危険ドラッグ 単語

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キケンドラッグ

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危険ドラッグとは、麻薬の一種である。

英語では、legal high読みが同じのドラマリーガル・ハイ」とは関係ない。)

概要

かつてはに乱用者や販売業者からは、合法ドラッグハーブ警察教育関係者やマスコミからは脱法(違法)ハーブドラッグと呼称されていた。2012年からの相次ぐ危険ドラッグ吸引による事件・事故の多発(に吸引者の交通事故・事件の多発)を受け、2014年7月警視庁が新名称を募し、名称変更を行った。

大麻に似た化学式の物をバーブなどの植物片・に漬け込んだものや、粉末や液体でそのままの状態で発売されているものもある。喉スプレー、口臭予防シートなどの摂取方法で販売されている場合もある。

しかしその物が法律規制されないものであるため、検挙できない場合がある。また物として定を行う度に、化学式の一部を変更することで合法化可であるため、警察厚生労働省麻薬取締部と”いたちごっこ”が続いている。

成分が確定していないので効用が不明であり、使用により危険な状態に陥っても解方法が分からない、製造工程がガバガバなので成分量にムラがあるとあっさり致死量をえたりする、などの点から麻薬覚せい剤など既存違法物以上に危険な物とする見当もある。

一部都道府県では、条例を制定するなどして違法化している。またも包括定による規制を本格化し、警察厚生労働省麻薬取締部による立入検が繁盛に実施されている。

業者は「お香」「ハーブ」「アロマオイル」などと称し販売しており、人体摂取的ではないこと売り文句に販売している。2013年からの立入検強化を受け店舗販売が減している。しかし現在インターネットを介した販売はあり、デリバリー(配達)サービス電話対応販売方式(電話を客からかけてもらい、その時だけ店舗を開ける)などと販売方法を変えながら販売を続けている。

危険ドラッグと言った場合は2010年代以降の日本の脱法ドラッグ・ハーブのことをす場合が多いが、脱法ドラッグ自体はその前、更にいうと1970年代から問題にはなっており、脱法ドラッグを摘発する中で様々な知見も発見・開拓されたというなんともいえない歴史がある。例えば1970年80年代初頭の米国においてある種の脱法ドラッグを用した阿呆パーキンソン病になった事件で原因を調するとパーキンソン病を外的要因で引き起こす神経MPTP」が発見され、パーキンソン病メカニズムの解明やテスト動物の準備が容易に可になるなど、研究が大きく進むきっかけとなった。

危険ドラッグに起因する主な事件・事故

カッコ内は被害者人数。太字は死者が発生した事件。

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