団野大成(だんの たいせい)とは、JRA所属の騎手である。栗東トレーニングセンター・斉藤崇史厩舎所属。
戸籍上の表記は「團野大成」だが、JRAでは旧字体が使用できないため「団野」と表記されている(各種メディアも基本的に同様)。地方競馬で騎乗する際は旧字体が使えるため「團野」表記になる。
団野大成 だんの たいせい |
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基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
性別 | 男性 |
出身地 | 滋賀県 |
生年月日 | 2000年6月22日 |
身長 | 161.7cm |
騎手情報 | |
所属団体 | 日本中央競馬会(JRA) |
所属厩舎 | 栗東・斉藤崇史 (2019年- ) |
初免許年 | 2019年(5年目) |
免許区分 | 平地・障害(騎乗なし) |
重賞勝利 | 中央4勝/地方0勝 |
GI級勝利 | 1勝 |
通算成績 | 2680戦183勝 (2023/03/26時点) |
騎手テンプレート |
2000年6月22日、滋賀県に生まれる。祖母が元厩務員、父が調教助手を務める家庭に生まれ、栗東トレーニングセンター育ち、当たり前のように馬のいる環境にいたことから自然と騎手を志した。乗馬は小学5年生時から始めている。
2016年、競馬学校に入学。2019年に35期生として卒業し、父:勝が所属する栗東の斉藤崇史厩舎に所属となった。同期は岩田望来・菅原明良・斎藤新・亀田温心などで、「花の35期生」と呼ばれることもある。
2019年3月2日 小倉7R 3歳未勝利戦にてトモジャパルムドル騎乗でデビュー。16番人気だったが18着としんがり負け。デビューから16戦目となる、2019年3月17日の阪神8R 4歳以上1000万下、4番人気のタガノジーニアスに騎乗し初勝利を挙げる。同馬は自厩舎所属であり、父の担当馬でもあった。その後、デビューから3ヶ月で2勝とプロの壁に苦しんだが、6月に3勝を挙げて以降は順調に勝ち星を伸ばしてき、初年度は26勝と上々の成績を残した。
2020年、年明けから順調に勝ち星を伸ばしていき、3月の中山牝馬ステークスでリュヌルージュに騎乗し重賞初騎乗。3月ながら雪の降りしきる判断の難しい馬場状況で16頭中14番人気と全く人気がなかったが、思い切った先行策が功を奏し2着と大健闘。その後も安定した騎乗を見せていたが、7月5日に落馬により負傷。この日のメインレースであるラジオNIKKEI賞でバビットに騎乗する予定であったが、ベテランの内田博幸に乗り替わりとなり、バビットと内田のコンビはこのレースを快勝。初重賞制覇やバビットの主戦の座を逃すという苦い経験もしている。同年は62勝を挙げ全国リーディングでも15位と躍進した。
2021年1月の日経新春杯(GⅡ)を7番人気のショウリュウイクゾで勝利し重賞初勝利を挙げる。3月7日には通算100勝を達成。4月の福島牝馬ステークス(GⅢ)ではディアンドルで勝利するなど、この年は重賞で2勝を挙げた。
2022年3月に落馬負傷し約3ヶ月の長期離脱を強いられた。それでも年末の中日新聞杯(GⅢ)でキラーアビリティを勝利導くなど活躍も見せた。
2023年3月の高松宮記念(GⅠ)では朝から雨が降り続く不良馬場の中、12番人気のファストフォースで直線を見事に抜け出し5年目にしてGⅠ初制覇。ゴールの瞬間、左手で大きくガッツポーズをするなど喜びを爆発させていたが、レース後のインタビューでは「最後の直線でアグリを挟んでしまい、手放しでは喜べないというか、反省の多いレースでした。」と反省しきりであった。
無駄のないスムーズな騎乗を心がけ、無我夢中に最後まで諦めない姿勢をアピールポイントとして挙げている。現時点では長距離より短距離を得意としており、特にダート短距離には自信を持っている。
2020年には831回騎乗、2021年には772回騎乗と騎乗回数が多いのも特徴。
憧れの騎手は武豊や父と同厩舎に所属していた浜中俊らの名を挙げている。また、騎乗フォームや競馬に対する姿勢は福永祐一を参考にしていたという。
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最終更新:2024/04/26(金) 02:00
最終更新:2024/04/26(金) 02:00
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