和多志とは、
「『わたし』は本来『和多志』と書いていたが、GHQの強制により『私』となった」という風説がある。
しかし、戦前では実際には多くの文献で「私」「わたし」等と書いており、「和多志」と書いていた例は発見されていない。仮に「和多志」という表記が存在していたとしても用例はごくわずかであり、強制してまで変更するほどでもなかったと思われる。
そもそも2021年現在でも戦前から生きている人が存命している中で、その人たちからも「和多志」の話やそれが「私」に強制された話は一言も挙がっていないため(仮に全国的に強制されたとすれば、何らかの証言が断片的にでも残る)、強制したという話はデマであると思われる。
一例として、戦前に書かれた夏目漱石の小説『こころ』で「わたし」と書かれている記述を挙げる。
そもそも「わたくし」と書く例も戦前からあり、ここから転じて「わたし」という語になったと考えられているのだが、「わたくし」の場合は漢字でなんと書いていたのかは無視されることが多い。
万が一にも「和多志」と書いていた戦前の文献の例があった場合は、下部掲示板までソース付きでの情報提供をお願いしたい。
掲示板
82 ななしのよっしん
2024/01/17(水) 22:24:53 ID: 9idFY++ESj
和多志自体は単なる変体仮名であり得るし、「多」「志」はそんなに崩さないことが多いので「和」の崩れが甘い筆者探せばそういう表記も多分あるよねで済む話ではある。
しかしながらそもそも問題「私」を一人称として使い出したのが結構時代が下ってからっていうね…。
83 ななしのよっしん
2024/08/23(金) 19:53:21 ID: xxe2hp4ZlH
「日本語は習得が難しく民主主義を広める妨げになってるから全部ローマ字にしなさい」とか「日本人は好戦的だからポリネシア人と混血させて穏やかな性格にしよう」とか「日本人の脳容積は白人よりも少ない」なんて言ってる連中が"和多志"を"私"に変えただけで満足するわけないやろ・・・
84 ななしのよっしん
2024/09/17(火) 12:57:34 ID: cm9H7HbBqI
あまりに荒唐無稽でバカバカしい話だから笑ってしまったけど
精神的に参ってる時にはこういう話でもスッと脳内に入ってくるかもしれんから気をつけないといかんな
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/05(土) 02:00
最終更新:2024/10/05(土) 02:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。