古のもの(Elder Things, Old Ones)とは、クトゥルフ神話における独立種族の名前である。
古のものは遥か昔、10億年前に遠い宇宙から南極に飛来した地球最初の支配者である知的地球外生命体である。通称海百合状生物。
それゆえ彼らやイスの偉大なる種族(Great Race of Yith)などが旧支配者と言われることがある。
身長は2.5メートルほど、樽状の胴に膜状の翼、頭部はヒトデのような五芒星の形をしている。
ヒトデの手の部分にはそれぞれ目があり、暗い場所でも大丈夫なように触角のような産毛が生えている。
死角がなさそうでいいな。
ヒトデのような頭から食事のときにのみ管が現われ、それを用いて食事をする。
胴体の中央部には等間隔に5本の腕が生え、身体は柔軟で強靭……
水の中に住むことを好んだが陸地でも生活でき、簡単に空を飛ぶことができる。
まさに最強。
ただ、その体には肉体改造の施術痕があり、強制的に進化したようだ。
その知能は無機物から生命体を生み出すことができ、ショゴス(Shoggoths)を生み出した。
そのほかにも地球上の生命は奴隷、もしくは食料とするために彼らが創造したともいわれる。
またかなりの高度な技術を誇る武器を有しているという。
彼らはその知識を文字として記述しており、超古代遺跡に関する情報を文書にしている。
その断片が『グ=ハーン断章/G'harne Fragments』である。
―『狂気の地底回廊/In the Vaults Beneath』(ブライアン・ラムレイ著)
彼らは南極大陸を中心に活動し、ショゴスに指示して巨大な文明を築いて拠点とし、そこから植民地を広げていった。地球上に大陸ができてからは陸上にも居住スペースを増やしていった。
しかし他の宇宙生物(クトゥルウの末裔Cthulhu of Spawnやミ=ゴMi-Go)との争いやショゴスの反乱などにより頽廃していき、氷河期とともに姿を消した。
彼らは永い年月を経て知識が薄れていき、種としても退化していった。外界とは関わらないことにして狂気山脈の地底湖でひっそりと暮らしている。
H・P・ラヴクラフト著『狂気の山脈にて/At the Mountains of Madness』では1930年に20名のミスカトニック大学(Miskatonic University)南極探検隊が南極大陸を探索中に狂気山脈(Mountains of Madness)を発見し、そこで壮絶な出来事が起こるわけである。
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最終更新:2025/04/11(金) 20:00
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