吉永さん家のガーゴイルとは (ヨシナガサンチノガーゴイルとは) [単語記事]

吉永さん家のガーゴイルとは、ファミ通文庫より刊行されているライトノベル。
およびそれを原作として製作された漫画、アニメである。

概要

著者は田口仙年堂。イラストは日向悠二。
第１巻は第５回エンターブレインえんため大賞受賞作で、田口仙年堂のデビュー作である。

しゃべる石像ガーゴイルがひょんなことから御色町に住む吉永家の門番となり、悪を退治したり、毎日ドロップキックをかまされたり、ロリコンマジシャンと壮絶なバトルを繰り広げたりする「ご町内ハートフルコメディ」作品。
開始以来コンスタントに刊行を続け、2008年 7月に全15巻で完結した。

また、番外編に「ガーゴイルおるたなてぃぶ」という、別の街での物語がある。こちらは全４巻。

漫画版の作者は玉岡かがり。「マジキュー」と「FB Online」で連載され、単行本化された。

2006年 4月、原作の第７巻まで（ただし第４巻はカットされ、アニメオリジナルのエピソードが追加されている）を元に、全13話のアニメが放送された。ニコニコ動画での知名度はあまり高くないが、良作である。

どの局でも軒並み深夜26時台の放送であったが、内容的には完全に朝アニメなので「早朝 2時アニメ」とか言われた。
公式サイトでも「放送時間は深夜だから子供は夜更かししないで録画して見るんだぞ！」と書かれていたりする。

またOP曲、ED曲ともに良曲として人気を得ている。