「危険神キル・ヒアー」とは、テーブルトークRPG「ソード・ワールド2.0」に登場する古代神(エンシェント・ゴッド)の一柱ではない。
「学び、考え、実践せよ」
「記録と研鑽を基本に、驚きとひらめきを大切にせよ」
「短絡的な暴力は、お前が最高神官だから見逃してやっているのに……」
敵を粉砕し武力を研鑽することを美徳とし、生涯戦闘を唱道する。武力の神ではあるが博識でもあり、戦場をかけるだけでなく偶には座学を嗜むことも奨励している。冒険者には友好的。
神学者はキル・ヒアーが第二の剣イグニスによって神格を得たと信じて疑わないが、メタ的には公式リプレイ「滅びのサーペント」において第三の剣カルディアによって神格を得たことが明示されている。
信者は血塗れ伯爵“闘神”フェルディナント・シュナイダーただ1人。
また神殿は、名前がよく似ている賢神キルヒアの神殿を間借りしている。このため、キルヒア神殿に併設された寺小屋の利用者から「子どもの教育に悪いんじゃないか」と苦情が相次ぎ、多くのキルヒア神殿を悩ませている。
衝動や暴力は薦められているが、蛮族・アンデッド・魔神はその限りではない。彼らは破壊と殺戮の標的でしかないためである。
聖印は、なぜか無限に知識を吸収する頭脳の象徴として「シンプルな水晶玉」が用いられている。
神像は複雑な表情の老人か苦い笑みを浮かべた若者の姿。中性神とされるため性別が明らかでないように作るのが一般的。
その名前に恥じない、戦闘で使うことがメインの魔法3つと、いざという時に知力を補助するためのありがたい魔法の2つで構成されている。
ほとんどの魔法が使いやすく、よほど変わったセッションでなければ活躍できるであろう。
また、手番を消費しない魔法が多いため、攻撃のために忙しいラクシアの神官戦士でもその効果を十全に得る事ができる。
数少ない難点としては、使用頻度の高さのせいでMPの消費が多くなってしまう事。魔晶石は多めに確保しておきたい。
ペネトレイト
ウィークポイント
インスピレーション
プレコグ
コンプレーション |
プリースト&ファイター型の神官戦士と抜群に相性が良く、純粋な前衛職を作る場合の信仰筆頭候補。
逆に言うと、それ以外の育成とはあまり相性が良くない。(後衛プリはおとなしく賢神キルヒアにするべし)
戦闘支援能力が高いため、適切な難易度の戦闘さえあれば取り敢えず活躍の場があるのもポイント。
純粋な攻撃能力は低めだが、古代神である為ゴッド・フィストが威力40なのである程度は補える。
消費MPの多さから、MPが高めになる種族のほうが向いている。
ただ、その上で前衛向きとなると、やはり人間こそが一番となるのだろうか。
次点はナイトメア。
というのは、冗談だ。
公式リプレイでは、マイザールの発言が元。
しかしニコニコにおいては、かつてから「kill here」なる呼称が囁かれていた。
どちらも意味合いとしては「戦闘能力の高いキルヒア神官」のことである。
特殊神聖魔法の強さからか、教義をそっちのけでキルヒア神官となったもの。
上述のフェルディナントもその1人であり、特殊神聖魔法の強さをいかんなく発揮した。
単独行動時の知力判定は【インスピレーション】し、ジュエリィがカバーしていない契約の妖精魔法を【コンプレーション】で行使したり。
しかし、教義は全スルー。セージ技能が低いどころか知力Bも+4止まりのため、知恵比べ対決で惨敗する事も。
挙句の果てに、GMがあとがきに「フェルディナントの信じる神は、キルヒアに似た別の神です」をジョーク(?)を飛ばすほど。
ニコニコの、いわゆる卓動画においては、「レーゼルドーンの開拓者たち」のジェイクが有名だろうか。他にも、キルヒア神官がクリティカルを出すと「kill here」というコメントが流れる……気がする。
キル・ヒアー神官フェルディナントの活躍は「サーペント」シリーズ参照。
古代神(エンシェント・ゴッド) |
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大神(メジャー・ゴッド) |
小神(マイナー・ゴッド)??? |
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最終更新:2024/04/23(火) 19:00
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