土方竜とは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』シリーズの登場人物である。地球連合軍歴戦の宇宙戦士。宇宙戦士訓練学校の校長を務めたこともある。
CV:木村幌、石塚運昇(『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2202』)、楠見尚己(『宇宙戦艦ヤマト2202』6章途中以降)
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この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任でお願いします。 |
有名な沖田十三の同期で、対ガミラス帝国戦役時は宇宙戦士訓練学校の校長で、古代進や島大介といったヤマト乗組員達は教え子である。沖田が古代たちの父親なら、土方は恩師・師匠である。
主な登場は、対白色彗星帝国戦役時の『さらば宇宙戦艦ヤマト』と『宇宙戦艦ヤマト2』。 冷静な判断力や分析力に加え、必要と考えたことについては越権を承知でも実行するという、決断力や行動力も併せ持つ。また、地の利を活かして戦うなど戦術にも長けている。
『宇宙戦艦ヤマト2199』では、階級は「宙将(提督)」、日本の東京都出身という設定。また、2199年時点で56歳と、同期の沖田より1歳年下とされている(土方が早生まれなのか、沖田の入学が遅かったからなのかは不明)。肩書きは「国連宇宙軍・空間防衛総隊司令官」となっており、月軌道以内の地球本土防衛を統括している。
太陽系外周艦隊・第11艦隊の旗艦パトロール艦「ゆうなぎ」の艦長。第11艦隊を率いて第11番惑星付近をパトロール中に、白色彗星帝国の前衛艦隊(コズモダード・ナスカの艦隊か?)の奇襲攻撃を受け、艦隊は全滅する。大破した「ゆうなぎ」と共に漂流していたところを、偶然通りかかったヤマトに救助され、後に古代達の要請でヤマト艦長へ就任した。作中では、ゴーランド艦隊を巧みな戦術で撃破するなど、見事な指揮を見せる。最終的には、都市帝国(「都市要塞」とも言う)との激戦の中で戦死したが、死に際して、古代を次の艦長に任命すると共に、都市帝国攻略のヒントを与えた。
地球艦隊旗艦である新造戦艦アンドロメダの艦長として登場。地球艦隊の司令長官でもあるなど、『さらば』よりも立場がかなり高く設定されている。
白色彗星帝国のバルゼー艦隊による太陽系侵攻の際には、地球艦隊全軍を土星星域に集結させて指揮を執り、ゲルン提督の空母部隊およびバルゼー提督の戦艦部隊を撃破、壊滅させる。だが、艦隊戦に勝利したのもつかの間、突如としてワープアウトしてきた白色彗星本体によって、ヤマト率いる空母艦隊をはじめ、地球艦隊は大損害を受ける。残存艦による拡散波動砲の一斉射撃によって、彗星を覆う白色高速中性子ガスの除去には成功したが、その中から出現した都市帝国との戦闘を余儀なくされる。地球艦隊は残り少ない艦艇とエネルギーで果敢に挑むが、都市帝国上方の都市部分へ行った集中砲撃は全てバリアーに阻まれ、逆に大型ミサイルの攻撃で地球艦隊は全滅し、アンドロメダも大破する。土方は最後まで思案を続け、都市帝国の攻略法に気づいたものの時すでに遅く、アンドロメダは制御不能な状態であった。土方は通信で古代たちヤマト乗組員へ「都市帝国の下部を攻撃せよ」と言い残し、制御不能となったアンドロメダごと都市帝国へ激突して戦死した。
上記のように、土方は時系列によってはヤマト2代目艦長に数えることができる。だが、『さらば』はシリーズのパラレルワールド(黒歴史)なので、世間一般的にはヤマト艦長と認識されていない。正史となる『宇宙戦艦ヤマト2』では新造戦艦アンドロメダの艦長として登場しており、後のシリーズもその設定に従って展開されているので、土方の一般的な認識はアンドロメダ艦長であると言える(ちなみに「竜」という下の名前も『2』からの設定である)。
戦艦アンドロメダは、洗練されたデザインと高い性能で人気があるが、それ以外にも、ヤマトシリーズにおいてヤマト以外で敵に痛打を与えた、数少ない地球防衛軍の戦闘艦という点でも評価が高い。特に、『2』におけるアンドロメダ率いる地球艦隊の活躍は、土方の巧みな指揮により成し遂げられたものである。アンドロメダと土方は、両者の相乗効果によってその魅力が高まっていると言って差し支えないだろう。
なお、『さらば』におけるアンドロメダ艦長は土方ではなく、モブキャラの別人である(声は参謀長と同じ)。
上記概要のとおり設定が一部追加・変更。沖田とは友人で、ちょうど古代と島のような間柄とのこと。旧作には無かった沖田との会話シーンもあり、地球の留守を頼まれている。ヤマト発進に際しては、後輩の山南修(キリシマ艦長)らと共にヤマトを見送った。
留守番役のため、序盤以降の登場は多くないが、地球との最後の交信シーンにて、記憶を無くしていた森雪の保護者という設定が明かされている。 旧作のように古代進と森雪が婚約(復活編では正式に結婚)したら、土方は古代の義父となるのだろうか?
14話の森雪の幻覚シーンでも登場。意味深な発言を残しているがどこまでが「過去の事実」かは不明。
なお、コミック版『2199』第一巻ではヤマト発進前、エネルギー不足で波動エンジン起動に手間取っている最中、土方は戦艦キリシマを指揮、月軌道で惑星間弾道弾を迎え撃った。残念ながら軌道をずらすことはできなかったが、ヤマトに貴重な時間を稼ぐことに成功している(このシーンはアニメでもやりたかったが泣く泣く削られたとのこと)。
劇場版である宇宙戦艦ヤマト2199星巡る方舟では、上記の作戦の後に月面に孤立する空間騎兵隊を山南艦長と共にキリシマで回収する場面や、絶望の淵の地球でヤマトと沖田を信じて待つ姿が描かれており、この時点で斉藤始と面識を持つ。
戦後の地球では波動砲艦隊構想が突き進められていたが、沖田の子供達とも言えるヤマトクルー達に寄り添い反対の立場を貫いていた為、第十一番惑星に左遷される。
その後、第十一番惑星がガトランティスの攻撃を受け、駆けつけたヤマトに救助され以後ヤマトに残り古代らを見守っていた。
艦長就任を求められるも「俺は負けた男だ」として一歩引いた立場に身を置いていたが、古代の覚悟を見届けると艦長拝命を決意した。
ちなみに宇宙戦艦ヤマト2202では山南修がアンドロメダの艦長となっている。
掲示板
16 ななしのよっしん
2018/08/26(日) 08:00:56 ID: 4AG4/kCU8y
石塚さんと同い年で渋い声なら磯辺勉さんとか沢木郁也さんの二人が居る
17 ななしのよっしん
2018/10/12(金) 11:54:47 ID: vxQfMIpi1G
第6章のキャストは石塚さんと楠見尚己さん2名記載だったから、完結編の島みたいにダブルキャストになるのかな?
18 ななしのよっしん
2020/12/05(土) 22:37:03 ID: PuYhFph21x
戦死場面で雪に一言も触れなかったのがらしい反面、残念ではあったかな。
お互い、最後の1人の身内だろうし。
古代を軽く小突いて、「雪の婿は、一発殴ると決めていたんだ……」とか言って。
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最終更新:2025/04/01(火) 08:00
最終更新:2025/04/01(火) 07:00
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