回想は負けフラグ単語

カイソウハマケフラグ

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回想は負けフラグとは、シナリオにおけるお約束の一種である。

元ネタ人造昆虫カブトボーグ V×Vで書かれたテンプレコメント

概要

シナリオにおいて物語が一つの山場に差し掛かったとき、回想シーンが唐突に挟み込まれる場合がある。

ex.特撮バトルアニメ

中ボス「フハハハハ、よくぞここまで這い上がって来たな」
主人公ライバルキャラA「フッ、今の過去とは違うぜ!」

_人人人人人_
> 唐突な回想 <
  ̄Y^Y^Y^Y ̄

故郷に残してきた家族、今は亡き師匠との厳しい修行、一緒にしてきた仲間、まだ思いを伝えてないあの主人公との幾多にも及ぶ死闘の数々…

「もう!Aったらばっかりして!」
A「うっせぇな!親父みたいな悪徳役人にペコペコする情けない人間にはならねぇんだ!」
「もう、お兄ちゃんたらお父さんの苦労も知らないで勝手なことばっかり!バカ!」
お兄ちゃんに向かってそんな口の利き方は駄だ、謝りなさい」

約束が違う!私がおとなしく従えばの者には手を出さないという話だったではないか!」
悪徳役人「方針が変わったんでな」
「かくなる上は、ウォォォーーー!」
悪徳役人「こいつ、たちを連れにっ!」
A「親父ィィィー!」

師匠「踏み込みが甘い!イヤーッ!
A「グワーッ!なんの、を切らせてを絶つ!イヤーッ!
師匠「グワーッ!…よくぞここまで、これがワシからの最後のインストラクションだ、ゲホッ」吐血ダバ
A「し、師匠!」
師匠「良いのだ、ワシの体は中ボス呪いでもう限界でな。あとは、たの…ん…だ」ガクッ
A「し、師匠ォー!」

仲間B「くっ、たちのじゃここまでか…」
仲間C「済まねぇA、たちが不甲斐ないばかりに足を引っっちまって…」
A「お前らがいたからここまで来れたんだ、ここから先はお前らの気持ちもが背負っていくぜ!」

A「あの、これ…」を手渡す
「まぁ、綺麗。いつもありがとうございます!」
A「あのさ、今度のから戻ったら…いや、何でもねぇ!」
「?」ニッコリ

主人公「やめるんだA!はもうを加えるような存在じゃない!」
A「どけ!がしてきたことを死をもって償わせてやる!」
主人公「この分からず屋!はいままでを知る機会がかっただけだ!」
A「邪魔立てするならお前とて容赦はしない!」
主人公・A「「ウォォォー!」」ガキィィーン
A「くっ、なかなかやるな。決着は次の機会の楽しみに取っておこう」
主人公「必ず止めてみせる!」

時にはAパートの大半を占めるほど「これでもか」というくらいに回想シーンが挟まれ、視聴者は「これまでの過程をなかったことにしてはいけない、この思いをに変えて!」と、感情移入するようになる。
が、残念なことにそれは次に続く負けイベントの理不尽さや念さを際立たせるための演出なのである。

A「何・・・だと・・・?が通用しないだと?」
中ボストゥットゥルー♪銃弾とか効かないのですexit
A「くそっ、こんな…の背負ってきた人たちの思いを駄にする訳には…」
中ボス「フハハハ、ずいぶんと下らない思いを引きずってきたものだな、死ねぇーーー!」
A「グワーッ!
主人公「Aーーー!」

なお、上記ではバトル物のライバルキャラがいわゆる「噛ませ」にされる例を取り上げたが、主人公でも物語中盤の挫折イベントである場合や、恋愛物などでも告白前に回想が挟まれる時には同様に振られフラグな場合がある。

そのような展開をさんざん見せ付けられてきたあなたは、回想シーンが挟み込まれると意識のうちにこう言うようになるのである。

「回想は…」

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最終更新:2024/03/29(金) 11:00

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