壬生 単語

4件

ミブ

  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

壬生(みぶ)とは、日本苗字、地名である。

概要

」の字は十干の一つ「みずのえ()」であり、壬生は「辺」の意味を持つ言葉という説が一般的である。また、古代職業部に壬生部があり、これはもともと「御(みぶ)」で皇族皇子の養育をっていたものとされる。壬生部の居住地に壬生という地名が付けられたともされ、諸説ある。

苗字

苗字としては日本各地に壬生氏があったことが知られる。著名なものは公家の壬生であろう。藤原中御門の分、持明院の分、園の分に壬生があった。江戸時代初期、園基音の子、元起が分し、葉を称した。その後、俊の時に壬生と改称した。七卿落ちの一人、壬生基修が知られる。維新後は子爵。後、伯爵となった。

また朝廷の下級官吏、地下官人にも壬生があった。小槻氏の嫡流。当初は大宮と2に分かれていたが、戦国時代大宮が断絶した後は大夫史の職を独占した。維新後は地下官人でありながらも男爵となる。代々弁官局を取り仕切る官務(大夫史をす)職に就いたため官務とも呼ばれた。

下野には武の壬生氏があった。出自は小槻氏族で上記壬生の分藤原宇都宮氏族、また古代族毛野氏後裔など諸説ある。下野都賀壬生(現栃木県都賀壬生町)発祥。宇都宮氏、後に後北条氏に仕えた。

現在、壬生姓は長野県南部に集中している。下豊丘では3番に多い苗字となっている。また、青森県八戸市でも多めに見られる。

曖昧さ回避

人名

実在の人物

公家壬生家
下野壬生氏
  • 壬生胤業(壬生氏初代当
  • 壬生綱房(壬生氏3代当
  • 壬生周長(壬生綱重の次男、綱房の
  • 壬生義雄(壬生氏5代当

架空の人物

地名

関連項目

この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
FM音源[単語]

提供: ユウ

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/10/06(日) 11:00

ほめられた記事

最終更新:2024/10/06(日) 11:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP