卞皇后とは、三国時代、曹魏に3人存在した皇后である。全て同族。
ここでは1について説明。本項目では「卞夫人」で統一する。
徐州琅邪郡開陽県(山東省臨沂市蘭山区)の出身。祖父は卞広、祖母は周氏、父は卞遠。弟に卞秉がいる。
中国の高貴な人物が生まれた時にお決まりの霊異が彼女の誕生時にも見られたと記録にある。
歌妓出身だったところを曹操に迎え入れられた。曹丕、曹彰、曹植、曹熊の実子だけでなくその異母兄弟も養育した。
曹操の正妻は元々丁夫人だったが、実子同然に可愛がっていた曹昴の死をめぐって仲がこじれ離縁してしまう。丁夫人は身分の卑しい卞夫人に辛く当たっていたが、離縁後も挨拶を欠かさず礼をもって付き合おうとする卞夫人に感謝するようになったという。
また、病に臥せった時、子の曹丕の妻である甄氏が自分を気がかり泣き続けたと聞くと、彼女に「何と親孝行な娘でしょう」と感嘆した話がある。
曹操自身は帝位にはつかなかったが、子の曹丕が魏を建国すると皇太后、孫の曹叡の代には太皇太后を追贈される。230年(太和4年)に70歳で没、曹操の墓(高陵)に葬られた。曹操の追諡の武、自身の諡の宣を取って武宣卞皇后と呼ばれる。
実子達の中でも、卞夫人は曹植をもっとも愛していた。曹丕の代、曹植がある罪を犯したので卞蘭(卞夫人の弟である卞秉の子)が報告しに来ると卞夫人は「私に構わず曹植を特別扱いしないように、国法を曲げてはいけない」と言った。曹丕は結局卞夫人に気兼ねして俸禄を下げ転封に留めた。
曹丕と曹植の不仲は(事実かは別として)「七歩の詩」などに見られる場面で色々語り継がれている。曹丕の真意は今となっては分からないが、当時から曹植を妬みこれを害しようとするも卞夫人を慮って出来ずしまいだったという話は次の夢占いの逸話にも現れている。
曹丕がある日夢を見て、周宣という占い師に言った。
「夢の中で銅銭をこすって模様を消そうとしているがかえってそれが鮮明になる、なぜか」
「これは陛下のお家のことで、そうしたいという気持ちがあっても太后様がそれをお許しにならないのです」
Ver3.0で再登場する舞い要員。
掲示板
11 ななしのよっしん
2015/06/05(金) 04:02:52 ID: bZmKnC2ZWx
>>10
そもそもが作り話っぽい
曹操死後、曹丕は婚姻関係による親戚優遇を禁止する詔を出していた。
そして曹丕が外戚優遇禁止の詔を出した後に卞秉が将軍になってる。
「曹操が死んだから卞秉が出世できた」なんて説明は見当違いも甚だしい。
曹操死後の方が外戚不遇の風潮が強いのにそこの説明がゴッソリ抜け落ちてるんじゃ
歴史の記録というより魏の皇族をdisるためにこじつけた話にしか見えない
12 ななしのよっしん
2018/05/20(日) 13:37:08 ID: oFATir5Hjn
無双化する場合、卞だと字になじみが無い上に便っぽいという難点があるからなんかするだろうけどどうするだろうな
さすがに蒼天の卞玲瓏を持ってくるのはいろいろ問題があるし、旦那が生前皇帝になってないから武宣皇后も変だし
宣夫人とでもするか、星彩のようにオリジナル方面にするか
13 ななしのよっしん
2020/11/07(土) 02:51:15 ID: jm6PWagg9i
>>12
諡の宣からとって卞宣とかどうじゃろか
無双ブラストではそのまま卞氏だったけどマジで実装されたらどうなるんだろ
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最終更新:2024/12/02(月) 17:00
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