名探偵コナン 天空の難破船

この記事は、映画のネタバレ（主に犯人の正体）を含んでいます。 閲覧は自己責任でお願いします。

『名探偵コナン 天空の難破船』（てんくうのロスト・シップ）とは、劇場版名探偵コナンの第十四作である。

概要

監督は山本泰一郎、脚本は古内一成。主題歌はGARNET CROWの 「Over Drive」。

2010年4月17日公開。興行収入は32億円。

あらすじ

世界中を股にかけて宝石を狙う怪盗キッドのもとへ、彼との対決に執念を燃やす大富豪・鈴木次郎吉が挑戦状を叩きつける。世界最大の飛行船ベルツリー号に収めてある宝石「天空の貴婦人」を盗めるなら盗んでみよというのだ。制限時間は、東京→大阪間、6時間。次郎吉に招待された小五郎と蘭、コナン達少年探偵団も乗り込む。獲られるか？捕まえられるか？大空を舞台に頭脳戦が始まるその時、謎のテロリスト「赤いシャムネコ」が飛行船を襲う！果たして、ハイジャックの目的は？キッドとコナンの対決はいかに！？

登場人物

• 藤岡 隆道(ふじおか たかみち）（ドラッグ反転で名前表示）
  • 本作の犯人。ルポライター。鈴木次郎吉VS怪盗キッドの取材をするために飛行船に乗り込んだ。飛行船をジャックしてバイオテロを装い、その混乱のさなかに寺院から仏像を盗み出すために犯行に及んだ。いつもどおりのショボイ動機である。

備考など

• 怪盗キッドが『世紀末の魔術師』『銀翼の奇術師』『探偵たちの鎮魂歌』に続いて4作品目の登場。これまでのクールなキッドとは違い、『まじっく快斗』のようなコミカルな部分が強調されている。
• TVシリーズのキャラクターからは鈴木次郎吉が初登場。オープニングでも紹介された。
• 劇場版において、回想を含めて殺人事件が発生していない初めての作品である（『時計じかけの摩天楼』『探偵たちの鎮魂歌』では回想シーンで殺人事件がある）。
• 本作から毛利小五郎役が降板した神谷明に代わり、小山力也が演じている。
• 永井一郎演じる鈴木次郎吉が劇場版に登場する唯一の作品。
• 大橋のぞみと優木まおみがゲスト出演した。
• 『漆黒の追跡者』に続いて伸縮サスペンダー大活躍。
• いつもは冒頭にある阿笠博士からのダジャレクイズが事件解決後にある。
• 2016年に開催された歴代映画人気投票で、19作品中第9位となった。
• 2019年で3回目となるテレビ放送は当初、『紺青の拳』の劇場公開記念として4月19日の『金曜ロードSHOW！』枠で予定をしていたが、同年4月11日に死去したモンキー・パンチの追悼企画として、『ルパン三世 ルパンVS複製人間』に差し替えられた。その後、8月23日に『紺青の拳』が4Dアトラクションとして再公開されたのを記念に、9月6日に日を改めて放送した。

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関連項目

• 名探偵コナン
• 劇場版名探偵コナン
• アニメ映画の一覧
• 爆弾
• 飛行船

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