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この記事には一部、あんなことやこんなことが書かれています。 |
嘗糞とは、
古代中国や朝鮮半島で行われていた、大便を舐めて健康状態を調べる方法のこと。また、それに由来する故事成語。甘ければ体調が悪く、苦ければ健康で、じきに快方に向かうと考えられていた。
春秋戦国時代、「呉越同舟」や「会稽の恥」、「臥薪嘗胆」で知られる越の王勾践は、呉の夫差に一度は敗北し臣従することになった。この時、勾践は自ら夫差の便を舐めて夫差の健康を調べ、反抗する気がないと欺くとともに、「苦いのでじきに夫差様の病気は治ります」と言ったという逸話が残っている。このことから、媚びへつらい恥知らずである様を「嘗糞」と言うようになった。あまりにもアレな故事成語なので載ってないことも多いけど。なお、その後勾践は夫差を死に追いやっている。
その後の時代にも、子供が親の便を舐めて健康状態を調べることが大変な孝行であるとされ、そのような説話が様々な古典にも載っているのである。内容がアレなので絶対入試とかでは出題されないけど。
この行為は朝鮮半島でも行われていたようで、ネットではトンスル同様韓国の下品な文化として嘲笑するような言説が多数みられるが、このようにそもそもの起源は中国である。また、他にも人中黄や糞清のように人糞を原料とした漢方薬がかつては中国では用いられていたことから、トンスルも嘗糞も中国における人糞利用が朝鮮半島に伝わったものであると考えられる。
健康な人の尿は、出したての場合は意外に菌類が少なく清潔であることと比べ、大便には危険な菌類が含まれている。よい子はマネしないでね!
舐めはしないが、現代医療でも検便が行われることはある。便中に寄生虫卵や食中毒の原因菌、血が含まれていないかを検査する。
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最終更新:2025/07/17(木) 22:00
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