嘴平伊之助 単語

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猪突猛進!! 猪突猛進!!

嘴平伊之助とは、漫画鬼滅の刃』の登場人物である。

CV:松岡禎丞

概要

炭治郎善逸同期殺隊に入隊した剣士15歳

の赴くままにを突き進む生の野生児。猪突猛進を体現したかのような人物であり考えるより先に手が出るタイプ。戦いに勝つことで愉悦を感じる戦闘狂でもある。

その奇怪な容姿に加え、常軌を逸した言動・行動から初見読者に誤解されがちだが、紛れもない味方サイドの登場人物である。

野生のに育てられた之助は、他の生き物とのべを一の楽しみとしていたが、ある時自分の縄張りに踏み込んだ殺隊士を撃退し選抜試験の情報を聞き出すと、を奪い試験に参加。が巣食う山で7日間生き延び試験に合格した。ちなみに炭治郎が試験の際、之助の存在を知らなかったのは、之助が参加者の中でよりもく入山し試験終了後も最速で下山したためである。

鼓屋敷で炭治郎たちと邂逅した之助は、と交戦中の最中にも関わらず隊の規則を無視炭治郎と戦いを始める。炭治郎の説得にも応じない之助であったが、最終的に炭治郎頭突きを喰らって震盪を起こし倒。覚めた後も戦いを再開しようとする之助であったが、炭治郎は元々之助と争う気は毛頭なく、勝負は結局有耶耶となって終了。

その後は炭治郎たちに同行。本人は、隙を見て勝つつもりらしかったが、度重なる死闘を炭治郎殺隊の面々と潜り抜け心身共に成長していくことになる。

容姿

上半身裸の上にの被り物を被った色々な意味で危ない容姿をしている。の被り物については之助自身が強い思い入れを抱いており、寝る時も外さない。

被り物を外す時は食事などのわずかな間であるが、その素顔は一見すると女の子にも見える程の美男子之助の素顔を見た吉原遊女からもその見麗しさについて称賛される程である。

素顔について、炭治郎は「君の顔に文句はない こぢんまりしていて色白でいいんじゃないかと思う!!」と率直過ぎる意見を本人に言っている。女好きの善逸は「むきむきしているのに女の子みたいな顔が乗っかってる」とあまり良い印を抱いてない。

性格

性格面は、野性で生きてきただけあって弱肉強食を信条とする。とにかく強いことこそ重要で、強い相手であればあるほど挑みがいがあると奮起する。そして、強さを持ちながらも戦おうとしないものを「弱味噌」となじることもある。闘争心は戦いの場以外でも湧き続けているらしく、意味もなく木の幹やなどに体当りしたり大り上げたりすることもしょっちゅうである。

登場当初は、ほとんど相対する人間を「自分が踏み越えていくべき強者」か「相手にするまでもない弱者」かでしか認識せず、人間社会常識にも著しく欠けていた。手づかみでものを食べるなんかは序の口で、字の読み書きすらできない。ちなみに大正期の日本教育の充実で識字率が急速に上がり、読み書きできない若者しくなりつつあった頃である。

普通人間の言に触れずに子供が育ってしまった場合、ある年齢えると人を学習するのが困難になると言われる。だが之助の場合、幼少の頃に出会った農家青年たかはると、その祖との交流で言葉を覚えていった。特にたかはるの祖からは「百人一首」などの古典文学読み聞かせてもらったため、字の読み書きができないわりには文学的な言い回しを知っていたりと、ボキャブラリーは意外と豊富である。また、たかはるの祖はふんどしに書いてあった自分の名前を発見してもらった。

殺隊に入って炭治郎たちと行動するようになってからは、様々な人々の優しさに触れたり(之助自身はその気分を「ホワホワする」と言っている)、柱をはじめとする隊士たちの生き様を見ることで「の強さ」とは何かを探ろうとするようになっていく。

名前を覚えるのが苦手なのか真剣に覚えていないのか、よく仲間名前を間違って呼ぶ。特に、竈門炭治郎を「かまぼこ八郎」と呼んだことは、炭治郎善逸之助、禰豆子狩りパーティーが「かまぼこ隊」とファンから呼ばれるもととなった。

自分を捨てたのことはほとんど覚えていなかったが、哪吒蜘蛛山での戦いの中で過去走馬灯を見たとき、母親と思しき女性が崖から自分を投げ捨てる様子を思い出している。


   
ネタバレ注意

ネタバレ閲覧の権を他人に握らせるな!!
この項は、ネタバレ成分を多く含んでいます。
閲覧の際は自己責任猪突猛進!!猪突猛進!!


































之助は、琴葉(ことは)という女性(CV:能登麻美子)の子供である。

琴葉は、頭の回転が悪い女であり、家族からの執拗なDVを受けた挙げ句にまだ飲み子の之助を連れて新興宗教団体である「万世極楽教」の寺院逃げ込んだ。そこで教祖童磨からは大事に扱われ、しばらくは幸せに過ごすことになる。

しかしある時、琴葉は童磨信者の人を喰っているところを見てしまう。童磨の正体は上弦の鬼だったのである。実は琴葉を追ってきた家族はすでに童磨の手で殺されており、彼が琴葉を大事にしていたのも「側に置いておきたくなったから喰うのはやめて死ぬまで世話してあげよう」というペットを飼うような感覚からのものだった。

寺院から逃げ出した琴葉は、断崖絶壁に追い詰められる。最後の望みを託して、之助を崖の下へ投げ捨て、直後に琴葉も殺された。童磨は「もはや生きていまい」と之助の行方を追わなかった。こうして之助はあるに拾われ、山で生き延びることになったのだ。

無限での決戦で、童磨栗花落カナヲの戦いに乱入した之助は、童磨の口からこの事実を聞かされ、初めて己の出生の秘密を知ることになった。

童磨が自分のであることを知った之助は、カナヲと共闘。胡蝶しのぶの命をかけた仕掛けのおかげもあって彼を倒し、崩れ行くその頭部を散々に踏みしだいて憤をらした。

最終決戦における詳細は敢えて省くが、ここでは鬼舞辻無惨の手によって殺された隊士たちの遺骸をみやり、「一緒に飯を食った仲間」の命を踏みつけにした無惨に対して「万回死んで償え!!」と叫んだ。彼が成長して人間らしい心を持ったことを示す場面である。

全てが終わった後、屋敷での療養を終えた之助は、炭治郎善逸禰豆子とともに炭治郎の生で共同生活をすることになった。そして、ある少女と結ばれることになる。

それは、屋敷の隊士、神崎アオイだった。

カナヲとのフラグが丁寧に描かれていた炭治郎や、一目惚れからの禰豆子への好意を隠そうともしなかった善逸にたいして、之助は特にどのヒロインともきっかけがさそうに見えたので、ファンの間では意外な組み合わせとして話題になった→最終回発情期

伊アオ

単行本23巻では書き下ろしページアオイドングリプレゼントする之助が描かれており、フォローが入っている。

獣の呼吸

之助が使う全集中の呼吸。どの流にも属せず、之助独自の流である。わざとを欠けさせた日輪(担当の刀鍛冶激怒したのは言うまでもない)を二刀流で使い、持ち前の体の柔らかさを生かした変自在の体術と並外れた触覚を織り交ぜつつ、基本的には押しの撃や突きで戦う。

壱ノ牙 穿ち抜き(うがちぬき)

二刀流えての突き

弐ノ牙 切り裂き(きりさき)

二刀流を勢いよく振り下ろす十文字

参ノ牙 喰い裂き(くいざき)

腕をクロスさせ、二刀流を左右へ抜く

肆ノ牙 切細裂き(きりこまざき)

の前の広い範囲を、素い六連撃で突く

伍ノ牙 狂い裂き(くるいざき)

を四方八方に振るい、広範囲をりつける。敵に囲まれた場合に有効

陸ノ牙 乱杭咬み(らんぐいがみ)

一撃必殺を狙う、一点集中の技。を欠けさせた日輪ノコギリに見立て、2つので咬むように切り裂く。上弦の鬼クラスの頸も切り落とせるほどの威で、之助の攻撃面での最大の技である

漆ノ型 空間識覚(くうかんしきかく)

両手を広げてポーズを取ることで、持ち味の触覚を更に研ぎ澄まし広範囲の索敵を行う。術などの類を見破ることができる。攻撃技ではないため、「」の名がつく

捌ノ型 爆裂猛進(ばくれつもうしん)

防御を一切無視して、姿勢を低くしての高速移動に特化した技。やはり攻撃技ではないため、「」の名がつく

玖ノ牙 伸・うねり裂き(しん・うねりざき)

関節を外して腕を伸ばし、遠くの敵まで先を到達させる

拾ノ牙 円転旋牙(えんてんせんが)

両腕の二を高速回転させて敵の攻撃を切り払う

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