困ったときのメタナイトとは、家庭用ゲーム「大乱闘スマッシュブラザーズX」関係動画において使われる言葉である。
スマブラXにはwi-fi通信を利用したネット対戦機能が備わっている。
その中の、プレイヤーが特定できない「おきらく乱闘」と「チームバトル」(尤も、十中八九はおきらく乱闘だが)で起こる現象である。
具体的には、腕が劣るプレイヤーがさまざまな手段(アイテムスイッチ弄りやリンチなど)を使っても勝てない状況に陥ったとき、安易に強キャラ(ギミックアイテム無しタイマンなら最強という意見が多い)である、メタナイトを自機選択すること。
上B、NB、滑空攻撃、下スマという、四つの高性能技を中心に、横Bや下B(これは簡単かつ有用なバグがあるため)、上スマ、ダッシュ掴みなどを多用し、多段ジャンプや滑空、ダッシュで所狭しと暴れまわる。
おきらく乱闘を楽しむ人の中には、メタナイトを見かけただけで切断する人もいるらしい、その様はどこかの世紀末の病人のごとし、メタナイッ。
だが、スマブラXはランダム性が強く、一つの技に頼りすぎると弱体化するなどの仕組みがある上、強い人はメタナイトの各種技に対して対策を練っている場合も多いので、結果として返り討ちになることも多い。
それでも、懲りずに今日もどこかでメタナイトを安直に選択する人がいるのだろう……。
今日ではそんなメタナイトに対し、さまざまな俗称が付けられている。
具体的には、下スマを中心とするメタを「芝刈り機」「コンバイン」、NBを中心とするメタを「ベイブレード」、上Bと滑空攻撃を中心とするメタを「ハエ」、下Aを中心とするメタを「ゴキブリ」、音を立てて弱攻撃を連発するメタを「セミ」、上アピールを連発するメタを「雑巾」、緑色のメタを「キャベツ」、崖待ちや生贄等汚い手段に走るメタを「キタナイト」ようなものだ。
また、このようなメタがおかしなミスでバーストした際は、コメに「これも宿命だ(www)」と書かれることも多い。
ただ、メタナイト使いが全てが全て、困っているわけではない。
そもそも、悪質なのはおきらくの害虫であり、メタナイトとは別物と考えられている。
だから、おきらくに稀にいるまともなメタナイトのことも、たまには思い出してあげてください……。
様々なキャラの研究が行われ、日々タイマンのキャラランキングが入れ替わる中、常にトップに立ち続けてきたメタナイト。
そんな彼をスマブラXの続編にあたるスマブラ3DS/WiiUで待っていたのは異常な弱体化であった。
攻撃の出の速さや上バースト力はある程度健在だが、全体的に攻撃の射程が短く後隙が多くなり、ダメージソースの無さが際立つようになってしまった。
滑空の廃止も相まってかつての制圧力は全く無く、弱キャラの烙印を捺されてしまった。
「これも宿命だ」「もっと強くなって来い」が壮絶な皮肉になってしまうとは……、この記事が出来た頃には考えられない事態となってしまった。
しかし……、
その後、研究が進んだことやパッチによる強化(弱体化もあったが)もあり、最終的には最強ではないにせよ十分な強キャラとして評価されたのだった。
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最終更新:2023/12/08(金) 09:00
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