国道28号とは (コクドウニジュウハチゴウとは) [単語記事]

国道28号とは、兵庫県神戸市中央区から徳島県徳島市へ至る一般国道である。

概要

一般国道
国道28号
基本情報
総距離	200.9km
起点	兵庫県神戸市中央区
終点	徳島県徳島市
経由都市
兵庫県	神戸市(中央区、兵庫区、長田区、須磨区、垂水区)、明石市、淡路市、洲本市、南あわじ市
徳島県	鳴門市、徳島市、板野郡松茂町、板野郡北島町
道路テンプレート

本州四国連絡国道の一つで、神戸から淡路島を経由して徳島を結ぶ。神戸～淡路島、ならびに淡路島～鳴門市では、海上国道区間が存在しており、実質的な飛び地路線となっている。
両区間にはかつて連絡フェリーが運航されていたが、並行する神戸淡路鳴門自動車道の全線開通を機に乗船客が減少し、いずれも廃止されている。ただし、神戸～淡路島間においては2015年 9月から「淡路ジェノバライン」が就航して航路が復活。原付、小型自動二輪、軽車両(自転車など)に限り、積載して乗船することができるようになった。

神戸市内においては神戸駅付近から端を発し、新開地、大開、長田など神戸の主要市街地を経由する。一度神戸線をくぐり、東池尻交差点で国道2号と重複。明石市方面へ向かう。

明石市に入ると朝霧駅前で国道2号と別れて再び単独区間へ。ここから明石港まで結ぶルートを取る。明石港から海上国道区間となり、淡路島北部の岩屋港へと続く。

淡路島内においては東岸まわりで南下するルートを取り、淡路市街地を突き進む。海岸沿いを進むため、天気の良い日には大阪湾の素晴らしい景色を見ることができる。洲本市に入ると進路を南西に変えて島内内陸部を通過。南あわじ市にある福良港を目指す。

福良港で再び海上国道区間となり、港から鳴門競艇がある撫養町大桑島地区付近と結ぶ。徳島県に入ると国道11号の東側を南下し、鳴門線鳴門駅や徳島阿波おどり空港付近を通過する。そして松茂町広島交差点で国道11号と接続、単独区間としてはこの交差点が終点となる。

国道11号と接続後は、重複して南下するルートを取る。徳島市に入ると、徳島城の脇や市街地を突き進み、新町川を渡った先のかちどき橋交差点で終点となる。この交差点で国道55号、国道195号と接続する。