名鉄1600系 単語

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名鉄1600系とは、名古屋鉄道が所有していた支線特急車両である。

概要

称は一応パノラマスパー車両前面の貫通にはパノラSuperロゴがあり、カラーリングも他のパノラマスパーと同じく、の2色を使用していた。

1600系は当時まだ特急運用として使用されていた7000系の置き換えとして平成11年に登場。これまでの展望席の前面ではなく貫通式になっている。さらに自動連結装置を設置したことにより、6両編成で運転する場合でも連結作業が速に、そして車両間の自由な行き来が可となった・・・はずだった。

しかし、国府駅構内のり線ポイントを通過する際に破損する欠陥があることが判明。そのため、最新設備を搭載しているのに使用できないという事態に陥った。まさに宝の持ち腐れ。

自動連結装置が使用できるようになったのは2005年ゴールデンウィーク愛・地球博もあり、快速特急の利用客が多すぎて名鉄2000系だけでは対応しきれなくなったため、2000系は全3+3両とし、足りない部分は1000系1600系で代走させることになった。
その際、2000系が編成同士で通り抜けれるのに1600系は通り抜けれないのはまずいと思ったのか、自動連結装置の良を行った。この良により、ようやく同機器が使用できるようになった。

1600系が姿を消すことになるのはわずか3年後の事だった。2008年12月27日に大幅なダイヤ正が予定されていて、その中に特急政策の見直しという項があった。内容は、

特別ミュースカイ以外止する

という内容だった。
それに先立ち、較的体が新しかった1600系岐阜方2両(サ1650-モ1700)を方向転換し、岐阜方4両に一般車連結して一部特別にする事となった。この改造のため、2008年6月29日ダイヤ正で1600系は運用を離脱。
同年7月13日三河線知立豊田市間で行われた1600系ラストランを最後に1600系の3両運転、およびク1600の運用は終了した。
ラストラン終了後、枇杷島分岐点で方向転換後、舞木検場へ回送。その後、ク1600を大江まで牽引し、その後リサイクル工場へ搬送され、ク1600は登場からわずか9年でになった。
岐阜方2両のモ1700とサ1650は現在豊橋方の先頭となり、ク1600の機器の一部を再利用した2300系(2330番台)と手を組み、1700系一部特別編成として2200系と共通運用で2008年12月26日から使用されている。前面の方向幕1700系への改造後しばらくして幕式からLED式に交換された。

しかし2019年には1700系を置き換えるべく2200系(2200系30番台)が新造され、1700系は順次運用離脱、2021年には1702Fの引退をもって全編成が全に運用離脱・されてしまった。

車両概要

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