君と僕。コメント規制事件とは (キミトボクコメントキセイジケンとは) [単語記事]

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君と僕。コメント規制事件とは、J.C.STAFF 制作のアニメ「君と僕。」のニコニコ動画での公式配信の際に、運営により大規模なコメント規制が課された事件の名称である。

概要

2011年 10月7日。アニメ「君と僕。」の公式配信第1話の動画内では、作品と無関係なネタを過剰に持ち出すコメント(主に淫夢厨による「真夏の夜の淫夢」関連の台詞、用語等)や作品を不当に貶すコメント、及びそれに過剰反応する無自覚な荒らしのコメント応酬等が散見された。他の視聴者を不快にさせる可能性のあるコメントや番組の商品価値を落としかねないコメントが多く見られる中、運営は10月10日、遂にコメント規制を行う。

これに対し、規制を回避してまで同様のコメントを続ける者が多く現れ、運営はNG 規制を拡大する事で対応。その後もコメント出来ない言葉が増え続け、一般ユーザーのコメントにまで影響を及ぼした。

4月に公式放映された「Aチャンネル」においても淫夢厨による過剰な出張行為等が見られた事もあり(関連：真夏の夜の・・・)、「Aチャンネルの時にやって欲しかった」「なぜもっと早く規制しなかった」「荒らし排除には運営が徹底的に動くべきだ」という賛成派の声は大きい。

しかし、一般ユーザーにまで影響を及ぼすコメント規制に関して不満の声が挙がっているのも事実である。10月5日よりユーザー自らが動画環境を護る為のシステムとしてNG共有機能が搭載されたが、問題点も多い。

ニコニコ動画の主要機能であるコメントに対する初の大型規制。また、新たに追加された荒らしコメントの情報を共有する機能。
これらを元に、コメントする側のモラル、動画を見る側のスルースキルや自衛策について考える必要がありそうだ。