国道337号とは、北海道の千歳市から小樽市を結ぶ国道である。
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千歳市から小樽市を結ぶといっても、その間にある北海道最大の都市・札幌市はかすめるようにしか通らず、その東や北に位置する都市を結んでいる。そのため、これらの都市を移動する際に札幌市中心部を通らずに済む道路として位置づけられている。
東側の区間(千歳市 - 長沼町 - 江別市 - 当別町)は一般道区間に並行してバイパスの整備が進められており、北側の区間(当別町 - 石狩市 - 小樽市)も片側2車線以上を確保する、信号機が少ないなど移動の利便性が高められている。これらの整備がなされた・なされる予定の区間は道央圏連絡道路と呼ばれている。
実際、2010年に当道路が新千歳空港から道東自動車道の千歳東ICまで整備されたことで、道東自動車道と新千歳空港とのアクセスが大きく改善された。また将来的にはこれが道央自動車道の江別東ICまで伸びる構想であり、空知・道北方面と新千歳空港とのアクセスも向上するものと見込まれる。
起点は千歳市であるが一般道区間とバイパスで別の位置にあり、一般道区間の起点は中心街に近い千歳市錦町(国道36号・北海道道16号と接続)、バイパスの起点は新千歳空港に近い千歳市平和(国道36号と接続)となる。それぞれが北に向かい、千歳市祝梅で一度接続すると、一般道区間とバイパスが並行して北上していく。途中で道東自動車道(千歳東IC)とも接続する。
千歳市から北上すると長沼町に入る。国道274号と交差した地点でバイパスは途切れ(千歳東IC-国道274号との交差点は2020年3月7日開通。その先は現在事業中)、少しだけ国道274号との重複区間を通ってからまた分かれて長沼町の中心部を目指す。その後は南幌町の中心部を通って江別市の東側に入る。
江別市に入ると道央自動車道(江別東IC)と接続し、その後すぐ国道12号と交差すると、2011年に開通したバイパスで北上して当別町に入る[1]。
当別町からは西に向かう。2016年に、当別町内で片側1車線で残っていた区間の2車線化が完了し快適性が向上した。札幌市の北の端をかすめるように通って石狩市に入ると、少しだけ国道231号との重複区間となるがすぐに分かれる。石狩市では中心部を避けて海寄りに迂回、最後は札幌市と小樽市を少しずつ走って国道5号・札樽自動車道(銭函IC)と接続して終点となる。
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最終更新:2025/03/28(金) 06:00
最終更新:2025/03/28(金) 05:00
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