双竜打ちとは、ドラゴンクエストシリーズに登場する特技である。
DQ8から初登場するムチ専用の特技。敵グループにランダムで2回攻撃するのが特徴。威力とエフェクトは作品によって異なっている。
DQ8ではPlayStation版、スマホ版ではゼシカ・アルバートが取得、ムチスキルのLv4で覚えられる。
ムチを地面に打ち、そこから発生した刃で通常の1.5倍を2回浴びせるというもの。これが単体だと3倍ダメージと魔法使いキャラでも物理攻撃で活躍できてしまう特技となっている。スーパーハイテンションとバイキルトをかけていると4桁ものダメージを与えられる。
ニンテンドー3DS版ではゲルダも取得するが、威力が通常の0.9倍を2回に弱体化している。魔法使いが呪文で戦えるようにするために意図的に弱体化したようであるが、元がおかしいだけで依然として強力。
ゼシカを物理最強にしてしまったバランス崩壊の元凶であるが、これ以降は1倍以上のダメージを2連発するという性能を維持したまま習得Lvや消費MPが高くなり「ドラゴンクエストにおけるムチの最強技」として定着した。
DQ9ではムチスキル88で覚える。しかし威力が1.25倍に弱体化、消費MPも10に上がっている。
DQ10では主人公がムチスキル100ptで取得。ムチを地面に打ち、そこから発生した赤い竜、青い竜で通常の2倍攻撃を2回浴びせる。最初は1.1倍のランダムで2回攻撃・消費MP12だったが、アップデートで2倍攻撃・消費MP8に変わった。
オフライン版ではダストンがムチパネルで取得。Ver2以降のスキルマスターの最初の試練をクリアした後に主人公もムチパネルに拡張され会得できるようになる。スキルポイントは10。さらにスキルアップパネルで強化することも可能。
DQ11ではベロニカがムチパネルで覚える。ムチを打って発生した赤い竜と青い竜で通常攻撃の2倍の攻撃を敵グループにランダムで2回与える。消費MPは8。
ダメージ倍率だけならゼシカを遥かに超えているが、これはベロニカのちからがとんでもなく低い故であり、呪文を超える威力を出すにはちからのたねが大量に必要となる。
DQ2ではHD-2D版で追加され、サマルトリアの王女が最後に習得する。消費MPは18。
倍率はなんと2.2倍×2回=4.4倍だが、それをもってしてもローレシアの王子の渾身斬りに勝つことはまずできない。エフェクトは半透明の赤と青の竜が敵に飛んでいくというもの。
仕様上武器の種類に拠らず使用できるがそれ以前に彼女はムチ系統の武器をほぼ持てないため、恐らく格闘技として使用していると思われる。敵ではアルコンバルサが使用する。
ドラゴンクエストヒーローズ 闇竜と世界樹の城ではゼシカの基本アクションとして登場。□を4回押すと発動。赤の竜と青の竜が形成され敵を攻撃する。
ドラゴンクエストライバルズ エースでは第9弾から魔法使い専用のレアカードとして登場。敵ユニット1体に3ダメージ・他の敵ユニットにランダムに1ダメージ与えるという効果になっている。
| シリーズ | 消費MP | 習得者 |
|---|---|---|
| DQ8 | 3 | ゼシカ(ムチ23) ゲルダ(ムチ32) |
| DQ9 | 10 | ムチスキル88pt |
| DQ10 | 8 | ムチスキル100pt ダストン(ムチスキル)、主人公(ムチパネル、Ver2~) |
| DQ11 | 8 | ベロニカ(ムチパネル) |
| DQ2HD-2D | 18 | サマルトリアの王女 |
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最終更新:2025/12/10(水) 05:00
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