吉良イヅル(きら イヅル)とは、漫画「BLEACH」の登場人物である。
護廷十三隊三番隊の副隊長。作中で隊長が離反してからは隊長の仕事も兼任している。
大人しく暗い性格で目の造形も伏し目がちでそこから相手を見上げるように見えるため一層暗い印象を与える。
死神の学校というべき真央霊術院では檜佐木修兵を先輩に、阿散井恋次と雛森桃を同級生に持ち、このうち檜佐木と阿散井とは卒業しても付き合いが続いていた。雛森には少なからず好意を抱いていたようだが、性格が性格なので展開は推して知るべし。
隊長の市丸ギンをそれなりに尊敬していたようだが再会後にこれといったイベントが起きなかったことからそれほどのものでもなかったのだろう。
吉良は市丸にキツネのイメージを抱いていたが彼自身の顔の造形もキツネっぽい。
斬魄刀は侘助(わびすけ)。解号は"面を上げろ"。解放とともに先端が刃の方へコの字に折れ曲がる。能力は斬った(=殴った)ものをその回数だけ倍の重さにしていくというもの。
作中では当初は騙されて利用されるだけの悲惨な役割だったが、後に強敵との戦いの場で己の信念とそれに沿った刀の使い方を明かす機会を得た。
しかしその後にひさびさの出番を得たと思ったら敵の先制攻撃を受け胴体のほとんどを一瞬で消滅させられてあっさりお亡くなりになった(56巻)。
作中ではいままで死神側の名前ありなキャラクターは手足が斬れようが胴体が離れようが死にはいたらなかったため、読者はどうせ今回も生きているだろうと思っていたが、その後長らく彼についてまったく触れられることがなかった。さらに最終章では死神側にもどんどん死人が出ており、胴体のほとんどが消失してフォローもなく放置されていたことからさすがに死んでいるのではとあきらめモードが漂うこととなった。
そして前から言われていたように彼の斬魄刀が便利すぎるから即行で潰されたのではなどと囁かれるようになった。
が、そんなことを言ってるうちに「BLEACH 13 BLADEs.」というキャラクターブック掲載の小説にて再登場した。マユリ様に霊圧を増強された死人として復活させられ、2度目の滅却師襲撃の際に中央四十六室を復活したシャズ・ドミノの襲撃から守った。
さらにその後本編(72巻)でも瀞霊廷に降ってきたリジェ・バロの残骸から生まれたよくわからない者達を撃退する任につく。その際本人はなんとか生き残ったと表現しているが、胴体の穴は依然として空いており拍動も止まったれっきとした死人である。
ちなみに霊圧の強化手段は外道隊長らしい合理主義に基づいている。
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最終更新:2024/04/25(木) 20:00
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