吉村功成 単語

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「吉村功成」(よしむら ことり)とは、80年代伝説シューティングRPGスタークルーザー」シリーズ企画・原案・プログラムを務めたゲームクリエイターである。

通称は「うるにゃん」。
英語りは「URDcat」。PCVAN時代のハンドル芸人」と「うるど」が「うるどねこ」になった事が元。

概要

1965年3月23日長崎県佐世保市にて男性として生をうける。

長崎県にて1982年設立にされた「テクノソフト」創業時から所属し、

等のタイトルプログラムを担当した。

1985年テクノソフトを退社し、同じ長崎県にて「アルシスソフトウェア」の起業に参加し役員を務めた。

アルシスソフトウェアでは、

といったゲームタイトル開発し、当時としてはしいオートマッピングを採用したウィバーン/ウイバーンや、ゲーム中に表示されるウィンドウの大きさや位置をWindowsMac環境のごとく変更可な「リバイバー」に続くタイトルとして「スタークルーザー」を開発した。

1988年に発売されたPC-88mkIISR及びX1-turbo版「スタークルーザー」から始まり、PC-9801版やX68000版の他、メガドライブ版も発売された同タイトルでは、企画・原案・プログラムの他、一部ではシナリオコンセプトデザインも担当しており、一人称視点3D画面での移動やシューティングシーンスペースオペラシナリオや設定がうけて伝説タイトルとなった。

メガドライブ版は、「ハードドライビン」と並んでメガドライブ初の3Dポリゴンリアルタイムレンリングした作品である。

X68000版では、移動時とメニュー画面で画面モードを切り替えて解像度の違いを利用してプレイヤーへの情報量を制御している。

スタークルーザーシリーズナンバリングタイトルとしては、2作となる「スタークルーザー2」まで出ており、現在は販売権をカプコンが、商標管理はテクノソフトタイトルとして取りめられている状況ながら、自ら発起人となって「スタークルーザー復活プロジェクト」を立ち上げ、サーバーいらずのネットワークゲームとしてのリリースにむけて活動している。

開発期間を設定しないプロジェクトとのことで、途中で立ち消えになりかけたり休止になる事がある模様。

スタークルーザー2の開発が、諸問題により1年の予定が2年半もかかる等、経営が逼迫したアルシスソフトウェアが、人員を整理し内部制作会社としてSCE内に入ると共に長崎県を飛び出した。

アルシスソフトウェアは、佐世保市事務所閉鎖して正式に東京都に登記を移すと社名を「サイバーヘッド」変更するも2001年倒産したが、自身は倒産前にサイバーヘッドから離れ「トレジャー」に入った。

その後「ゼビウス」等の名作タイトル開発した「遠藤雅伸」より、

あなたの作るソフトカロッツェリアみたいなもんだから、本職を別に持って、じっくり作れば?

と助言をうけたことをきっかけに「ペガシス」にうつって映像関係のソフトウェア開発に従事した。

拘束時間が長いゲーム開発から離れたことで「スタークルーザー復活プロジェクト」は進むかに思えたが、以前より患っていた過眠症による体調不良や勤怠悪化によりペガシスを離れる事になった。

またこの頃には性同一性障害である事も告白し、フルタイム女性の姿で生活していた事もあり、本名も名前漢字を変えずに女性名前に思える読みに変更する事を決め、「吉村功成(よしむら かつのり)」から「吉村功成(よしむら ことり)」へと変更し、各種手続きも行った。

ペガシス退社後、「神楽坂ソフトウェア工房」を立ち上げるも軌にのせることができず、現在ゲーム制作会社に勤めている。

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