否定から入る話し方とは (ヒテイカラハイルハナシカタとは) [単語記事]

否定から入る話し方とは、嫌われる話し方の一つである。

概要

相手の発言への返しの言葉が「いや」「でも」「しかし」など否定する言葉で始まる話し方のこと。嫌われる話し方の上位に位置している。(他は「最後まで話しを聞かない」「はっきりしない」「話が長い」など)

自分がやられると嫌な筈なのに気付いているのかいないのかとにかく否定から入るという人は案外いる。

プライドがエベレストよりも高いような人は自身の考えに絶対の自信を持っている。そのため、自身の考えと違う場合は即座に否定する。「相手の間違いを正すという」考えが先行しているため、まず相手が間違っていると指摘し"正しい"考えを話すと言う順序となる。

突き詰めると自分が世界の中心みたいな人で他者の意見に耳を傾けない人ということになる。

とにかく相手を屈服させたい、負けを認めさせたいような人は相手へ攻撃できる隙を窺っている。相手が意見を出したときにそれを否定することで相手の意思を挫こうとする。結果として相手の行動を諦めさせるなど当初の行動を変えさせる。とにかくマウントをとらないと気が済まない。

嫉妬している相手に対してや相手が上に行ってほしくないという気持ちで行動する人たちも該当する。

意志が弱く自分の意見に自信が無いような人は否定されることを何よりも恐れている。そのため、相手に否定されるよりも先に否定して自身を攻撃されないようにしたり、先に攻撃することで牽制しようとする。

傷つきたくないので先に人を傷つけるというハリネズミみたいな状態になっている。

心理学用語のフラジャイル・ナルシシズム(壊れやすい自己愛)に該当する。

そのような人に遭遇した場合の対処方法はいくつかある。

逆に自身がそうだと思っている場合の対処方法もいくつかある。