右回りとは、円のなぞり方の一種である。
学校のグラウンドにあるような円形トラックと、そこを走っているランナーを想像してもらいたい。
そこを走るとき、ランナーがちょっとずつ右に曲がらないと一周できない方向が、右回りの方向である。
この時のトラック(円)とランナーの進む方向(矢印)の関係を右回りと呼ぶ。
この関係は、地面の上からトラックとランナーを見ている限り変わらない。
もしトラックとランナーを地面の下から透かしてみると、進み方が右回りとは逆の関係に見えてしまう。これは左回りとも言える。
また、右回りのことを時計回りとも言う。これは、時計の針が頂点の12時から順に3時・6時・9時へ進む方向と針先の軌跡が、まさに右回りの関係だからである。英語でも右回りをclockwise(逆の左回りをcounterclockwise・イギリス英語ではanticlockwise)と表現する。
よくありがちな誤解だが、何人かで円形に集まって全員が内向きになっているとき、右手の方向に順番が回っていくのは右回りとは言わない。
愛知県名古屋市にある名古屋市営地下鉄名城線が2004年に環状運転を開始してから、外側(金山→栄→大曽根→八事→金山)を右回り、内側(金山→八事→大曽根→栄→金山)を左回りと表現している。
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最終更新:2024/10/13(日) 10:00
最終更新:2024/10/13(日) 09:00
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