各務原あづみとは (カガミハラアヅミとは) [単語記事]

各務原あづみとは、トレーディングカードゲーム Z/X（Zill io ns of enemy X）に登場する青の世界に所属する主人公の一人である。（CV：小倉唯)

…死にたくないから概要を書くの、それって悪いこと？

病弱設定の女の子。生き物とリゲルと両親が大好き。
髪の毛の色は水色だが、本来は薄茶色。本人曰く「病気の進行か治療の副作用のせい」とのこと。
１１歳のころリソース（ゼクス世界におけるいわゆるマナで瘴気のようなもの）による病気で倒れ、３年間意識が戻らず、意識が戻ると同時にリゲルと共に戦線に加わる。
現在の科学力ではリソース症候群という上記の病を治療するための手段がないため、青の世界で生成される薬で発作を抑える必要があり、協力の拒否＝死につながる。

実は青の世界は彼女を戦力に加えるため、意図的に発作を起こすように仕組んだという噂もあるが……

数年間眠っていたため、あまり年相応の話題についていけていない様子。本人もそのことを気にしている。
さらに家族に黙って病院を抜け出したことに関しては、かなりの負い目を感じている。

優しい性格であり、天然ボケの気質も持ち合わせている。全主人公中、生きることへの執着が最も強く、大切な仲間と生きられることを強く望んでいる。
それ故に、「死がすべて」という黒の世界の思想には異を唱えている。

緑の世界で青葉千歳と邂逅。ホウライという種族の一部族長に病を緩和してもらい、その礼としてホウライが信仰しているというご神木を千歳達と一緒に探す旅に出る。

あづみ！あづみはどこ！？あづみは必ず私が取りかえす！！！

うん、本人はいい。問題はすぐ傍らにいる『過』保護者である。
あづみのパートナー「ソードスナイパー　リゲル」はあづみの守護および監視のため青の世界から遣わされた「バトルドレス」というパワードスーツを装着した強化人間（サイボーグ）である。

SFもののお約束として、『戦闘マシンに仕立て上げられたサイボーグが心優しいマスターとの交流によって心を成長させていく』という展開をストーリー開始前から歩んできたようだが、最近はその方向性がおかしい方向に進んでいるようだ。
主な一例としては以下の通り。

・名古屋を白の世界のネコどもに火の海にされ、以後目の敵にして追跡する
　（もっとも、彼女だけでなく青の世界全体がネコを見つけ次第排除しようと追っかけ回しているが）
・あづみのために彼女のコスチュームを調度
・あづみが好きすぎて水着はゼッケン付きのスク水を用意
・あづみが好きすぎてプロデューサーの甘言に乗り、あづみフィギュア制作を許可
・その横に置きたいからという理由で自分のフィギュア制作も許可
・とうとうフレーバーテキストで「私『の』あづみ」と言い切る始末

あまりにやり過ぎてあづみからお説教を食らうこともしばしばあるようだ。

……もっともリゲルがあづみをここまで想うのも仕方がないことなのかもしれない。

青の世界のバトルドレス、その最高峰に位置する１３人「オリジナル XIII」はある人物のクローンだと言われており、Type.I “A-Z”はあづみに瓜二つである。
さらにリゲルはType.II “Sd03Ve”のコピーであり「II-3」というコードネームを持っていることから、

あづみ -(クローン)→オリジナル XIII Type.II “Sd03Ve” -(コピー)→リゲル

であると考えられ、遺伝子的に近しい存在であるあづみとリゲルは惹かれ合う運命だったのかもしれない。

（編者が青の世界、もしくは狂喜乱舞したリゲルに抹消されなければいいが）

えーと……アニメだなあって

アニメ「Z/X IGNITION」にも出演。
本編と同様、リソース症候群にかかり死の淵を彷徨っていたが、青の世界に協力するかわりに発作を抑える薬を提供される。
リゲルは「あづみが死ねば自分がリソース切れで消滅し、私が死ねばあづみは薬が手に入らず病死する」という関係を「車輪の両輪」と喩えており、本編の過保護ぶりからはかけ離れたドライな関係を築いている。

青の世界から帰還命令が下り、あづみの元を離れるが……

何故かカレーが大好きで更に大食いという属性を付与された。
おいこの娘病弱設定じゃなかったっけ？
あまつさえ本編に逆輸入されディスガイア５のカレー大好きキャラとコラボするとか誰が予想できただろうか。

余談だがこの世界でリゲルを遣わしたのは青の世界の管理者アドミニストレータ・ポラリス女史であるが、彼女はZ/Xというタイトルの全メディアを通して青の世界の穏健派であり、TCGであづみを引き込んだ輩のような「わざとリソース症候群を引き起こして延々とこき使ってやるぜ」という鬼畜ではないことをご承知頂きたい。どっちかっていうとTCGの方はベガ様のような気がするなぼかぁ
さらに余談だがType.IIがメディアに登場したのもアニメが先行である。