原木とは (ゲンボクとは) [単語記事]

原木とは、原料・材料となる木を指す言葉である。

転じて、切り出す前の肉、特に生ハムの塊を指す俗語である。これについては「生ハムの原木」の記事を参照。他に切られていない長いロールケーキを指す場合もある。

曖昧さ回避（地名・人名）

地名。上2つは「ばらき」、函館市の原木町は「はらき」と読む。
1. 千葉県市川市原木。東京メトロ東西線の原木中山駅が近い。
2. 静岡県伊豆の国市原木。伊豆箱根鉄道駿豆線の原木駅が所在。
3. 北海道函館市原木町。戸井地区の一部。
苗字。静岡県中部に多い。読みは「はらき」または「はらぎ」が一般的。
1. 原木さなえ - 茨城発農業推進アニメ『あぐかる』の主人公。読みは「ばらき」。

概要

角材や板材などの製材に加工する前の木のこと。ただし、「加工する前」とは言っても根や枝は切り落とされていることが多い。

一般的には丸太を指す。ただ、丸太の丸い部分を切り落として四角形状にした「杣角そまかく」を指すこともある。また、その前の地面に立った状態の木を指すこともある。

また、丸太を外に並べておいて、そこに菌を植え付けてきのこを栽培することを「原木栽培」と呼ぶ。「原木しいたけ」など、「原木○○」と書くことで原木栽培であることを示すことがある。一方で、原木以外のきのこの栽培方法には「菌床栽培」がある。日本での原木栽培のきのこは菌床栽培に比べると少なく、割合は全体の1割に満たない。