本院は茨城県つくば市にあるが、その他にも北は北海道から南は沖縄まで全国に測量の支部が置かれている。
よく知られている業務内容は土地の測量と地図の作成。測量は複数の方法を用いて行われ、地球上の位置や土地の標高が測定されている。そして得られたデータをもとに作成される地理院地図は、多くの地図の元になっている。
他にも、培った測量技術を生かして災害状況の分析・研究でも活躍している。
大本となった組織は1869年に民部官に設置された庶務司戸籍地図掛に遡る。その後明治政府の再編に従って、この組織は名称や管轄の省を転々としていき、最終的には内務省の管轄になった。
一方で、1871年には兵部省陸軍参謀局に間諜隊が設置され、上で述べた組織とは別で地理調査が行われるようになった。このような並行した形態はその後しばらく続くことになった。
そして1884年に内務省の測量事業が参謀本部に設置された測量局へ移管。1888年には参謀本部陸地測量部となった。これが国土地理院の原形になる。
第二次世界大戦後には内務省に管轄が移り、名称は地理調査所と変更された。その後管轄は建設省に移り、1960年に国土地理院という現在の名称になった。
1979年には本院の所在地が筑波に移転し、現在まで続いている。
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最終更新:2025/03/26(水) 14:00
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