叢雲総司とは、スーパーロボット大戦Vに登場するバンプレストオリジナルの男性主人公である。愛称はソウジ。
女性主人公と同様に機動戦士クロスボーンガンダムや宇宙戦艦ヤマト2199の作品を中心とした新西暦の人物。月面特殊戦略研究所防衛隊の隊員。前向きで人当たりが良く、普段はおちゃらけてるが締める時は締める性格。サングラスとフライトジャケット、日焼けした浅黒い肌が特徴。
不屈の精神を持ち、パイロットとしての腕前も高い。月から地球に降りた際に自身の機体を持ち込んでいたが、ガミラスの襲撃によって格納庫毎破壊され、なし崩し的にヴァングレイへと乗り込むことになる。以後(実際には偽装であったが)発行された命令書に従いヴァングレイのパイロットとしてヤマトに乗艦し、地球を救う為にイスカンダルへの航海の旅に出ることになる。
かつては月面航空隊第25部隊に所属し、モビルスーツのパイロットとして戦っていたが、同部隊は冥王星でのメ号作戦(指揮はヤマト艦長の沖田十三が執っていた)においてガミラスの圧倒的な戦力の前にソウジを除いて全滅。このことを知る者からは「最後の生き残り」と呼ばれることもある。部隊の仲間の仇敵でもあるガミラスに対する闘志は人一倍強い。…というようにチトセもそうであったが自然すぎるほどにヤマトの登場人物と言っても差し支えのないくらいに自然に溶け込んでいる経歴を持つ。尚、この過去が女主人公ルートにおいては彼に悪い方向に作用してしまうことになる。
元々は真面目で無口な人物であったが、第25部隊のメンバーが自分を残して全滅してからは、彼等への供養として「人生を楽しく生きる」事を決意し、何事もポジティブに捉える快楽主義者として振る舞っている。例えば、メ号作戦の指揮を執っていたのが沖田艦長であり、彼から改めて謝罪を口にされているが、自分たちが戦ったおかげでヤマトは旅立てたと前向きに考えている。快楽主義者の一面としては女性相手によくナンパしているが、元々そういうガラでもないのもあってか基本的に敗北していたりする。
ヴァングレイはソウジ曰く乗る人のことを考えていないほどにバランスが悪い機体であったが、彼の技量によって見事乗りこなして見せている。初搭乗時こそ悪評を立てていたが、後継機に乗り換える頃にはなんだかんだで愛着が湧いていたため修理を依頼したりしている。
名前の由来は大日本帝国海軍の特Ⅰ型駆逐艦(吹雪型駆逐艦)5番艦の『叢雲』と思われる。今作の女性主人公如月千歳も睦月型駆逐艦2番艦『如月』と千歳型水上機母艦1番艦『千歳』だと思われるため、ヤマトの世界観で偶然にも大日本帝国海軍の水上艦の名前を冠した主人公が揃うのは運命めいたものを感じる…のかもしれない。(最もバンプレストオリジナルキャラクターには彼らに限らずミリタリーネタの名前を持つキャラクターは多い)
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最終更新:2025/12/08(月) 00:00
最終更新:2025/12/07(日) 23:00
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