レベル6)
ラーリス司祭でもある操霊術師。様々な魔物を掛け合わせて最強の魔物を作る実験を繰り返している。
●アペイロン
種族:ディープアイアンタートル(レベル8)
体長約15mの巨大アイアンタートル。「狂喜の黄昏」の構成員の一人が“浮かぶ楽園”トトラガガーン(アルケミストワークスp.152掲載のネームドモンスター)を参考に生み出し、オブラーに貸し与えた。
登場卓:ハイリーフ兄妹の冒険記(やけっぱち高菜兄さん)
ザルツ地方で他の蛮族と覇を争っている蛮族軍団。
完全実力主義で、下級蛮族であっても実力が伴えば重用される。
●リーダー格:“ドレイククイーン”タンツェーネ・タークホーホ
種族:ドレイクカウント(レベル20超?)
銀牙兵団の団長。PCの一員リーヴェの母親でもある。
●シオニー・レジス
種族:ラミア
銀牙兵団の斥候。団長の盟友からもたされたニンジャ集団に見習いとして付き従う。
登場卓:がんばれ小鳥さん~はじめてのS.W2.0~(メネルP)
対抗PT:天真乱漫もふりースターズ
セッション4-3で名前が登場した謎の組織。セッション5-1でエンシェントドラゴン“ボーラス”を崇拝する人族・蛮族の混成している犯罪組織と判明し、その目的はボーラスを崇拝し、かつそれを復活させることと推測されている。
“ラクドス教団”、“ゴルガリ団”、“イゼット団”、“オルゾフ組”、“シミック連合”といった複数のギルドから構成され、『漆黒の派閥』というのは目的を同じとする『同志』という意味合いが強い。
地下遺跡を確保するためにPCのハルとユキの故郷を壊滅させる、生贄を集めて魔神に捧げる、強力な呪いによって他者を洗脳する、敗れる・裏切った場合はその呪いにより存在を消滅させるなど、非常に危険な存在。また召喚石と呼ばれる、魔神を特殊召喚するアイテムを所持しているのも特徴。
フェンディル王国が送り込んだ討伐隊も一度大敗を喫しており、双子姫は国民の動揺と混乱を防ぐため、この組織に関する情報統制を行っている。
なお活動範囲はザルツ地方にとどまらず、フェイダン地方でもその暗躍が確認されている。
元々は人族と蛮族を仲立ちを目指していたドラーナが立ち上げた組織であったが、いつからか(ボーラスが封印から脱してラクシアを支配するため、力を求めていたドラーナを魔剣を媒介にして傀儡として操ったことであったことで)人族撲滅とラクシア混乱を狙う組織へと変貌した。ドラーナ亡き後はソリンとリリアナが「復讐のためにボーラスを復活させ、今度は完全に滅ぼす」ために引き継いでおり、実質的には別組織となっている。とはいえ、既に大破局から300年たち、結果としてほとんどの構成員が「ボーラスを崇拝し、それを復活させる」という物に置き換わってしまっているほか、実質的な創設者であるリリアナとソリンも強硬派と穏健派に別れてしまっており、既に組織としては統制が取れていない状態にあったが、ソリンが失脚したことで凶悪性を増した上でまとまることになる。
●“魔龍”ニコル・ボーラス
種族:エンシェントドラゴン
『漆黒の派閥』の崇拝対象。エンシェントドラゴン同士の戦争“巨竜戦争”を勝ち残った最後の一体。その後も悪事を働き続け、大破局時にある勇者に倒されたと伝えられているが、実際は封印されただけに過ぎない。魔神をも多数従えていたということから、ジャバウォック種との関連性を持っていると指摘する説もある。
戦闘においては強力な雷撃を巻き起こす“荒廃稲妻”やエネルギーの嵐を引き起こす“カスタトロフィ・ノヴァ”を始めとした強力な全体攻撃のほか、生物の持っている負の感情に付け込んで精神支配する能力を持つ。
“伝承の神”ユーリの試練において、六英雄との戦いの詳細が判明。何かしらの理由で封印されていたようだったが、影からドラーナを操ることで自身のエネルギーとなる負の感情を集めさせ、それを糧に大破局時代に復活。その負の波動は存在するだけで世界を闇に覆い、その範囲内の魔物の負の感情を増大させて凶悪化させるほどの存在。ボーラス自身の野望とは“はじまりの剣”を喰らい、ラクシアにおけるすべての生物を支配・管理するというもの。それを拒絶した六英雄との死闘の末に敗れ、現在に至るまで封印されている。
しかしその封印過程で古竜としての意地か、通常の封印方法では破られる寸前までいったため、緊急措置として六英雄のうち半数が自身の魂を楔にしたことで何とか封印に成功。あまりに大きい犠牲を払ったせいか、一般向けにはこの真実は秘匿されることになる……
ユーリの試練において、もふりースターズの前に幻影として登場。幻影のため能力はレッサードラゴン級ではあったが、強力な全体攻撃の嵐でその力の一端を見せつけた。
元ネタ通りであれば執行の派閥の強力な幹部クラスのメンバーは自身が都合のいいように人生を歪めた人物で固められており、いつ反逆されてもおかしくない(というより現代における漆黒の派閥の上位幹部の目的は『完全復活したボーラスを滅ぼす』というのが共通目的)のだが、それすらも自らの糧にしている可能性が高い。
●“蛮王”ドラーナ
種族:ノスフェラトゥ/変異体
大破局時の漆黒の派閥のトップで、大破局に多数現れた蛮王の一人で性別は女性。“解放の剣”イグニスそのもの、またはそれに極めて近い世代の魔剣を持っており、強大な力を誇った。その影響か戦闘形態として巨大変異体と化して戦うことも出来る。戦場全体に流星のごとくエネルギーを降らす“クレイジー・コメット”など、複数の敵を同時に相手取る技を得意とし、フェンディルの六英雄と死闘の末に倒された。その際に自身の死を持ってボーラスが復活することを告げて死亡した。
実は彼女自身はボーラスの操り人形に過ぎず、六英雄に倒された際に正気を取り戻し、ボーラスに憎しみを利用されただけと六英雄に語るものの、既に契約の代償ゆえか身体は朽ちるだけであった。しかも彼女が持っていた魔剣はボーラスが彼女に渡るように細工したものであり、しかもその主な能力は負のエネルギーを集めてボーラスに供給するための媒体であり、イグニスとは縁も所縁もないことまで判明。彼女も犠牲者であったことを知っているのは、六英雄と記憶の再生を経験したもふりースターズのみである……
元はノスフェラトゥでありながら穏健派であり、蛮族勢力が圧迫されていた時代においては人族・蛮族の和解も考えていた変わり者であった。しかしそのために力を求めたことでボーラスに付け込まれ、復活に必要な負のエネルギーを掻き集めるために魔剣を媒介として洗脳されてしまったと言う経緯がある。
時は流れ、“伝承の神”ユーリの試練において、幻影としてもふりースターズの前に登場。幻影ゆえに魔剣を持たず、能力自体もレッサーヴァンパイア級であったが、複数部位に加え多数の全体攻撃を駆使し、もふりースターズを苦しめた。
●マルフェゴール
種族:魔神
詳細不明の巨大な魔神で、かつてはボーラスに仕えていたとも言われている。腕だけであっても人族をはるかに上回るサイズを誇り、当然のように並の魔神を上回る力を持つ。もふりースターズと2度に渡って戦うが、いずれも不完全な召喚であったため撃退されている。もし完全体として召喚された場合の能力は恐るべきものであると推測される。
第一部における主要敵組織で、セッション4から本格的に登場。
セッション8においてもふりースターズとの全面衝突を経て壊滅した。
●“穢すもの”ラクドス
種族:魔神
ラクドス教団で崇められる魔神。封印されていたため以前より弱体化しているというが、それでも強力な呪いの力を持ち、“印”で契約を交わすことで力の一部を他者に貸し与えることができる。魔神ではあるものの、自身が戦闘を行う場合は正々堂々とした勝負を好み、また契約なしでも気に入った相手には代償を必要としない力の一部を貸すなど、性格はトロールに酷似しているところがある。
●ティボルト
種族:オーガ(ウィークリング)
ラクドス教団の長にして創始者。表の顔はフェンディル王国のTボルト商会の会長。自身の戦闘能力が特段に優れているというわけではないが、ラクドスに認められるほどの能力を持つ魔神使いであり、また強力な結界を展開する能力を持っている。
●“ラクドスの血魔女”イクサヴァ
種族:人間
教団幹部。魔剣“紅蓮”を持つ。ラクドスの“印”により力を得ていたが、もふりースターズに敗北したためにその肉体は跡形もなく消滅する。
●“ラクドスの強襲者”オルリッチ
種族:ナイトメア(レベル9)
教団幹部。フロストワイバーンのトロスと共に、飛行船でフェイダン地方へ向かうもふりースターズを襲撃した。
●“ラクドスの血魔女”リゾルダ
種族:人間
教団幹部。イクサヴァの姉でもあり、妹を殺したもふりースターズに恨みを燃やす。
●“ラクドスの崇拝者”リック
種族:オーガジェネラル
教団幹部。サラの婚約者リックの姿を奪い、リゾルダと共にもふりースターズを罠にかける。本名不明。
●マコト
種族:リルドラケン
元教団幹部。ユキの幼馴染で凄腕の拳闘士。カルハ村壊滅でユキが行方不明になった後、力を求めて教団に入った。ユキ達と再会し復讐の理由がなくなったものの、“印”の呪いにより自身の意思とは関係なしに敵対せざるを得なくなるが、呪いを解かれたことで教団を抜けた。
セッション6より登場するが、本格的に胎動するのはラクドス教団の壊滅後。
フェンディル周辺の集落(ハルの集落も含む)を壊滅させ、デュース=スターダスト、マイ=サントールといった高レベル冒険者を捕らえるなど、その戦力はラクドス教団を遥かに凌ぐ規模を誇る。
また大破局の最中で滅んだ蛮族である"鬼”と関係を持ち、利用した上で滅ぼしたとも取れる描写がある。
●リリアナ・ヴェス
種族:???
ゴルガリ団の頭首。最悪の殺人者としても知られる。
他者の自我を奪って洗脳した上で、その身体能力まで強化する能力を持っている。過去にフェンディルの高レベル冒険者PTを全滅させたり、ダメージを負っていたとはいえラクドスを一撃で送還するなど、その戦闘能力も計り知れない。
また残忍・狡猾な思考を持ち合わせており、脅迫や遠隔監視といった行為も厭わない。ほかにも高みの見物で身内同士が殺し合いをすることを好む傾向があり、その残虐性から同じ漆黒の派閥の構成員であるソリンも強く警戒している。
ただし残虐な嗜好を持つに至ったことには何らかの過去がある(経緯はセッション15で明かされており、MtGの経歴が元ネタ)ようであり、また自身に関わった者たちが自身の意思とは関係なく「離反する」「非業な最期を遂げる」のどちらかになる傾向があるなど、謎が多い。
セッション13より漆黒の派閥メンバーとしてはソリンとともに古参の一人であることが判明しており、最終的な目的は現在も一致しているものの、手段を選ばぬ残忍な手法や嗜好から強硬派の筆頭とも言われる。最終的にソリンとは政敵に近い間柄まで関係が険悪化しており、ジェイスと共謀してソリンを拘束・無力化し、本格的に動き出した。
●“見えざる者”ヴラスカ
種族:メデューサロード(レベル15)
ゴルガリ団の副団長。永い年月を経て高い知性を持ったメデューサで、信奉者であるニンジャたちを使った斥候・暗殺任務を得意とする。アンデッドや魔神の扱いにも長けており、自身は表に立つことなく仕事を完遂させることから“見えざる者”と呼ばれているほか、大破局時代から派閥に属していたとも取れるフシがある。リリアナに対しては恐怖を抱きつつも忠実に従っている。
最終的にはラクドス教団崩壊をきっかけを作り、またもふりースターズに対する度重なる任務失敗からリリアナに見限られ、捨て駒としての最期を遂げたが、最期までその忠誠が変わることはなかった。
●D
種族:人間
非常に凶悪な瘴気をまとった人物。自我はほとんどなく、ほぼ狂人と化している状態だが、それでも実力は極めて高いレベルにある戦士。その正体は長らく行方不明になっていた、ミキナの父であるデュース。
●レイゼ
種族:ドレイクバロン
ロアの村の襲撃時に部隊を率いていた部隊長の一人。しかし率いていた部下は全滅させられ、自身も竜化前にユキに魔剣を破壊されて倒された。
●アンジュリーナ
種族:ミアキス
主にフェイダン地方で汚れ仕事をメインに活動していた元ゴルガリ団特殊部隊“スヴォグトース”No2で、“流星”のアンジュの異名を持つ。事故で大怪我を負って記憶を失ってたところをもふりースターズに保護された。その後に記憶をリリアナの介入で取り戻し、思うところがあったのかゴルガリ団を離反した。もふりースターズに所属するサラの双子の姉に当たる。
また大破局時代の蛮族であり漆黒の派閥と強い関わりのあった"鬼”の双子の兄「スクナ」の魂が幼少期にゴルガリ団の儀式によって埋め込まれており、二つの魂が同居している状態にある(一方でサラにも同様の儀式が施され、"鬼”の双子の妹である「クーナ」の魂が埋め込まれており、同じく同居している状態にある)
なお本編では明確にされていないが、元々所属していた“スヴォグトース”はリリアナの命令にあまり従順ではなかったらしく、最終的にゴルガリ団を離反している。
セッション9より登場。
その全容は未だ不明だが、生物の魂や魔法生物に関した違法研究を主に行っている組織の模様。
●ジェイス・ベレレン
種族:人間(?)
イゼット団首領。表の顔はフェンディルにあるセレスティア魔法学院の学院長。
その実力は一切不明だが、魔法的な(可視不可視自在の)刺青を身体に刻んでいる。
ノスフェラトゥの始祖クラスの能力を持つと思われるソリンの不意を突いたとはいえ、
いとも簡単に封印・無力化したことから、おそらくリリアナやソリンよりも格上だと思われる。
派閥のメンバーとしてはとしては新顔のようだが、
加入後は実質的に漆黒の派閥を支配していると言っても過言ではない人物。
どうやら派閥に加入した目的の一つに、とある人物を追っているらしき描写がされている。
●ラル・ザレック
種族:人間(?)
イゼット団幹部。漆黒の派閥における構成員としてもかなりの古株のようで、ジェイスが派閥に加入する前から所属していた模様。イゼット団における違法を織り交ぜた研究を一手に引き受けており、研究の成就のためなら手段を選ばない危険な人物。理由は不明だがイスペリアの血脈に強い執着を持つ。
●奇魔
ラル・ザレックを中心としたイゼット団の研究メンバーが生み出したもので、アンデッドと魔法生物の中間性質を持つ。高位の個体ほど高い再生能力と進化能力を持つ、非常に危険な存在。またその材料に人族が使われている。
セッション3から登場していたが、組織の名称が出たのはセッション11が初。
その全容は良くわかっていないが、漆黒の派閥内の他組織に対しての補助に当たっていることが多い。
セッション13において漆黒の派閥の内部抗争でソリンが拘束・無力化されたため、実質的に崩壊した。
●ソリン・マルコフ
種族:ノスフェラトゥ
【code:TKN】のマスター。所属は不明だったがセッション11にてオルゾフ組の中心人物と判明。それ以外の素性や能力は一切謎だが、言動を見る限りは召異術や魔動機術に精通していると思われる。タカネに与えてる指令などを見る限り、あまり褒められた性格はしていないが、一方でタカネを案じる言動を見せており、決して根っからの冷酷な人物というわけではない。また彼自身、自分の意にそぐわない人物はタカネに漆黒の派閥のメンバーであっても始末して構わないという指令を出している。他にもボーラスの復活に関しては、派閥のメンバーとは異なる目的を持っている様子を見せるなど、謎が多い人物。
セッション13より大破局以前から漆黒の派閥に所属していた経緯を持って入ることが判明。初代リーダーであったドラーナ亡き後、漆黒の派閥を引き継ぎ、リリアナとともに中核を担ってきた。300年の時が流れたことで、リリアナとは目的こそ一致してるものの、そのボーラス復活の手法に関して相違が出ており、ソリンは穏健派筆頭であり余計な犠牲を出すことを好まない。その考え方を疎まれた結果、セッション13においてリリアナとジェイスに謀られ、全能力を封印・無力化され、拘束されてしまう。
●タカネ
種族:ルーンフォーク
ヒビの後継機に当たるルーンフォークで、正式名称は【code:TKN】。普段はボーとした感じを漂わせているが、任務となると優秀なマギテックシューターとして忠実に実行する。マスターに対しては忠実だが、基本的には自由意思で行動している。また姉妹機に当たるヒビに対しては思慕のような感情を持っており、自分の権限の及ぶ範囲でヒビに害を与えるような相手に対しては協力者であっても敵として扱う。その点に関してはマスターも黙認しているようである。
行動パターンが分かりやすいこともあり、そこを突かれてリリアナに弱みを握られコントロールされることとなり、姉妹機にあたるヒビと望まぬ戦いを繰り返すことになる。
●クローサ
種族:人間
小鳥亭に偽依頼(自身の護衛)を持ち込んだ人物であり、その依頼を受けたミキナ達を道中で襲撃した集団のリーダー的存在でもあった。PTを分断させたが、結果的に部下は全滅し、自身もミキナとオーリィに敗れ拘束された。その後は口封じのためにソリンの命令を受けていたタカネに始末されている。オルゾフ組のメンバーかどうかは不明だが、暫定的にこちらに記載。
セッション11にて名前のみ登場。表に出てこない組織らしく、最高幹部の1人だったティボルトも仔細を知らない。
どうも合成獣など、漆黒の派閥における生物兵器を生産している模様。
オッド山脈の“バルバロスの顎”を拠点とする蛮族軍団。山脈各地の蛮族を傘下としているほか、ジュリア軍など他の蛮族組織とも同盟関係を結んでおり、最低でも1000近い動員兵力を持つ。
ルキスラ帝国南部の村々を一夜にして滅ぼした「南部国境の惨劇」に始まり、城塞都市ディザをやはり一夜で陥落させるなど、ルキスラにとって大きな脅威となりつつある。
●リーダー格:“狂武王”カルブライト
種族:ブラッドトロールタイラント(レベル17)
近年“バルバロスの顎”に台頭した若き王。30年前のルキスラ軍による大討伐で大幅に勢力を弱めていた周辺一帯の蛮族をまとめあげ、強大な軍勢を作り上げた。
命乞いをする女性にブタの真似をさせたあげく殺害するなど、トロール族らしからぬ残虐な性格をしている。
●“鎧狩りの”シドルガン
種族:ダークトロール(レベル8)
「狂狼軍」の一番槍。中隊を率いる若き将校。多くの騎士を屠ってきた功績と、金属鎧に対する異常なまでの執着心から、“鎧狩り”の異名で呼ばれる。
●ダグザ
種族:レッサーオーガ(レベル4)
オッド山脈に棲むオーガ族の一員。人族の姿でルキスラ領内の都市アルドレアに潜入していた。
●リヨン
種族:レッサーオーガ(レベル3)
ダグザと共にアルドレアに潜入していた年少のレッサーオーガ。気性は人族寄りで同族たちに馴染めずにいる。
子爵位のドレイク、ジュリア・トレイドに率いられる蛮族軍団。
情報収集を重視しており、ラミア、ダークナイト、オーガ族などの密偵やテイマーボガーズを中心とした斥候を数多く擁している。
カルブライト軍(狂狼軍)とは同盟関係にあり、「南部国境の惨劇」やディザ攻めにもかなりの手勢を投入している。
●リーダー格:“孤高の翠翼”ジュリア・トレイド
種族:ドレイクバイカウント(レベル14、竜形態レベル15?)
カルブライトと対等の同盟を結んでいる女ドレイク。
大破局以前から生きていると言われ、ここ100年ほどは姿を見せず死亡説も囁かれていたが、カルブライトの挙兵と同時期に再び姿を現した。
カルブライトの軍勢に追われていたPC一行を見逃すなど謎の多い行動を取る。その目的はディザの地下に眠る古代魔法文明の遺産、『召異塔』であるようだが……
●レイン
種族:ラミア(レベル6)
ジュリア麾下の諜報員。アルドレアの街で高級娼館を経営する。
●フランク
種族:ナイトメア/腕利きの傭兵(レベル5)
ジュリア麾下の諜報員。レインの護衛を務める。
ボガード種と猛獣たちから成る特殊部隊。
この部隊に属するボガードたちは独自の「ボガード流調教術」により猛獣を自在に操る。
登場卓:手探りGM雪歩と行くラクシア探検記(妄想腐敗P)
対抗PT:糖飽腐敗デイルシュ・ガーズ
ダークナイトのラザロが統率するリーンシェンク地方の蛮族組織。本来は蛮族を主とする軍団であったが、無数のアンデッドを傘下に加えることで急激に勢力を増した。
ザルツ地方フェンディル王国への侵攻を開始したため、フェンディルよりラザロ討伐を依頼されたデイルシュ・ガーズと激突することとなる。
アンデッドが軍勢の大半を占める。蛮族はリザードマンが主軸で、術士系が少々。構成員たちの魔物レベルは最大12~13とされる。
●リーダー格:“翼のない堕天使”ラザロ・マキナ→“妄念に踊る悲しき末路”ヒュドラザロ
種族:ダークナイト(レベル14)→ダークナイト・レブナント(レベル14)
アルケミストワークスp.150に掲載されているネームド蛮族(マキナという姓はオリジナル)。戦闘バランス上、魔物レベルを+3するなどの調整が行われている。
デペロスという協力者を得、アンデッドの軍勢によるザルツ地方への進出を目論む。リーンシェンクとザルツの境界付近にあるシェラザード城においてデイルシュ・ガーズと対決する。
●“妖虐魔導士”ガルバン
種族:リストリカンロード(レベル14)
古代魔法文明時代の伝承にも登場する長命なリストリカン。通常のリストリカンよりも妖精吸収能力に優れ、真語魔法・操霊魔法にも精通している。残虐な性格の持ち主で、特に妖精を虐げることを好む。
経緯は不明だがラザロに従ってフェンディル攻めに参加していた。
●“暗躍する屍”デペロス
種族:グールメイジ?(レベル5?)
ラザロにアンデッドの軍勢を提供した謎の人物。その正体については糖飽腐敗デイルシュ・ガーズの当該項目を参照。
シュバイゼンの森を管轄しているドレイクバロンの女性であるノスタルが率いる軍勢。彼女が定めた厳しい掟のため、人族社会に森に住む蛮族が出現することは稀で、ノスタル自身も周辺の人族には友好寄りと思われている。
その実態はレンドリフト帝国の“不暁皇帝”アベルカインの直下の軍勢の一つ。とはいえレンドリフト帝国自体が無闇に人族を敵視する蛮族国家でないことやノスタルの生い立ちもあり、人族に対して直接的に敵対する軍勢ではないことは確かである。むしろ魔動機文明時代の遺産“ガンダム”の監視や『竜刃星』対策をユーレリア地方にて先行して行うのが主な任務の模様。
本作のレンドリフトの"不暁皇帝”アベルカインは、大破局時代にユーレリアを救った五英傑の一人「クリス」であると言う設定がある。本作におけるレンドリフトとユーレリアとの不可思議な関係は現在も五英傑で生存しているルミナスとクリス(アベルカイン)の個人的な思惑と友誼によるものが大きく影響しており、ワイラーにおける密約が破棄されたのも何らかの意図が両者で共通したためと推測される。
そのため、本作のレンドリフト傘下の蛮族は基本的には人族に対して敵対反応を示さず、あくまで目的のために暗躍していたり、個人的な意趣返しで騒ぎを起こすケースが多い。また王族の直系には五英傑の成り立ちが伝わっているため、レンドリフトの影響下にある蛮族に対しては人族と共存していると言う意識があるようで、基本的に拒絶反応は示さない。
有事には妖魔種族とガスト系を主力とした軍を運用していると思われる。
●リーダー格:ノスタル・ノートリオン
種族:ドレイクバロン
シュバイゼンの森全域をテリトリーとしており、大破局以後には既に存在が確認されているドレイクの女性。
突如として遺跡の調査隊を襲撃し、その解決に動いたタカヲ達に「遺跡の魔動機を扱う資格の有無」を見極めるために襲ってきた。
実は大破局当時にタカヲに助けられた経緯があり、その後に事故で行方不明になったタカヲを300年以上も待っていた一途な人物。そのため彼女自身の気性は風聞通り人族に友好的であり、今回のワイラーの調査隊襲撃はある魔動機文明時代の遺跡の調査そのものを遅延させるために起こしたものだったとのことで、作戦目的上で必要だった物的被害は引き起こしたものの、人的被害は一切出していなかった。ちなみにタカヲのことを非常に慕っており、戦闘終了後には我慢できず再会したタカヲにそのまま抱きつくほどの甘えぶりを見せている。
調査隊襲撃後、ワイラーとの不可侵の密約を破棄したらしいが詳細不明。
●サブリーダー格:ツバキ
種族:バジリスクプリースト
ノスタルの副官にして友人。論理型で知性を満たすことを好むバジリスクが一般的な中、彼女は感覚派でお気楽気味な性格なためか真語魔法は扱えないものの、バジリスクとしては珍しく神聖魔法を使う。ノスタル同様、人族に対しては好意的な反応を示しており、タカヲたち一行ともフランクに接している。
登場卓:朝までセッションしてたのに…(ツナ缶P)
対抗PT:釘のサンライズ隊
リーゼン地方で暗躍するノスフェラトゥの組織。
本部はティラの樹海の奥に存在するらしい。
統率するのはヴァンパイアシャムロックのカナリス。
人族を使って人工ヴァンパイアを作る研究をしている。
●リーダー格:カナリス
種族:ヴァンパイアシャムロック(レベル24)
リーゼン地方で暗躍するノスフェラトゥ軍団の総帥で、フラウ氏族の1つであるシャムロック一族を治める族長。
現在本人はティラの樹海の奥に引っ込んでおり、各地に配下のレッサーヴァンパイアを派遣している。
●ベンソン
種族:レッサーヴァンパイア
登場:セッション12
カナリスの配下。ミラボア王国のロシェ村に配下のリャナンシーを送り込み、ゴブリン退治と銘打って駆け出しの冒険者をおびき寄せ、捕らえて実験材料にしていた。その実験も生きたまま臓器を取り出したりとかなり外道な事ばかりしている。
そのためサンライズ隊の怒りを買い、濡れタオルの拷問で情報を無理やり引き出された挙句首を刎ねられ、カナリスの元にゴブリンの手で送り返された。
その後、調和の剣の迷宮で試練のために蘇生させられ、再びサンライズ隊と対決。死者の魂で自らの力を強化していたが、結局最後は自ら殺した犠牲者達の魂に体を噛み砕かれて絶命した。
●“冒涜の道化”ハーマイン
種族:アンデッド(レベル14→18→22)
登場:セッション18
カナリスの協力者。アルフォート王国でティダン、ライフォス、ザイアの信者達を殺害したために指名手配されていたメティシエ司祭。
ベンソンの人工リャナンシー研究成果を応用させ、人工ヴァンパイアを完成させた。
人を苦しめて殺す事を楽しみとする、人族よりも蛮族に近い思考をしている。
とにかく不死に対して過剰な執着を見せ、その研究のためなら何を犠牲にしても構わないとさえ思っている。
外法の実験を繰り返したため、その体はすでにアンデッドと化しており、HPが0になると即座にアンホーリー・ソイルが発動するため完全に滅ぼすのは簡単ではない。
登場するごとに死者の魂を取り込み強大な力を身に付けている。
登場卓:961プロのソードワールド2.0(962P)
対抗PT:チーム風林火山
かつてバウザーという名の蛮族に率いられていた軍勢。
ゾマ湿原を根城としてミラボア王国やセフィリア神聖王国に攻勢を仕掛け、一時はミラボアを窮地に追い込んだが、十数年前にバウザーがある冒険者パーティに倒されたことで瓦解した。
バウザーは高レベルのリザードマンだったと伝えられるが詳細不明。
近年、再びバウザー軍を名乗る蛮族たちが活動を始めている。
登場卓:アイドルたちの飛竜戦記(伝令兵P)
アルミラルダ軍とは対立関係にある蛮族組織。
統率するのはマーブルバジリスクの女性であるモルガン・マールブランシェ。
目的のためには人族を手を組むこともあるため、蛮族の間からは裏切り者と認識されている。
そのためか協力者には人族がいたり、配下にも第一の剣を信仰している者がいる。
アルミラルダ軍と対立関係にあるため、個人的にリーゼン各国と独自に繋がっていたり、
また一層敵視している、とあるノスフェラトゥの組織に対してはアルミラルダ軍と共闘したりする強かさを持つ。
●リーダー格:モルガン・マールブランシェ
種族:マーブルバジリスク
名称のみ登場。作中の描写からすると実力はジェイドバジリスク級。
ティダンやシーンの伝承についても造詣が深かったり、配下も人族を襲うことはほとんどないなど謎が多い人物。
●名称不明
種族:人間
登場:セッション1
モルガンに雇われている男性で、高レベルのレンジャー兼スカウト。ただし直接戦闘は不得手としており、あくまで斥候としての任務を請け負う。尊大な態度だが、約束は破らない人物。
●ローラ
種族:ラミア
登場:セッション3
月神シーンを信仰する女性の侍祭。登場時は人族を装っており、同じく人族に偽装していたバジリスクの戦士とライカンスロープの拳闘士の3人で任務に当たっていた。彼女自身の気性は人族に対して友好的で、シーン神官ということもあってリュシー達にもすぐに信用されている。
公式でも強大な蛮族勢力が多いが、卓m@sでもそれは変わらない。ただし卓m@sにおいては、人族を虐げることに対して否定的な蛮族主体の人族混合国家がいくつか存在しており、ある意味で公式以上に脅威な国も多い。
なお公式設定としては、カルゾラル高原に割拠する何百もの王たちは「藩王」と呼ばれ、その中でも特に力の強い13人が「四皇九君」と畏怖されているという。卓m@sに登場する蛮族組織の長も、この藩王(あるいは四皇や九君)に相当するものと思われる。
登場卓:朝までセッションしてたのに…(ツナ缶P)
対抗PT:釘のサンライズ隊
(※“暗闇の王国”地底都市タバルジドは公式に存在する蛮族都市。ルルブIIIの旧版p.184または改訂版p.208参照)
カルゾラル高原の地下都市タバルジドに本拠地を置く蛮族組織で、活動範囲はリーゼン地方のほぼ全域にまで及ぶ。
ミラボア王国の知識の井戸から魔神を操るデーモンルーラーの杖を奪っていったり、各地の魔神に縁のある遺跡を回ったりと、魔神に関する何らかの目論見があるようだが、最終的な目的はまだ明らかになっていない。
現在のところでは考えうる目的は魔神王の復活と思われる。
バジリスク、ドレイク、トロールそれぞれに勢力を持っており、各勢力にリーダー格の蛮族がいる。
中でもバジリスク勢力のリーダー格ネビュローザは特に行動的。
●リーダー格:ネビュローザ
種族:サファイアバジリスク(レベル19)
蛮族の街タバルジドの有力者を務めるサファイアバジリスク。
実に行動的で、魔神関連の遺跡を調べる時も部下にやらせるのではなく自分自身で乗り出す事も多い。
腐敗の女神ブラグザバスを信仰、と言うよりもかなり熱を上げており、ブラグザバスのためならばどのような苦労や苦難であろうとも厭わない変態ストーカー狂信的な一面を持つ(ブラグザバスへの想いの丈を綴ったノートが200冊も存在する。中でも28冊目は会心の出来らしい)。
真語・操霊・神聖・妖精と錬金術と言うあらゆる魔法技能を極めており、さらに石化の視線と相手に氷・水属性の魔法ダメージを与えると同時に身に纏う鎧を劣化破壊する青鋼玉の視線を併せ持っている。
●“熊爪の”ファルメル
種族:PCボガード(レベル不定)
登場:セッション2
ネビュローザ配下のスカウト特化型ボガード。かつてサンライズ隊によって拘束されたままグリズリーがうろつく森に残され、その身体にはグリズリーの爪痕が残っている。
その一件がサンライズ隊に対する恨みを駆り立てる事になった。
通常のボガードとは違ってプレイヤーキャラタイプなので、最初にあった時よりも遥かにレベルが上がっている。
戦闘能力はあまり高くはないのだがその分スカウト能力がずば抜けて高く、あらゆる方法を持ってサンライズ隊を出し抜く力を持っている。見識能力や洞察力も凄まじく、ブルデ砦に潜入したサンライズ隊の潜入経路を見抜いた上に、その変装までもあっさりと見破ってしまうほど。
また、アルケミスト技能と赤のSSカードを持っているため、先制を取るのは実質不可能と思われる。
●ウコヴァス
種族:バジリスク
登場:セッション8
知識の井戸未探索区域にデーモン・ルーラーの杖を取りに来た際に、ネビュローザがサンライズ隊の足止めを任せたバジリスク。
トロール2体と共にサンライズ隊の前に立ち塞がった。
●アンドラー
種族:ガーネットバジリスク
登場:セッション16
オーガ達を使ってファーアリエルの巣から竜の卵を強奪し、さらに魔神の儀式を主導していたガーネットバジリスク。
卵を取り返しに来たジャンをガーネット像にし、儀式の生贄にしようと企んでいた。
フォルゴーンを引き連れ現れたが、サンライズ隊の力の前に変身する間もなく倒されるも、魔神融合でフォルゴーンと融合して復活。呼び出そうとしていた魔神将の力を限定発動させながらサンライズ隊を苦しめた。
●デカラビス
種族:ネフライト・バジリスク
登場:セッション20
知識の井戸最深部にて、魔法王ワーグナーの持つ魔神の知識を奪うために押しかけてきたネフライト・バジリスク。
上位魔神ラグアドログを率いてサンライズ隊&ワーグナーと激突する。
※実質サンライズ隊が戦ったのは魔神ラグアドログのみで、デカラビスはワーグナーによって倒される。
その後、アンドラー同様魔神と融合しようとしたが、ワーグナーの間では魔神は倒されると強制的に魔界に送還されるため、半身もぎ取られた無残な状態になってしまった。
●ファルネス
種族:アクアマリンバジリスク(レベル16、魔物形態レベル17)
登場:セッション26
レガリア王国に攻撃をかけていたバジリスク軍を指揮するアクアマリン・バジリスク。
魔神を引き連れているが、これは魔神と融合するのではなく魔神の力を抽出して使用できるようにしたらしい。
【魔神の心臓】によってHPがゼロになると即座に魔獣形態に変身するようになっている。
●リーダー格:モーロック
種族:クリムゾントロール(レベル17)
登場:セッション26
蛮族の街タバルジドのトロール族を治めるトロール王。トロール族を自ら率いてレガリア王国に攻撃を仕掛ける。
戦場でドズル伯爵を追いつめるも、そこへサンライズ隊が到着。ブラッドトロールとヘカトンケイレスを伴ってサンライズ隊と死闘を演じた。
●ヴェーレ
種族:ブラッドトロール
登場:セッション26
トロール王モーロックと共にレガリア王国への攻撃に参加。しかし、ドズル伯爵によって倒されたためサンライズ隊とは戦っていない。
●リーダー格:ベリアー
種族:ドレイクハイカウント(レベル19、竜形態レベル20)
登場:セッション26
地下都市タバルジドのドレイク勢力を治めるドレイクのリーダー。その口から「700年に渡る闘争」と言っているところから見て、300年前の大破局時代よりも以前から生きていたと思われる。
長期に渡る戦乱のためドレイク勢力の戦士達が多く戦死したため、直接戦場に現れるようになった。
現在はブルデ砦を落とし、そこに滞在している。
爵位こそ伯爵級ではあるものの、その実力は明らかにカウントを上回っている。
トロール勢力の王モーロックがサンライズ隊に破れ戦死したため、戦力建て直しとリテル砦総攻撃を考えていたが、その前にブルデ砦に乗り込んできたサンライズ隊と激突する。
配下の強靭なアシストとさらにヘイスト、イモータル、デスクラウドと言う凶悪な操霊魔法でサンライズ隊もかなりの苦戦を強いられる事になった。
古代魔法文明時代に作られた魔剣レイドロス・エティーレを持つ。
●ガギスン
種族:ドレイクバイカウント(レベル14、竜形態レベル15)
登場:セッション26
ドレイク勢力のNo.3。ベリアー同様に戦場に出向くようになった。
レガリア攻略作戦時、ドレイク・バロン2人を率いてサンライズ隊と激突する。
地下都市タバルジドの勢力によって生み出された技術。
タバルジドとは言うが、実質これらの技術はバジリスク勢力のネビュローザが指導して生み出しているため、ネビュローザの軍以外にはほとんど出回っていない。
●魔神融合
召喚した魔神の力を蛮族に融合させ強化を図る邪法。
元々は魔法王ワーグナーの配下だった元将軍トレヴァーが魔神王と契約した際に授かった技術で、この技術を使用して魔法王ワーグナーを追い詰めた。
現時点では下級魔神でしかできないようだが、最終的には魔神将クラス以上での融合を成功させるつもりらしい。
また、魔神の力を得た者は一時的に強力な力を得られるものの、最終的には融合した魔神によって乗っ取られる結果に終わる。ネビュローザはこれを防ぐために魔神を制御できるデーモン・ルーラーを完成させようとしている模様。
●ポリューション・ブリット
ブラグザバスの魔法を組み合わせて、特殊な穢れを持たせた銃弾。
人族相手にはいきなりどうこうなるような効果はないものの、相手がドラゴンなどの幻獣種やノスフェラトゥなどだと話は別。打ち込んだ相手に穢れを与えるため、ドラゴンは単発でも致命傷になりかねず、ノスフェラトゥに打ち込めばたちまちレブナント化してしまう。
また、竜族に近いドレイクにもドラゴンに撃ちこんだ時と同じような効果を発揮する。
現在数は少ないものの、エミリオ商会が専用に作った銃と共にネビュローザの軍に出回っている。
登場卓:朝までセッションしてたのに…(ツナ缶P)
対抗PT:釘のサンライズ隊
リーゼン地方に接するルデア山脈の付近に勢力を持つ蛮族組織。
統率するのはドレイクカウント(伯爵)のアルミラルダ。
大軍勢を組織しては度々リーゼン地方の人族国家に襲撃をかけている。
●リーダー格:“麗しき破壊者”アルミラルダ
種族:ドレイクカウント(レベル21、竜形態レベル22)
非常に好戦的な性格をした女性ドレイクカウント。
人族に対し強い敵意を抱いており、その原因は彼女の夫のドレイクが人族に討ち取られたためだと言われている。
「陽炎の剣」という魔剣を持ち、自らの分身(レベル19)を生み出して戦わせることができる。
ちなみにアルミラルダは公式NPC(ルールブックⅢの旧版p.199または改訂版p.223を参照)であるが、魔剣を含む魔物データはオリジナル。
●ムラク
種族:ドレイクナイト(レベル8、竜形態レベル9)
登場:セッション9
ミラボア王国の首都にて技術者の拉致事件を指揮していたドレイク族の騎士。
計画は成功するかに思われたが、その計画を察知し技術者を取り戻しに来た釘のサンライズ隊と激突。
レッサーオーガのエディとエミリオ・パブロから借り受けた量産型ティファを引き連れて死闘を演じた。
●ダルガン
種族:オーガウォーロード
登場:セッション15
デュボール王国にてザガロ砦を攻めていた蛮族軍指揮官。
デュボール王国とルデア山脈の竜族の間で締結していた『竜の盟約』を破るために暗躍していた。
戦王(ウォーロード)の名が示す通り、強烈な強化魔力撃と真語魔法の連続攻撃を仕掛けてくる。
●ミシェイル
種族:ドレイク(レベル13、竜形態レベル14)
登場:セッション10(初戦闘はセッション17)
アルミラルダの元部下。かつてアルミラルダ軍に身を寄せていたが、人族と停戦協定を結んだために角を折られて追放されたドレイク。
その後、各地を放浪し、はぐれ蛮族やナイトメアを集めて独自の小隊を形成する。
人族を観察して生きてきたため、蛮族よりも人族よりの思考をする事もある。
また、頭の回転も速くかなり巧妙な策略を要する戦略家でもある。
種族はドレイクではあるもののその実力は一介の子爵級をも上回り、操霊魔法ヘイストを含む多彩な攻撃でサンライズ隊を苦しめた。
●ティーナ
種族:PC型ドレイク(経験点44000で作成、ブロークン作成だが魔剣所持)
登場卓:アイドルたちの飛竜戦記
アルミラルダ配下で、モルガン軍とは敵対関係にある。人族に対しては基本的に高圧的な態度を取るが、主とは違って根っから排斥というスタンスではないらしく、状況と交渉次第では見逃すこともある。
配下としてダークトロール・ミノタウロスキャスター・ボガード種を率いて、アンデッドの調査に乗り出していたところをリュシーたちやモルガン軍のローラたちと遭遇し、結果的に対ノスフェラトゥに対し一時的に共闘関係となった。
登場卓:いおりんの突っ込み三昧(事務用品P)
所属PT:黒のサイクロプス隊
ルデア山脈を挟んでリーゼン地方の南に位置する蛮族都市。人口は約15,000(半分ほどは奴隷階級)。
人族を労働力としてだが肯定しており、市民権こそないものの、衣食住や娯楽、傷病休暇の保障が存在。
また実力さえあれば名誉蛮族に取り立てられることもあり、人族の士気が通常の蛮族支配圏に比べて遥かに高い。
この街から出奔したドレイクの一人は「このまま国力を蓄えていけば、人族にとってはアルミラルダ伯以上の脅威になる」と評し、人族に警鐘を鳴らしている。
領主ハーティングを頂点とし、軍事・研究開発・内政をそれぞれ担当する三大幹部(三巨頭)が存在する。
軍は突撃隊、防衛隊、親衛隊の三隊から成り、兵力は約2,000。
●リーダー格:“狂乱の殺人巨人”ハーティング(通称:ハート様)
種族:ブラッドトロール
10年前に先代の領主を倒し、この都市を治めている。
人族厚遇の政策で蛮族の離反が多く、幹部級の人材は不足気味。
しかしその状況にも関わらずに国を回し、人族からも一定の支持を得ている傑物。
●“名を問う者”ジャグナス(通称:ジャギ様)
種族:ボガードコマンダー
軍事を司る。ハーティング親衛隊長であり、黒のサイクロプス隊も彼の旗下で行動している。
必殺技は“ノーザンライツ・サウザンドハンド・キル”。
●“天災医師”アミバルダス(通称:アミバ様)
種族:オーガウィザード
研究開発を司る。魔改造のスペシャリストであり、日常の職務は部下に任せて、本人は一日中自宅で研究に没頭している。魔改造による蘇生も受けつけており、無償で行ってくれる(関係者限定?)。
●“美しき”ユダブライオ(通称:ユダ様)
種族:ドレイクバロン
内政を司る。本編未登場。
ジャグナス配下の突撃機動隊。雑兵には荷が重いが軍を出動させるほどではないトラブルの解決を任務とする。
リーダーは黒騎士として名誉蛮族の地位を与えられている人間イオリン。隊員はコボルドのヤヨ、ラミアのアズサン、ライカンスロープのヒビキー、ドレイクのピヨネッタ、ダークトロールのミキミキら。
詳細は黒のサイクロプス隊を参照。
登場卓:最高レベルスタートってこんな感じ?(卓ゲ喫茶P)
所属PT:RⅠP341分隊
デュボール南の蛮族領域に存在する小集落。タバルジドからは徒歩3日の距離にあるという。
魔動機文明時代の巨大な屋敷を中心に農地が広がっており、街というよりも大規模な農園に近い。
現在の領主が農業を司るティダンを信仰しているためか、農業や産業が人族の都市並みに発展している。
構成員の大半は下級蛮族でありながら、ほぼ全員が一般技能(上限Lv7)を所持しているほど。
信仰も自由だが、反蛮族意識の強いライフォスや無差別な死を好むザールギアスの信者は警戒されるようである。
蛮族領域でほぼ唯一組織的に農業を行っており、それを利用した交易で莫大な利益を得ている。
物々交換とはいえ多くの物品が流れ込んでくるため、大抵のアイテムは領内で手に入れることが可能。
作中ではアルミラルダ軍に大量の糧食を提供し、代価としてドラゴンフォートレス(のジャンク品)を受け取っていた。
暮らし向きがよいためかこの領地のコボルドは大変に毛並みがよく、周辺のコボルド好きからは聖地と見なされている。お持ち帰りされるケースも多発したため、外部に開かれた市場ではコボルドの姿はほとんど見られなくなっている。
これだけ見ると驚異的な街に思えるが、知能と技能を要求されさらに働く必要があるためか文化に興味を持たない種族が入りづらく、一方で高位蛮族も領主の手に余るため、慢性的に人材不足の状況にある。結果として現状維持が精一杯で、領土拡大には手が回らないようである。
領主ヴィルジーニの下に領主四天王と呼ばれる幹部たちが存在する。
その他、交易の窓口としてラミアやダークナイトのような知能の高い蛮族が10体ほど、吸血用のルーンフォーク数体、戦闘指揮官のボガードトルーパーやソーズマンが10数体、下級妖魔が100体ほど領内に暮らしている。なお下級妖魔の半数は小間使いのコボルドである。
さらにドゥームタイプの魔動兵器を30機以上保有。それらは平時は農地の警備にあたっている。
●リーダー格:“雷帝撃破者(インドラジット)”ヴィルジーニ・ハウプトマン(通称:ヴィル)
種族:ドレイクバロングラップラー(レベル9、竜形態レベル12)
ティダンを信仰する異色の女ドレイクで、神聖魔法も取得している。
というかドレイクなのに魔剣を使わず、拳一つでこの地位を得たという二重の変わり者。
また風土と信仰にそってか、自身も砂糖や塩の栽培に造詣がある。
先代の領主だった“雷帝”と呼ばれたブラッドトロールを倒し、この地を治めている。
格上のブラッドトロールを撃破したのはその弱点を突くことに成功したのが大きいとのこと。
性格も寛大であり、親しい間柄のものには通称で呼ばせ敬語も強要しない。
四天王だが四人というわけではない。が、別におかしいところはない(ぇ
●“実存せる虚構(ロールシャッハ)”嘉納美弥子
種族:ナイトメア/異端の高司祭(レベル11)
ヴィルの側近中の側近でありかつ親友の間柄ともいえる女性。
ティダンの高位神聖魔法にあたるデイブレイクも使いこなす。
落ち着いた人物であり、好戦的なヴィルのブレーキ役でもある。
●“RⅠP341分隊”
四匹一組で四天王の一角を占める、ヴィル直属の戦闘部隊かつもふもふ用のコボルドたち。
おのおの形は違えど、ヴィルに忠誠を誓っている。
それぞれが神聖魔法や錬技、賦術や戦闘特技などを取得しており明らかにレベル以上の実力を持つ。
だが本業は職人であり、7~8レベルに相当する一般技能を取得している。
部隊名はマイリストで判明。「ルールブックⅠ341ページ分隊」の意。
名前 | 種族 | 信仰 |
---|---|---|
とらたん | コボルドグラップラー(レベル5) | ダルクレム |
いぬ美 | ビッグコボルドシューター(レベル5) | ル=ロウド |
ジャンバルジャン(通称:ジャン) | コボルドウィザード(レベル5) | メティシエ |
萩原雪歩(通称:お雪) | コボルドリトルナイト(レベル5) | ザイア |
●“復讐の代行者(アラストール)”ジョン=竹内
種族:ゴブリンシャーマン変種(レベル5)
領内の魔動機械を一括する幹部。
魔動機の知識に精通し、妖精魔法と神聖魔法に加え一部の魔動機術も使いこなす。
登場卓:バルナッド・キャンペーン(DIOP)
対抗PT:竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)
元は大破局時代に人族に敗退した蛮族が土着の人族と共同体として立ち上げた集落が母体で、現在でも大勢力の国家とは言いがたい規模。国の所在地は当初こそダグニア地方から相当に離れていると思われていたが、セッション25.5で描写された北にある山脈がドラキア山脈であることが判明し、その位置関係から山脈一つ隔てたところにダグニア地方があると推測される。
(ただしカルゾラルの魔動天使の記述におけるカルゾラル高原の藩王の設定が公式に示されたことや、卓の設定の成熟などが重なった結果、現在の設定においては国の知名度こそないものの、カルゾラル高原内においては最大勢力であるタジルバドを除けば、規模が大きい国家に分類されるといっても過言ではなく、有力な藩王に率いられているアルミラルダ軍などにも引けを取らないと推定される)
現在の表向きの指導者はフォモール種のアーリィ・ファーレージだが、実際には影の支配者であるセレーネと共同で国を運営している。その存在箇所は民にも秘匿されており、本編においては北側に山脈が存在すると語られた程度であり、正確な座標は上層部の一握りしか把握していないとも言われる。その位置は長らく不明だったが、山脈を望むことが出来るカルゾラル高原の一角に位置することがセッション21.5にて判明し、セッション25.5では空輸した経路においてドラキア山脈を通過していることから、北に位置するのはドラキア山脈であると思われることが濃厚となっている。蛮族をイグニスの民、人族をルミエルの民と独自の呼称を使用しているのも特徴。
PCのテトライン、敵方NPCのシャロウの出身国で、軍部には外人部隊も存在する。
領国内では人族と蛮族の共同体で運営されており、上層部こそ実力・結果主義の指向は強いが、特に人材の喪失に対しては気を配っており、戦果を上げるより生存第一とする教育が浸透しているほか、上記の歴史から完全共存を実現している国でもあるため、内心はともかくとして基本的に街中で人族と蛮族が争うことはまずない。というか暴力的ないざこざを起きるようなら官憲がすぐに掛けつけるために治安も良く、要は人族の一般的な価値観がより理想的な形になったとも取れる。成人すると国を出て見聞を広めるか、国家運営に関わるかの二択の選択肢があることが明かされている。上述のテトラインは前者、シャロウは後者である。
人族と蛮族をとりまとめてるために必要なためか、不法行為には非常に厳しく、非常に重い罪を犯した場合は人族と蛮族関係なく、実験材料にされると言われている(デーモンルーラーの違法供物の理由付けもあるかもだが)
宗教観も独特で広く信仰されているのは宥和神アーメスで、次いで戦神ダルクレム・慈雨神フェトルなどの信者が多いが、人族と蛮族では信仰する神は偏る傾向があるとのこと。基本的に信仰は自由だが、犯罪行為はご法度であり、また教義そのものが犯罪行為を推奨するもの(死の神ザールギアスなど)はおおっぴらには信仰できないとのこと。
特に軍においてはスカイシップのみならず、大量生産こそされていないがドラゴンフォートレスや対艦ミサイルといった強力な魔導兵器も所有しており、部隊の錬度のみならず武装の質も高い。また僻地の作戦行動においても、空間移動系の魔法や通話のピアスも頻繁に使用されており、特殊な任務をこなせる人材や装備も揃っている。
主にダグニア地方での作戦行動を繰り返していることが多いが、任務によっては僻地や海での作戦行動もある。PC側のPTはシャロウの特務小隊と幾度も遭遇・交戦してるため、対話や共闘の機会をなかなか得られていないことから敵対的な状態に陥っている。ダグニアでの作戦行動が多いのは、セフィリアに対して何らかのアクションを起こすことを目的にしているためと思われる。
セッション32にてダグニア地方のセフィリアの王都・アーレに侵攻し、わずか半日で陥落させる。その後はダグニア地方制圧をめざし、バルナッドに向けて南下。ついに竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)と正面きって対峙することになる。最終的には本陣強襲をかけてきた竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)に敗北、さらに第三勢力の魔動機文明の遺跡による無差別攻撃によりダグニア地方に遠征したイルミニア軍全体が甚大な被害を受け、最終的にダグニア地方から全面撤退した。
●リーダー格:“遥か天界に届く声”アーリィ・ファーレージ
種族:トォンフォモール ファイブスタージェネラル(レベル26)
直接的な戦闘力もさることながらウォーリーダー技能に特化した戦闘技能を持つフォモールの国家元帥。複数の戦場に同時に鼓咆の効果をもたらす『戦術指揮』、レベル3の鼓咆を無条件で最初から使用でき、更に他のウォーリーダー技能者を支援する『高度な指揮』を持ち、支援対象が多ければ多いほど手強くなる相手。また五星将軍の異名を持ち、撃破した場合「五星将軍の打破者(150点)」、専用装備である魔剣エイガムを装備している時に撃破した場合は「五星砕きし亡国の使途(250点)」のどちらかの称号が得られる。
強いカリスマを持っており、イルミニアに住む人族・蛮族にとっての国家元帥であると同時に象徴とも言える存在。特に軍務に従事するものともなればその忠誠心が末端に至るまで高いことから、その実力以上に存在感が際立っているともいえる。
かつて大破局時に蛮族側の総大将としてアーレ攻城戦を指揮したが、そこで敗退し、膝も壊したために白兵戦では全盛期の力はない。大破局が終結し、生き甲斐を見失って軟禁生活に甘んじてたところにセレーネとの出会いを果たすことになる。ちなみにいつからかは不明だが実は菓子を作れたりするのだが、肝心のサイズが彼女基準なため、セレーネからは大きさ的な意味で不評である。
そのセレーネとは300年近い付き合いであり、頼れる同士であり戦友であり、また家族同然の存在。セレーネが無茶を重ねてきていることを誰よりも良く知っているため、彼女には少なくとも戦場や任務では死んでもらいたくないという思いが非常に強い。
国家元首という立場上、国家同士の交渉以外で国から出る機会はほとんどないものの、シャロウの一件もあってクローバー達のことは情報として知っており、機会があれば対面したいとも考えているようである。その機会は意外な形で訪れることになるのだが……
アーレ攻城戦において自身が「生涯で出会った二人の英雄のうちの一人」と称したウィークリングの少年と敵として相対するが、その少年は捨て駒にされており、負傷した状況でアーレ側によるアーリィの部隊ごと攻撃を喰らった巻き添えで死亡している。その死を惜しんだ彼女の指示によって、その少年にはリーンカーネーションが掛けられることになる。
※その少年の出自はセッション28において残滓を知ることができ、実はセッション10以降にクローバーたちとも間接的に関わりのある人物であることが判明する。
●“影の領主”セレーネ・ロー
種族:バジリスクウィークリング(レベル15)
アーリィと共同で国を運営するもう一人の支配者。名称・種族・能力は完全に謎に包まれていたが、セッション18.5において名前と種族が判明。本来100年程度しか人族領域では生存が確認されていないウィークリングであるが、何らかの手段で寿命を延ばした模様。能力の詳細は不明だが、本卓の時間軸では既にヴァンパイアリリィや上位魔神を赤子の手を捻るように始末することが可能な戦闘能力を持つに到っていることが判明しているが、戦闘能力に関しては自身の修練などで研鑽されたもののようである。普段は事務員として働いていており、その正体をはっきりと知るものは本編で明かされた範囲ではアーリィ以外に存在せず、一般の認識ではせいぜい影の支配者が存在するという噂がある程度である。国を立ち上げたことにある理由があるようだが、その果たしたい悲願についてはセフィリアの王都アーレが何らかの形でかかわっているようである。しかし心の奥底では優しい人物であり、300年を経て大きくなってしまった国に負担をかけてまでその悲願を果たすことに戸惑いも感じ始めているようである。一方で目的のためには事後処理を考えないようにして冷徹に実行する決断力も持ち合わせており、やる後悔よりやらない後悔をする傾向があるほか、自身の想定と違う事態に陥ると普段の冷静さからは考えられない行動を起こすこともある。
アーリィと出会った当時はマギシュー・スカウトメインの高レベル冒険者級の実力者だったが、あくまで年齢に対して優秀と言う程度であった。長い時を経て現在ではアーリィを凌ぐ実力を持つ規格外の魔法戦士となっており、さらに種の寿命を越える手段を手に入れている。また『私に事故は起こりえない』とも発言しており、寿命と事故防止に関してはセッション29.5において魔剣の能力によるものと判明している。しかしその圧倒的な能力をもってしても悲願を果たすには不足していると彼女は語っており、何を相手にするつもりなのか不安が尽きない危うさを持っている。
※ちなみに高い戦闘能力のほとんどは長い年月をかけて鍛錬されたものだが、他にも穢れの酒の大量摂取で特殊能力を補強している。穢れの酒の副作用により、ポリモルフ抜きでは日常生活が不可能な状態に陥っており、このことはアーリィに心配される要因の一つとなっている。
元々スカウトを嗜んでいた影響や影に徹していることもあってか有事には単独で動くことが多く、そのときにクローバー達と出会ったこともある。基本的には自衛と目的以外に戦闘を行うことはしないが、戦闘になった場合は一切の容赦を加えずに相手を撃破する。また外見が人族に近いバジリスクウィークリングのため、人族の街で滞在や交渉の窓口になることもある。
ちなみに当時からマギテックとして優秀だった理由はラスト近くまで確定事項としては語られてはいないものの、本編・外伝などを通すとある程度の理由付けが見えてくる。そのあたりを踏まえると、イルミニアが魔導兵器を多数運用できているのは彼女の功績が大きいのではないかと思われる部分がある。
※その出自は大破局時に死亡した天才魔導技師だったロバート・ローの養子であった少年エンデュミオンがリーンカーネーションにより転生したもの。当時のロバートの技能・知識・理念をほぼそのまま写し取るほどの秀才であり、その理想を実現したのが、今のイルミニア共和国の土台となっている。
アーリィは彼女を「生涯で出会った二人の英雄のうちの一人」と評しており、全幅の信頼を寄せているが、それゆえに無謀とも無茶とも取れる行動に関しては避けて欲しいと願われている。
そのアーリィとはもう家族同然の存在で、セレーネ自身もアーリィのことを姉同然に慕っており、対等の関係になった今でもアーリィに対しては敬称をつけ、敬語で会話している。そのため国作りの動機や当初の目的はともかく、現在において根底にある行動理念はアーリィへの思慕とイルミニアの繁栄に向けられている面の方が強い。
●“駆け抜ける武神”ゼンガー
種族:ブラッドトロール マスターライダー(レベル21)
テトラインの育った孤児院の院長であり、また戦士としての師にも当たる人物。かつては友人とともにイルミニアの親衛隊に属し、最終階級は准将。200歳になったのを機にその友人とともに退役し、孤児院を経営しつつ後進の指導に当たっていた。神聖魔法は使わないものの、ライダーとしては最大級の熟練者であり、また強力な固有の攻撃特技をいくつか所持している。トロールとして年齢的にはピークを過ぎているものの、実力に衰えは見られずその眼光も鋭い。ある場所においてテトラインとの一騎打ちを行うこととなり、実質的に実戦でテトラインを錬磨することになる。
●“唯一の三”トラインズ
種族:オーガチルドレン
アルケミストワークスに登場する公式ネームドモンスター。
本作でも公式通りにバルナッド評議会の議員の一人としてもぐりこんでおり、セッション6において影響力を拡大するために、ある敵対する議員を排除しようとした際に、自ら雇ったクローバー達に正体を看破され、交戦の末に3人とも死亡した。
セッション13においてトラインズはダノス海との連絡役、及びダグニア地方における作戦行動を円滑にするためにイルミニアから送り込まれたスパイであったことが判明。上記の事件が起きたことで、イルミニアはダグニア地方における作戦行動全般を見直すことになっている。
ちなみにトラインズの権勢拡大を狙った行動に対し、アーリィとセレーネは『調査と連絡だけでいいのに、功を焦って妙な工作に手を出して自滅した』と述べている。
●ダークドワーフの反体制集団
セッション29においてイルミニア共和国の体制に反対していたダークドワーフの集団で、ラ=ルメイアにあるフェーゲライン伯爵領に眠ってた、あるアーティファクトを利用してクーデターを起こそうと企んでいた。追っ手となったシャロウ達を一度は振り切ったが、代わりにフェーゲライン領の異常事態の解決の依頼で訪れていたクローバー達に捕捉されて戦闘の末に倒され、その後に遅れて起動したアーティファクトに巻き込まれてお約束通り全員死亡した。暴走したアーティファクトである“黒炎龍”ファラクの力はクローバー達とフェーゲライン伯爵を追い詰めるほどの強大なものであったが、戦闘の経過を見守っていたシャロウ達が救援したこともあって破壊された。
セッション7においてクローバー達が遭遇したドレイクの女性であるシャロウをリーダーとする小隊。セッション29までに竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)と5度遭遇。そのうち3度は本格的に交戦し、いずれも双方に犠牲を出すことなく引き分けとなっている。
●シャロウ・ウィーバー
種族:PC型ドレイク
初登場時は国の小隊長研修訓練をしていたドレイクの女性。不老種族のドレイクだが、まだドレイクとしては成人したばかり。PC型のNPCで、PC側と同様の成長スピードを持つため、セッション33では伯爵級(竜化時は侯爵級)に迫る実力を身につけている。当初は試験官役の配下に侮られていたものがあったが、PC側と交戦した初陣で命を張った撤退戦を成し遂げたことで信頼を勝ち取った。その後もセッション29に到るまで4回に渡ってクローバー達と遭遇し、そのうち2回は本格的な交戦となったものの、部下全員での生還に成功しており、小隊長としては非常に優秀。初期の部下に【ダークトロール&ボガード種3体】がおり、後にラルヴァのエイミー・トゥインシーが加わり、現在は5人の部下を率いる特務小隊の隊長である。セッション19~29では配下だったボガードの3人が配置転換されていたため、基本的には3人で行動しており、場合によっては支援要員を率いていた。
ちなみに3人が抜けた後の任務におけるクローバー達との接触でシャロウが自信を失いかけていたことを懸念したアーリィの計らいにより、結局ボガードの3人が小隊に戻ってくることになり、実質的な戦力で再び竜皮剥ぎ(ドラゴンピーラー)と同等以上の戦力を小隊として再び保有することになる。
セッション29における“黒炎龍”ファラク、セッション33におけるダグニア大戦後半の対飛行要塞における2つの戦場にて、どちらのPTも単独ではどうにもならない相手であったことからクローバー達と一時的に共闘。要塞を攻略した後、アーリィの計らいにより、戦争の後始末をつけるという建前もあったものの、ついにバルナッド闘技場においてクローバー達と決着をつける機会を与えられ、激戦の末に敗れた。その戦闘前にクローバーたちをライバルと認め、戦闘後は同じくリーダーであるクローバーと握手を交わし互いに認め合った。
アーリィ曰く「英雄候補の一人」と期待をかけられているが、部下を見捨てられない性格のため、ある程度以上の規模を持つ部隊の指揮には不向きとされており、それゆえに少人数で動く特務小隊に配属されている。
PC側とは上記の経緯のせいで一触即発の状況にあるが、平時の価値観は同郷のテトラインと同じくイルミニアの一般的な価値観と同じであり、守るべきものを守るという強い意思を持っている。
●「召異術士」エイミー・トゥインシー
種族:ラルヴァ
シャロウの部下に配属された母から受け継いだデーモンルーラーの技能を操る新米隊員の少女。シャロウ同様にPC型のNPCで、PC側と同等の経験点による能力を持つ。元はヴァンパイアの血族に追われて亡命してきたという経歴を持ち、シャロウの部隊に配属された当初は感情を殺していた時期がある。追っ手だったリリィがアーリィの指揮によって瀕死に追い込まれたところを自らの手で始末をつけ、その後は殺していた感情を表に出すようになった。現在は部隊長であり姉代わりとなったシャロウに懐いており、いいコンビとなっている。
シャロウやセルゲイほど軍人としての自覚は強くなく、話し合いが通じる相手とは何とか打ち解けたいと思っている節もあり、クローバーたちと万が一にも共闘・融和の切っ掛けがあるとすれば、彼女が鍵を握っていると思われるのだが……
散々PC側が共闘フラグをへし折り続けたのもあったが、ついにセッション33にて戦場において共同作戦を取ることになり、その際に彼女とキョウが真っ先に馴染んでいる。そのためかキョウとは波長が合うらしく、キョウと和んでいた際にシャロウとリーズの両方からツッコミを入れられている。
●シャロウ配下の蛮族
副長:セルゲイ(種族:PC型ダークトロール 神聖魔法:アーメス)
隊員:アル・フォンス、ビル・ギッド、シル・ドラ(PC型ボガード)
副隊長のセルゲイは典型的なトロール種の性格をしており、シャロウの隊長試験の試験官も務めている。現場出身の叩き上げの軍人で、レンジャー技能の心得もある。また熱心なアーメス信者でもあり、トロールの中ではアデプトに相当する優秀な神官戦士でもある。シャロウ、エイミーと同じくPC型のNPCであり、セッション25以降に登場した際にはブラッド種に相当する実力になっている。ちなみに息子と娘がいるらしい。ここまでくれば元ネタ通りに“荒熊”の二つ名があってもおかしくない。
配下のボガード種も中々個性的な性格をしており、その様子は外伝に当たる11.5及び29.5にて詳しく描かれている。シャロウ達が特務小隊となったセッション18.5以降ではPC型ボガード種の扱いになっているため、セッション29.5で再登場した際にはLv17に到達しており、元がボガードとは思えないことになっている。
登場卓:バルナッド・キャンペーン(DIOP)
蛮族領域から逃れてきたウィークリングとコボルドがひっそりと住んでいる小さな隠れ里で、バルナッドから西南西への徒歩4日の距離にある。元は大破局時に脱走してきた集団が大本。秘隠神クスのアーティファクトによって隠れ里周囲の森は魔法的な迷路となっており、隠れ里の住人か一度里に受け入れられた人物でなければ行き来は非常に困難。
現在は子をなせないウィークリングの高齢化に加え、コボルドの近親交配が進んだことで、遠からず里の維持が不可能になることが決定的となっている。
元が蛮族組織から抜け出してきたウィークリングのため、自衛する能力はあるが積極的な戦闘は困難。クローバー達を里に案内したフレイズは里一番の使い手で、当時のクローバー達に匹敵する実力を持った高レベル冒険者級の妖精使いだが、逆に言えばその程度の戦力しか保持していない。もし何らかの形で外の存在が漏れて攻め込まれようものなら、里の独力では防衛不可能であると推測される。
登場卓:太陽王国のバルバロス(広報P)
対抗PT:ネクロスレイヤーズ
ノスフェラトゥのマイナー氏族の一派でおもにダグニア地方で暗躍している。
この一族は死ぬと穢れた羽毛を残す特徴を持っている。
謀略を好むフラウやクリューといったメジャー氏族とは違って直接的に活動するのが特徴で、人族・蛮族問わず集落を滅ぼしている。ネクロスレイヤーズはセッション6においてその一端に邂逅した。
滅ぼされた蛮族たちが集まってレジスタンスを結成しているほか、ラ・ルメイア王国もこの謎の多い氏族に対し警戒心を持ち始めている。
●リーダー格:フェニックス
種族:ノスフェラトゥ?
現時点では名前のみの登場。ディノ氏族の長と推測される。
●ミンゴス
種族:ヴァンパイアウィンドランナー
フェニックスに仕える元セイレーンのノスフェラトゥ。クギュを新たな氏族の一員として迎え入れた。
●クギュ
種族:スキュラプリースト(レベル7)
メティシエ神官。一度はネクロスレイヤーズに倒されるも、「資格」があったため謎のペンダントの力でディノ氏族として復活を遂げる。
登場卓:GMちひろの地獄巡りの片道切符セッション(弱P)
対抗PT:三河屋(仮)
ケルキラ島に住むヴォルクライアを長に据えた吸血鬼至上主義者の集まり。
厳選されたエリートたちから成り、ダグニア地方全域とモーロック地方で活動しているが、その正確な目的は不明。
●リーダー格:“静かなる不死者”ヴォルクライア
種族:ノスフェラトゥ(フラウ氏族)
ルルブIII掲載の公式NPC。オブレスタッドの長であるが、実際は名前を貸しているだけとも噂される。
●マユ
種族:リャナンシーアサシン
体術に加えリルズの神聖魔法も使う暗殺者。一度狙いを定めた相手は執念深く付け狙う。
登場卓:隠れ里のバルバロス(里|ω・)P)
所属PT:ニルダネスの乙女達
人族と蛮族が平和に共存する小さな隠れ里。フェイダン地方の南東部、アシオン山の麓に位置し、リオスの首都ラスベートからは徒歩で一週間ほどの距離にある。
大破局の際に同族と馴染めず飛び出した蛮族とその妻となった人族が村の祖であり、二人の子孫が代々の村長を務めている。
隠れ里であるため人の出入りは多くなく、高齢化が進み人口は徐々に減少しつつある(繁殖力の高いゴブリン等の妖魔は村にほとんど存在しない)。
村の名前が判明したのはセッション7-5。村で主に信仰されるニールダ、ティダン、アーメスに由来する。
蛮族が入り交じっていることを除けば通常の人族の村社会と変わりない。村に暮らす蛮族の多くはラミアやトロールといった比較的知能が高い種族であるが、性格も穏やかであるため、争いは得意としていない。
戦いが不得手な他の村人に代わり自警団のような役割を果たしている少女たち。
当初は村長の娘リコット、村唯一のナイトメアであるケイティ、ライカンスロープのミァムの三名だけであったが、ディルフラムから訪れたドレイクのビーティエが仲間に加わり、さらにその後、ラスベートの孤児院育ちのラミア、アーティフが加わる。
登場卓:小鳥さんのGM奮闘記R(ブリッツP)
対抗PT:通りすがりの馬の骨
(※公式サプリ『ソードワールド2.0ツアー2 リオス』掲載の犯罪結社《黒き法典》が元ネタと思われる)
リオスの東方にある「血と黄金の森」を本拠地とするノスフェラトゥ系の蛮族組織。
血液に強力な洗脳・支配効果を持つ『鎖の氏族』ことラシェーヌ氏族のノスフェラトゥから成り、その血を原料とする麻薬『チェイン』をリオスに流入させている。
人数こそ10人前後と少ないが、それぞれが精鋭でなおかつ周辺の蛮族組織を支配下に置いているため、フェイダン地方でも飛び抜けた戦力を持つ。
●“堕落の黒”アドラー
種族:ヴァンパイアディクテイターロード(レベル39)
ラシェーヌ氏族に属するヴァンパイアディクテイター一族の長にして、『黒の法典』の首魁。大神に匹敵する実力を持つ。
16年前、ラスベートより送り込まれた討伐隊を壊滅させ、その名をフェイダン全土に轟かせる。しかし6年前に高名なヴァンパイアハンターのチームと刺し違えたとされ、以後その姿は目撃されていない。
現在は『アンチェイン』と呼ばれる人間の内部で眠っているらしく、その完全復活が組織の悲願となっている。
リオスに蔓延する麻薬チェインはこのアドラーの血を原料としたものだとされる。
●“羨望の白”キルゼム
種族:ヴァンパイアディクテイター(レベル33)
『黒の法典』の第一席。族長アドラーが不在である中、組織をまとめてきた。
●“暴食の紺”ワルドラ
種族:ヴァンパイアディクテイター(レベル25→30)
『黒の法典』の第二席。動物や幻獣、魔法生物、さらには神族など多数の異種族を喰らい、自身の肉体に取り込んでいる。その力は通常時でも上位の小神に匹敵し、覚醒時には大神の域にまで達する。
●“色欲の紫”ネクリア
種族:ヴァンパイアディクテイター(レベル32)
『黒の法典』の第三席。強力な魔法の使い手。
●“憤怒の朱”ガウンゼン
種族:ヴァンパイアディクテイター(レベル32)
『黒の法典』の第四席。ノスフェラトゥとしては珍しく魔法能力を持たず、近接戦闘に特化している。
●“強欲の紅”フェリクス
種族:ヴァンパイアディクテイター(レベル20)
『黒の法典』に属するノスフェラトゥ。席次は不明。
毒の扱いに長けた高位のテメリオ司祭でもあり、テメリオ教団を組織してリオスの裏社会に巧みに手を伸ばしていた。
●“毒婦”レイル
種族:リャナンシーアサシンプリースト(レベル16)
『黒の法典』に仕える工作員。テメリオ司祭。リオス首都ラスベートのヘンドリック家にメイドとして潜入していた。
●“竜導師”メッシュ
種族:エンプーサドラゴンマスター(レベル28)
『黒の法典』の第一席キルゼムに仕えるエンプーサ。ドラゴン族に伝わる伝説の神器『竜神玉』を保持しており、数百匹のドラゴンを自在に操る。
●“黒竜”バルドラグ
ダークエンシェントドラゴン(レベル31)
神話時代から生き続ける竜。古代竜としてはまだ若輩であるものの、その実力は大神に匹敵する。『竜神玉』の力で“竜導師”メッシュに使役されている。
年輪国家アイヤールの《聖姫領》アンジェを荒らし回る蛮族組織。巨大な樫の木の根元に開いた穴を拠点としていることからオーク軍と呼ばれる。
構成員の多くはゴブリン、レッドキャップ、グレムリンといったレベルの低い妖魔であるが、全員が「VIMバリア」という強力なバリアを持ち、ヴァルキリー以外の種族からの攻撃はほぼ無効化する。
●リーダー格:ヴァルオタ・アンジェ博士
種族:ナイトメア/天才魔動機師(レベル8)
《聖姫領》領主の弟にあたる人物。VIMバリア付加装置の発明者であり、オーク軍を裏から操る黒幕。
(※《紫闇の国ディルフラム》は公式に存在する蛮族国家。詳細は『フェイダン博物誌』及び『ディルフラム博物誌』を参照)
フェイダン地方とノルダール地方の間に存在するテラスティア大陸最大の蛮族国家。
卓m@sにおいても複数の作品に登場している。
公式設定・公式NPCは基本的に省略。主に卓m@sオリジナル設定を掲載。
●リーダー格:“紫闇の魔将”カーツ・ディルフラム
種族:ノスフェラトゥ
公式NPC。ディルフラムの初代王だったドレイクマーキスを葬って王位を簒奪した2代目にして現在のディルフラム王。同時に十三魔将の一人であり、残りの12人の魔将については直接任命している。
直接卓m@sに登場する作品は少ないが、その存在を示唆されることは多い。ちなみにフェイダン地方を放浪している公式NPCのラブレンチは旧友の一人。
●“虎王”ラギオン
種族:ワータイガーキング(レベル20)
登場卓:小鳥さんのGM奮闘記R(ブリッツP)
ディルフラム西部に位置する《獣王領》の支配者。優れた格闘家であり、純粋な近接戦闘ではディルフラムで最強と目されている。
●“朱雀王”フェリオ
種族:ワーガルーダキング(レベル27)
登場卓:小鳥さんのGM奮闘記R(ブリッツP)
ワーガルーダ族の長にして、ディルフラム南部に位置する《朱雀領》の支配者。音速にも匹敵する高速の動きを持ち、その姿を捉えることは至難の業。
●“玄武王”ドラン
種族:ワータートルキング(レベル27)
登場卓:小鳥さんのGM奮闘記R(ブリッツP)
ディルフラム北部に存在する《玄武領》の支配者。ディルフラムでも三指に入る絶大な防御力を持つ。
●“落陽”フランシス
種族:ドレイクガンナー(ブロークン)(レベル15)
登場卓:邪眼の姫の物語(混沌P)
リオス・ノルダール近海をテリトリーとする女ドレイクの海賊。元は伯爵級ドレイクだったが、あるルーンフォークとの戦いで魔剣を砕かれファイター技能とコンジャラー技能を失うも、新たにシューター技能とマギテック技能を身に着け、1年足らずで力を取り戻した。
登場卓:猫とオンセと変態と(トムキャットカップビートルP)
王妃ギルティアに仕える近衛兵たち。王妃の裁量で動かせる範囲では最大の戦力。
●“攻勢鱗壁”レディ・ペタン
種族:ラミア
ルキスラ出身。かつてはルキスラ銀鱗隊に入隊していたが流れ流れてディルフラムへ。
●レムレス
種族:ラミア
霧の街出身。魔改造によりキマイラの頭が生えている。
●“狂い死に”エドラゴ・リレンツィニ
種族:ライカンスロープ
100年前までは人間の冒険者であったがディルフラムに拉致され薬漬けにされ発狂。
●“剣鬼”ダンバー・アグリモニー
種族:ドレイク(ブロークン)
魔法文明時代の末期にヒューレ(剣神)と戦い、魔剣を折られて士道に目覚めたドレイク。
●アリューリア・ガーディアス
種族:人間
かつてはフェイダン地方で英雄と呼ばれた冒険者だったが、濡れ衣で処刑されそうになり、人族を捨ててディルフラムへと渡った。
登場卓:隠れ里のバルバロス(里|ω・)P)
ディルフラムの南西部《金竜伯領邦》の一領土を統治するドレイクの血族。本家以外に分家も存在する。
血族の特色なのか姉妹が多く生まれるらしく、それぞれの権力争いを助長するための『デュエット』制度を設けている。これは姉妹のうち最も優れた者と最も劣った者をペアとし、残りの姉妹もそれぞれ二人一組として扱う制度とされる。
当主は未登場。その娘にあたる4人が判明しているが、姉妹の数はさらに多い可能性もある。
●メロディエ・ガンフォア
種族:ドレイクバロン
通称メロディ。ワルティエとは双子の関係。ビーティエとデュエットを組んでいた。
姉妹の中で最も優れた才能の持ち主であったが、すでに死去している。
●“苛烈なる円舞曲”→“暴走せし円舞曲”ワルティエ・ガンフォア
種族:ドレイクバロン(レベル10、竜形態レベル11)
通称ワルツ。メロディエとは双子の関係。マルティエとデュエットを組む。
剣の欠片に穢れを帯びさせた“穢れた欠片”を生み出し、それを自身に投与するが……。
●“やられっぱなしの”ビーティエ・ガンフォア
種族:ドレイク(ブロークン)
通称ビート。メロディエとデュエットを組んでいた。
魔剣を持たずに生まれてきたドレイクであり、姉妹の中で最弱の存在とされた。唯一の理解者であった姉メロディエの死後、ガンフォア領を出奔し、ニルダネス村に身を寄せる。
●“愚者の行進”マルティエ・ガンフォア
種族:デモンパラサイテッドドレイク(レベル11)
通称マーチ。ワルティエとデュエットを組む。
人族の都市に潜入するためワルティエから魔剣を折られている。“穢れた欠片”によって理性を失ったワルティエの解放をニルダネスの乙女達に依頼する。
※実は姉ビーティエと同じように魔剣を持たずに生まれてきたドレイク。ある魔神に魅入られたことにより、本来と異なる残虐な性格となってしまっている。“穢れた欠片”を生み出したのもそれをワルティエに投与したのも彼女であり、嫌いな者たちが殺し合う姿を楽しんでいた。
登場卓:堕ちた里の乙女達(里|ω・)P)
番外編で存在を語られたガンフォア家の分家。デュエット制度も存在する。
作中ではワルティエとマルティエによって本家ともども皆殺しにされているが、番外編そのものが本編バッドエンド後のIFストーリーであるため、本来の歴史では全員が生存しているものと思われる。
●チェインバロン・ソラリスタス
種族:ドレイク
ソラリスタス家の当主。ワルティエらに殺害される。
●フォート・ソラリスタス
種族:ドレイク
ピアニィの姉であり、デュエットの相手でもあったドレイク。魔剣を折られ死亡する。
●“ソリスト(ひとりだけの)”ピアニィ・ソラリスタス・ガンフォア
種族:ドレイク(ブロークン)
通称ピアン。当主の娘でありながら野心を持たず隠棲していた。
ワルティエらに魔剣を折られるも生存し、結果としてガンフォアの名を受け継ぐ最後の一人となる。ディルフラムから事実上の追放処分を受け、人族領域に出てワルティエらを打倒するための力を蓄えている。
●“血まみれ”ターニャ・ポリカールポフ
種族:ドレイク
登場卓:邪教の神官が世を正すキャンペーン(邪教徒P)
かつては《金竜伯領邦》にて一部隊を率いていていた子爵級ドレイク。500年以上生きていると言われており、領土を治める“金竜伯”よりは年少なものの、大破局を生き抜いた一人。
敵兵に対しては情け容赦ない殺戮を繰り返す戦闘狂であったことから“血まみれ”の異名で畏怖されたほどだが、一方で直属の配下に対しては優しい面を見せており、非常に信頼されていた。
10年ほど前に病に倒れ、その後《金竜伯領邦》から突如失踪したと言われている。
●“闇夜の烏”シュバルツ
種族:ドレイクバロン(レベル10、竜形態レベル11)
登場卓:マイナーゴッドが六柱!(バーンP)
戦術指揮に長けたドレイクバロン。リオス首都ラスベート攻略の命を受け、1000近い軍勢を率いてリオスに侵攻した。「鎧の魔旗槍」という特殊な魔剣を持つ。
●“奇海王”
種族:リザードマンロード(レベル15)
登場卓:邪眼の姫の物語(混沌P)
ディルフラムの支配下にあるメスキダ砦を支配するリザードマンの王で、水棲蛮族を中心とした配下を持つ。十三魔将でこそないものの、立場的にはほぼ同格として扱われている。テレポートをMP無しの補助動作で使用できる魔剣ストレイヤー・ヴォイドの使い手で、アレクセイ配下のニンジャ軍団『埋伏決死陣』と連携し、ユエたちを苦しめた。部下思いであり、ユエたちとの戦いに赴く前に配下をディルフラムに逃がしている。
●埋伏決死陣
種族:コボルド・レッサーオーガを中心としたニンジャ軍団(レベル18)
登場卓:邪眼の姫の物語(混沌P)
十三魔将“破軍”アレクセイの配下にあたる直属の諜報部隊である『埋伏』のニンジャ部隊による決死陣。数を頼みに相手を包囲し、圧殺する。データ的にはHPを30%切るまでは物理的な手段では脱出できず、また包囲内からの近接攻撃に自動カウンターによる魔法ダメージ、また手番事に決死陣内の任意キャラクターに必中の魔法ダメージを与える。このデータは『埋伏』のほぼ総力を結集した時のレベルで、HPは2000となっている。
登場卓:雪歩と愉快な仲間たちのRPてんこもり特殊蛮族卓(完熟P)
ラクシアのどこか、テラスティア大陸とは別の陸地に存在する地方。
周囲の地方から孤立しており、大破局以降は他地方との交流が途絶えたとされる。整備された区画以外には凶暴な動植物や幻獣などが住み着いているため、人族・蛮族問わずに共同体を造って生活圏を維持している。4つの国が点在しており、ドレイクが統治する山岳と緑に富んだ土地「イルトゥーク」、トロールが統治する荒野に接した平坦な土地「レイヴィル」、人族が治める地「ティオ」、そしてノスフェラトゥが支配する「常闇の国エルクス」である。卓の主な冒険舞台は「常闇の国エルクス」である。
この地方の蛮族・人族はいずれも共同体を作っているためか、主要国に定住している蛮族たちは基本的に人族を敵としてみないところがあり、人族側から手を出さない限り襲われることは稀だが、人族にとっては十分に脅威の対象となっている。また共同体を作ってきた経緯からか特異な性格を持った蛮族が多い。ただしミノタウロスなど知能の低い蛮族の場合は人族や蛮族を無差別に襲うこともある。
人族ではなく蛮族が支配・庇護する地域のためか、公用語には上位蛮族語と言われるドレイク語が公用語として採用されているが、種族同士での言語には偏りがある様子。
アレス地方で最大勢力を誇る国家。大破局の終わりにノスフェラトゥのカオルルウプテ神官がコール・ゴッドによって、国土の3分の1を日光の差さない領域に変えたといわれている。
人族の国「ティオ」は実質上の属国であり、エルクスの人族の自治領域と実際には認識されている。三人の高位ノスフェラトゥによって支配されており、実質的な元首はそのうちの一人であるアンピュルシオン氏族のキュリーに属する“永遠の夜”クランイエルである。その補佐(立場は同格)にフラウ氏族のローズに属するローゼス夫妻(アレクト・カタリナ)が17年前に合流し、更にアンピュルシオン氏族のトリステスに属するラーリャ(公式NPCのラヴレンチ・ブレイクハーディットの性別や性格を改変)が客分の4人目として在国しているが、彼女の存在は上層部以外には秘匿されている。また支配者以外にエルクスの最大宗教勢力であるカオルルウプテ神殿を統括する大神官でバジリスク種のシィーイルも支配者層と同等の権威を持つ。
小神級の蛮族を多数要しているため、「レイヴィル」の長であるオルフェスが「エルクスには手を出すな」と厳命しているほか、「イルトゥーク」も争うコトは避けている描写が見受けられる。
実はローゼス夫妻の実の娘であるエリザベータ・ローゼスはラルヴァとして生まれてるため、国外の氏族に知られた場合致命的なことになることが発覚しているほか、また『クラム』という謎の脅威が眠っていることも明かされている。また地下区域には広大な魔動機文明時代の遺跡が存在している。
設定上カースドランドの影響がかなり大きいが、実は上記の4人以外のヴァンパイアの眷属はリャナンシー(ネームドアサシン級)しか存在していないということも語られている。登場したリャナンシーもオリキャラであるローゼス夫妻付きのコレットが高レベルウィザードであり、ティアドロップも公式でライロック魔刃術の使い手だったりする。
詳しくはRPてんこもり特殊蛮族卓の大百科を参照。
登場卓:ロングソード+10!⇒ウィズアナイトメア!(混沌P)
対抗PT:脳筋突破ザントーマ
エイギア地方よりもさらに北に浮かぶ島「フォアラント」に近年台頭しつつある蛮族軍。フォアラント各地の蛮族を傘下に収め、島に栄える四つの人族国家に対し宣戦布告を行う。
なお作品世界は公式の時間軸から約100年後にあたり、エイギア地方はほぼ人族の手に奪還されているという設定である。
第二部のセッション10にてオルキスがザントーマに敗れて死亡し、その残党もセッション12においてイヨ公国に宣戦布告した上で戦争を仕掛けるも、ザントーマとカレイドスコープナイツ、その関係者らと交戦した末に壊滅した。
●リーダー格:“蛮族還り”オルキス
種族:ドレイクカウンテスソードブレイカー(レベル21)
フォアラントの制覇、さらには大陸への進出をも目論む女ドレイク。その実力は伯爵級というよりも侯爵級に近く、いずれ公爵級に至るとまで言われている。
かつては魔剣を持たないドレイクであり、人族社会で冒険者として活動していた。しかしある冒険で蛮王の剣〈魔剣砕き〉(WTp.145参照)を入手したことで完全なドレイクとして覚醒、そのまま仲間たちを殺害し蛮族の世界へと帰還した。
ゼロを破った直後のザントーマと単身で対峙したが、消耗したザントーマが超越者に覚醒したこともあり、その戦闘にて討ち取られた。
●“百腕将”ゾラック
種族:ヘカトンケイレス(レベル16)
四天王の一角。多くの腕を持つ巨人。
同名のヘカトンケイレスが『ザルツ博物誌』に掲載されており、同一人物とのこと。
本作ではジーズドルフがダーレスブルグ公国・ルキスラ帝国の連合軍によって人族が奪還した後、
徐々に北に追いやられフォアラントに流れ着き、そこでオルキスに出会ったとのこと。
その経緯から人族に対する憎悪は強い。
ザントーマに敗れ、その後はカレイドスコープナイツにも敗れたことで、武人としては納得して破れたものであったが、人族に敗れ続けた復讐心は武人としてかの彼の心を黒く塗りつぶし、その思考は世界の破滅を呼び寄せる魔剣の力を解放させるにいたってしまう。
●“千眼将”ルクスリア
種族:ヴァンパイアローズ変種(レベル19)
四天王の一角。1000のコウモリに変ずる能力を持つヴァンパイア。250匹のコウモリが存在すれば人間の姿を維持できるため、最大で4体にまで分身可能。また1匹だけの蝙蝠を分体として運用し、斥候や監視といったことを行うこともできる。無邪気な性質でオルキスをお姉さまとして慕っている。
基本的に「遊び」「ゲーム」として人族との戦争をやる傾向があり、彼女が定めたルールを違反した場合は配下でも始末してしまうし、人族を見逃すこともある。一方で本気になってしまった場合、オルキスの命令も聞かなくなり、制御不能になってしまうという危険な一面を持つ。
実はオルキスに従っているのは「遊び」を提供してくれるからに過ぎず、ユエを「遊び相手」の対象に定めたこともあって、オルキスから関心が離れつつある可能性もある。
※ネタバレ
元はノスフェラトゥの引き篭もり生活を嫌って表に飛び出した際に、生前のオルキスに出会い「遊び」を教えられており、それが切っ掛けで彼女に懐いたらしい。後にレイスと化したオルキス曰く、「邪気や悪意がなくても本質が蛮族に近すぎるため、人族とは相容れない」と評された。ザントーマからも「邪気や悪意はないが、愉快犯的に敵対してくる面倒な相手」と言われている。
※ネタバレここまで
●“三頭将”ビーメ
種族:ドレイクトライヘッズ(レベル24)
四天王の一角。ドレイクのような角が生えた少女の姿をしているが、両肩からも鳥(ガンダルヴァ/テュポン)と犬(ガルム/ヘルガ)の頭が生えており、合計で3つの頭部を持つ。頭部それぞれに個体名があり、それぞれ自我も異なる。本体である少女はおキヨと呼ばれており、オルキスを慕っているが、同じく言語を解する鳥頭の方はオルキスを快く思っておらず、むしろユエに興味を示した。ちなみに犬頭はしゃべれないため不明。オルキス配下の中でも謀略や扇動を好む描写がある。実はオルキスよりもレベルが高い上、3つのコア部位から放たれる連携攻撃である「超高速ナブラ」は高い命中率と威力を誇り、チルーノを一撃で破るほどの優秀な必殺技である。
※ネタバレ
元は魔剣を持たないドレイクとして生まれ、気性も穏やかであったらしいが、何者かに魔改造を施され、今の姿と気性になったとのこと。またガンダルヴァのテュポンは3人の中で本体であるおキヨやもう一人の相棒であるヘルガの保護者的な立場にあり、魔改造され蛮族社会に放り込まれたおキヨをヘルガとともに見守ってきたような立場にあった。テュポン曰く「おキヨは隷属ではなく支配を選ぶくらいには人族に近い」とみなされており、自身が力尽きる際に自身を倒したヨームにおキヨの後見を頼んだ。
その後はオルキスを失ったことによる無力感と魔改造の後遺症で命に危険が迫ったことから、ユエの邪眼による肉体の若返りの措置を受け、魔改造以後の記憶と技能をすべて失うが、一方で穏やかな気性と健全な肉体を取り戻した。その後は記憶と技能を失ったこともあり、カレイドスコープナイツに同行することを決めた。
※ネタバレここまで
●“万獣将”ゼロ
種族:カイゼルライガー(レベル20)
四幹部の一角。獅子と虎が混ざったような姿をした黄金の四足獣。命令が無ければ人族を襲うこともない気分屋とのことだが、オルキスの命には従う。というか、基本はオルキスのペットポジションらしく、ヘタしたらモフモフ要員の可能性すらある。それでもゾラックと同等以上の実力はあるとのこと。
その正体は本来ありえないとされるライガーの純血種にしてタイクーンライガーの上位種。自身を万物の王であるとの自負を持つ動物にして絶対王。オルキスには気分で付き合っていたに過ぎず、あくまでも自分と対等かそれ以下としてみていた模様。固有能力としてレベル14以下の精神効果耐性を持たない動物・幻獣を強制的に従わせ、またそれ以外の種族でも対峙しただけで戦意を喪失する「万獣王の威光」を持つ。その強制的な能力を持ってカレイドスコープナイツの戦意を喪失させたが、ザントーマとの戦いで討ち取られた。
*第二部セッション10以降のネタバレ
●“暴食王”ゼブル
種族:ドレイク種
オルキス軍の真の首領。元は魔法文明時代におけるドレイクの魔法王であったが、ある時に先代の邪眼王に邪眼の能力を狙って戦いを挑んだが、為すすべなく返り討ちにされて死亡していた。
それから数千年経ち、今の時代に転生してきた。転生時に魔剣が不活性状態となり穢れが減少し、それに伴う形で「ゼブル」の人格も休眠していたため、仮初めの人格として穏やかな気性を持った魔剣を持たないドレイクの少女「オルキス」として冒険者として過ごしていた。ただし何の因果か、魔剣砕きにオルキスが触れたことで魔剣が活性化、「ゼブル」として目覚めたことで当時のPTメンバーを惨殺したというのが真相であった。なお「ゼブル」の人格の中でも「オルキス」としての自我は残っており、そのために正体をユエに看破された。
魔剣の能力は「武器を通じて相手を取り込むことで能力を吸収する」という身体一体型の魔剣。魔剣は常時ゼブルと一体化してるため、武器は何でもいい模様。手始めにザントーマに討たれたゼロが作中で取り込まれている。チルーノのPTメンバーが惨殺されたのは、チルーノ以外が魔剣を所持していたためであった。生物より魔剣のほうが吸収効率がいいとのゼブルの発言を見るに、ゼブルの魔剣の能力は前作に登場した魔剣グロウウェポンに酷似している部分があり、前作の敵組織である「蛇の翼」がグロウウェポンを製作・量産したときに参考にしていた資料のひとつがこの魔法王の魔剣だったのかもしれない。
あくまで能力を取り込んで自身を強化することを第一の目的としているため、基本的に魔剣とか生まれつきの特殊能力でも持ってない限り人族と戦うこと自体に積極性がないものの、逆に言えばそれを満たすときには自ら出陣して能力を取り込もうとする。そのため人族に対して宣戦布告したのも、強力な能力を持つ魔剣を集め易くすることが目的だったと推定される。
なお本体であるゼブルは肉体ごとザントーマとの戦いで滅ぼされたが、何故か仮初めの人格であったはずのオルキスはレイスとして現世に残存してしまっており、結果としてチルーノに謝罪し、亡くなった仲間たちの墓参をすることができた。その後は蛮族の首魁として名前と顔が知られてしまったことからフォアラントに残ることが厳しくなったこともあり、カレイドスコープナイツの旅路に同行することを決めた。
*ネタバレここまで
掲示板
88 ななしのよっしん
2016/11/19(土) 15:15:18 ID: vJ4DNVeK4M
蛮族関連の記事はあるけれど
魔神王(ツナ缶Pと開拓流行れP)の派閥や
デペロス関連の派閥や
神族関連の派閥なども
魅力的な敵達なので
追加して欲しいなと思います。
どなたか宜しくお願い致します。
89 ななしのよっしん
2017/05/05(金) 21:22:14 ID: s4XBqf5fxW
おひさしぶりです。
いつも申し訳ないですが、また代理で記事編集をしていただけないかなーって……
https://
主な更新箇所
●ウェルゼイの協力者に1人追加
●イモータル・バルバロスのキャラ説明の空白埋め
●漆黒の派閥に少し書き足し
●黒の法典に幹部を追加
●ディルフラムをディルフラム地方に分離し十三魔将を追加
●その他地方にオルキス軍(仮)を追加
●関連事項に大百科項目がある作品名とPT名を追加
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
90 ななしのよっしん
2017/05/06(土) 18:04:08 ID: s4XBqf5fxW
反映ありがとうございます!
またそのうちお世話になるかと思いますが、今後ともよろしくお願いします。
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最終更新:2024/04/17(水) 11:00
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