国道476号とは、福井県大野市から福井県敦賀市に至る一般国道である。
福井県内を通る国道としては唯一、福井県内で完結する国道である。大野市がある奥越地方からひたすら山沿いを経由し、南越前町から木ノ芽峠を経て敦賀市に至る。
大野市内では越前大野駅周辺と越前大野城周辺の市街地を通り、一部区間で「六馬大通り」の通り名がある。
池田町では町内を縦断しており、国道417号とともに重要なアクセス道路として機能している。しかし、大部分が足羽川沿いに沿っているルートであるため、たびたび水害や土砂崩れ災害に見舞われた。特に2004年に発生した福井豪雨災害の時が顕著で、この時の被害が教訓となり、再発防止対策で持越地区に持越バイパスが建設された。さらに白栗バイパスが現在建設中である。
また、大野市と福井市と大野市境にある南野津又隧道前後の区間は、普通車1台分しか通れないような狭小路で、連続ヘアピンカーブと急坂が続く、いわゆる「酷道」区間である。また、この区間は冬季閉鎖されるため、11月下旬~5月上旬頃までは通行はできない。
さらに、池田町と南越前町の町境にあたる風吹峠前後の区間は、いわゆる分断国道の様相を呈しており、一筆書きで完走することは不可能である。ちなみに代替迂回路として岩谷峠(魚見峠)を経由する福井県道203号池田南条線があるが、こちらもいわゆる「険道」で、南野津又隧道前後の区間のように狭小路、連続ヘアピンカーブ、急坂が続く危険な道路となっている。迂回路の迂回路として国道417号があるが、武生方面に行くため、大回りのルートを取る形となる。
南越前町今庄地区付近から国道365号と重複し、木ノ芽峠手前にあたる板取地区で分かれる。別れた後は木ノ芽トンネルで木ノ芽峠を越えて敦賀市内へと至る。ちなみにこの区間もかつては分断国道区間であったが、先述の木ノ芽トンネルが2004年3月26日に開通し、国道8号の代替ルートとして機能するようになった。終点手前の一部区間は、北陸本線の旧線の路盤を一部転用しており、樫曲トンネルなど、旧線遺構が現在でも観光史跡として残されている。
2022年8月に今庄地区を中心に発生した豪雨災害では、同地区周辺の北陸自動車道、国道8号、国道365号、北陸本線が路盤崩壊、土砂崩れなどの災害で軒並み寸断。国道305号も不通となったため、武生~敦賀の全ての交通インフラがマヒしてしまう事態にまで発展し、福井県内のみならず、北陸地方や東北地方の物流や経済に多大な影響をもたらした。こうした状況を踏まえ、代替迂回路として国道417号では冠山峠区間をショートカットする冠山峠道路が建設され、2023年11月19日に開通。大野市から岐阜県郡上市内に抜ける国道158号沿いでも、中部縦貫自動車道の建設が進められている。
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最終更新:2026/01/22(木) 08:00
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