塩見貴洋単語

シオミタカヒロ

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塩見貴洋(しおみ たかひろ1988年9月6日-)とは、大阪府出身のプロ野球選手投手)である。現在東北楽天ゴールデンイーグルスに所属。

概要

小学校から野球を始める。

帝京第五高等学校では甲子園出場はなかった。

八戸大学前半は1年痛を患い、2年にはを疲労骨折の怪に泣き活躍できなかったが3年覚醒。4年には大学選手権にて、大野雄大との投げ合いを制した。また、ドラフト会議4日前には東北福祉大学相手にノーヒットノーラン記録話題に上った。

実際のドラフト会議の1巡名では名前を呼ばれることはなかったが、それは話題性の強かった早稲田大学斎藤佑樹大石達也の両名に名が集中したためである。大石斎藤だけに合わせて10球団が集中したという事態であった。

塩見は外れ一位という形で大石を逃した東北楽天ゴールデンイーグルスと、斎藤を逃した東京ヤクルトスワローズ名し競合。抽選の末、楽天が交渉権を獲得した。背番号11
余談だがこの時、オフから監督に就任した星野仙一が交渉権のくじ引きを担当し塩見を引き当てた。そのため、これが星野楽天の最初の功績かもしれない。ワシ塩見を育てる

楽天時代

2011年は、開幕二軍から始まりながらも好投し、5月には一軍プロ登板+初勝利を当時無双状態であった福岡ソフトバンクホークスから挙げた。以後も、楽天ルーキーでは田中将大以来の二桁奪三振に加え勝利などルーキーとは思えない成績を残しながら先発ローテーションを守り、好投を続けた。1年は24試合に登板し、9勝9敗だった。


2012年プロ入り後初完封勝利記録したが、交流戦以降は5連敗を喫し、6勝10敗と負け越した。


2013年は左肩痛に悩まされ一軍登板がなかった。


2014年は開幕から一軍入りし、3月29日埼玉西武ライオンズ戦で久々を挙げるものの、前半戦は2勝4敗防御率6.47と安定感を欠き先発ローテーションから外される。それでも7月に復帰して以降は6勝3敗と盛り返し、8勝7敗の勝ち越しでシーズンを終えた。


2015年4月21日ソフトバンク戦で5回6失点で炎上以外は開幕から安定した投球を続けるが、味方の援護に恵まれぬこともあってか徐々に調子を落とす。7月29日に一度登録を抹消され、9月18日オリックス・バファローズ戦にて再び一軍に戻るも初回に4点を失って降し、同日登録を抹消されてシーズンを終えた。
この年は計16回の登板クオリティースタートを満たしたにも関わらず勝ちがつかなかった試合が半分近い7試合もあった。しかし7月22日登板では楽天シーズン最多得点記録となる19得点記録し、塩見は3勝の勝ちを手にしている。おそらくこの試合を見ていた人の大半が「もっと分けて打ってやれよ!」と思ったに違いないだろう。


2016年シーズンを通して一軍に帯同し、ルーキーイヤー以来の規定投球回に達したが、6回までで降することが多かった。またソフトバンク戦にて投げる時は全くと言っていいほど援護が得られないなど打線とかみ合わない試合もあったため、前年同様8勝10敗と負け越した。
オフには埼玉西武ライオンズからFA移籍してきた岸孝之背番号11を譲り、自身の番号17に変更となった。


2017年痛ので8試合の登板に留まった。


2018年は10年ぶりに優勝した西武戦で2勝を挙げた。しかしヘルニアを発症した9月以降は登板なし。11試合の登板に留まった。八戸大学の元チームメイト秋山翔吾と相談した後で椎間板ヘルニアの手術を受けた。


2019年は先述の手術のリハビリもあり、5月21日に一軍に昇格し、その日の北海道日本ハムファイターズ戦でシーズン勝利を挙げた。6月までに3勝を挙げたが、7月は未勝利二軍調整した。9試合の登板で3勝1敗だった。


2020年2016年以来久々に開幕から先発ローテーション入りし、シーズンの大半において先発投手を務めたが、QS率は37.5%(6/16)と安定感を欠き、4勝8敗、防御率4.80という成績に終わった。FA権を取得したが、行使せず残留した。


2021年は左肩と左肘の状態不良で、この年の登板6月1日東京ヤクルトスワローズ戦の先発登板のみだった。


2022年は一軍と二軍共に登板はなかった。

プレースタイル

持ち球はストレートカーブスライダーフォークなど多様で特にクロスファイア気味のストレートスローカーブが持ち味。

被本塁打が多い。

人物・その他

成績

年度別投手成績

年度 球団 登板 先発 完封 勝利 敗戦 セーブ ホールド 勝率 投球回 与四球 奪三振 失点 自責点 防御率
2011年 楽天 24 24 4 0 9 9 0 0 .500 154.2 34 113 53 49 2.85
2012年 19 16 2 1 6 10 0 0 .375 106.2 33 67 45 44 3.71
2014年 21 20 0 0 8 7 0 0 .533 114.2 27 78 68 60 4.71
2015年 16 16 0 0 3 5 0 0 .375 96.0 15 78 42 38 3.56
2016年 24 24 0 0 8 10 0 0 .444 148.0 37 111 67 64 3.89
2017年 8 8 0 0 3 3 0 0 .500 43.1 12 30 19 19 3.95
2018年 11 11 1 0 2 3 0 0 .400 68.1 8 53 30 27 3.56
2019年 9 8 0 0 3 1 0 0 .750 51.1 9 47 18 18 3.16
2020年 16 16 0 0 4 8 0 0 .333 84.1 20 63 45 45 4.80
2021年 1 1 0 0 0 0 0 0 .--- 5.0 1 4 2 2 3.60
NPB:10年 149 144 7 1 46 56 0 0 .451 872.1 194 644 389 366 3.78

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最終更新:2023/09/26(火) 10:00

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