双竜ノ乱

双竜ノ乱とは、太鼓の達人の鬼畜楽曲の一つ。

概要

曲名	双竜ノ乱
曲ID	不明
アーティスト	世阿弥
譜面制作者	不明
収録作品	新筐体キミドリVer.～
BPM	320
通常譜面	かんたん	ふつう	むずかしい	おに
難易度	★x5	★x7	★x8	★x10
コンボ数	247	347	447	970
双打譜面	かんたん	ふつう	むずかしい	おに
難易度	★x5	★x7	★x8	★x10
コンボ数	190/189	285/273	355/345	448/603

日本一決定戦2013にて世阿弥=Tatshと公表されたが、その際「今後世阿弥名義・Tatsh名義の両方で楽曲を提供する」という趣旨の発言が行われた。それから三か月もしない内に、キミドリVer.2.06にてTatsh名義の楽曲「Xa」と共に配信された。

基本BPMは320と非常に速く、これは同じく世阿弥作曲の幽玄ノ乱を上回り、当時の太鼓の達人史上最速を更新した。ただし、常時HS0.5がかかっているため、見かけ上のBPMは160である。（のちに天下一音ゲ祭で移植されたFLOWERも、BPM173の32分を再現するためにHS0.5の基本BPM346に設定された。）

尚、おにコースは両譜面共に★10である。これは新筐体以降ではBlack Rose Apostleに次いで2曲目である。

称号は、通常譜面はフルコンボで「双竜を討ちし者」、双打譜面は1P2Pツインでのフルコンボで「双神竜王」を獲得できる。超かっこいい。

通常譜面（旧：表譜面）

常時HS0.5がかかっているという時点でお察しの通り、見かけ上の32分が非常に多い譜面。その上、同BPMのはたラク2000と比べると複合も非常に複雑かつ長い物も多い。途中49連打が一箇所、33連打が2箇所もある。3連打くらいまでなら逆餡蜜で対処できるだろうが、とにかくこのBPM213.3の24分並み(約21.3打)の複合を叩けないと、フルコンはおろかクリアすら厳しい。

こんな超高難易度譜面故に初日フルコン者は出ず、登場から7日後にオプションあべこべ付きではあるが最初のフルコン者が出た。辛うじてフルコンボを出せた人は登場したものの、この程度で喜ぶのはまだ早かったと後に解ることになる……。

その後、解禁から26日目に正規譜面のフルコン者が現れ、現在はロール処理による対処法が研究＆普及しており、正規でのフルコン者は増える一方である。 
2014年12月20日、あべこべであるがついに全良者が現れた。2015年5月25日には段位内で正規譜面の全良を達成した者が確認されている。2018年2月12日には、ロール処理に頼らない正攻法での全良動画が投稿された。

双打譜面（旧：裏譜面）

2014年8月28日の生放送にて正式名称が双打(そう( ﾟдﾟ )彡うち)と決まった、いわゆるダブルプレイ・DPと呼ばれるスタイルを前提にした譜面になっている。ただし、実際に双打でクリアできるかはまた別な話である。登場時はおにコースのみかつ裏譜面としての実装だった。

上述の通常譜面を左右に振り分けたような譜面になっており、なんと片手で叩くことを前提にしているにもかかわらず、表譜面と同様見かけ上の32分が大量に出現する。流石に左右同時に叩かせる箇所は無いため(ゴーゴーのラストに32分同士が連続する箇所はあるが)、一応左右に反復横跳びして両手で叩くことも出来なくはないかもしれないが……。

なお双打クリア者は、解禁から43日後の2014年10月22日に初めて確認されてから、2015年1月19日現在まで二人しか存在しない。

他の音ゲーと違い正式な双打専用モードやランキングがある訳では無いので、和尚と咎められることもなく普通に二人プレイを楽しむこともできる。その場合、双打特有のズレと疑似32分に苦戦こそしても、一般的な★10レベルの難易度の範疇に収まる。実際、この形式でなら初日フルコン者が出ている。

ちなみに、この譜面を一人モードでプレイした場合、双打時の1P譜面と同じ譜面が流れる。ただし、スコア設定はノーツ数が多い2P側に合わせているため、天井スコアは★4並みの876,250点(真打時758,160点)しかいかない。バンナム(ﾆｯｺﾘ)

ちなみに、一人プレイ時及び二人プレイ1P側の最大コンボ数448は歴代の★10の中で最もコンボ数が少ない譜面だった。現在は2019年6月27日実装の「ゲゲゲの鬼太郎（氷川きよし）」の裏譜面（最大390）に次いで2位。

2020年3月24日、ニジイロVer.の新稼働に伴い、他の双打譜面と同じく一時的に削除された。その後、同年11月25日にスコアを引き継ぎつつ、かんたん～むずかしいの追加譜面を引っ提げて別曲として再登場。総合成績パネル・ランキングには反映されない特殊楽曲となっており、プレイする場合は双打譜面表示のオプションをONにする必要がある。

段位道場

配信から23日後、段位道場の達人2曲目にてこの曲の表譜面（現在の通常譜面）が登場。ちなみにこれは初出から段位道場収録までの日数としては歴代最短である。ついでに十段以上に於いて裏譜面があるのに表譜面が採用されたのもこれが初。

問題はその合格条件。段位「達人」の合格条件は万戈イム－一ノ十→双竜ノ乱→幽玄ノ乱を魂ゲージ100%・良3180以上・不可5未満で演奏しろという物。総音符数は3231なので、3曲合わせて許される可と不可の数は計51以下。これは段位道場登場時、双竜全一の可の数の方が多かった。

つまりどういうことかというと……。仮に万戈イム－一ノ十を全良したとしても(これは既に達成者がいる)、例え当時の全一クラスの精度でフルコンしたとしても3曲目に進めない。

10/5になってようやく3曲目まで進んだ猛者が出現したが、それまでの間3曲目の楽曲が何なのか未確定だった(コンボ数から幽玄ノ乱と推定されていたが)。果たしてキミドリVer.稼働中に達人合格者が出るのか……。

出ました。

関連動画

関連項目

• 太鼓の達人
• 太鼓の達人に収録されているナムコオリジナル曲の一覧
• 世阿弥(Tatsh)
• 双打(ダブルプレイ・DP)