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昨今の声優ライブ現場にてよく話題となる、マナーの悪い行動を起こす観客に関する議論は「厄介」の記事などでお願いいたします。 |
声優だけでなく、アニメに楽曲を提供する歌手も出演することがある。近年では、声優がアニメOP・EDを歌ったり、アニメでユニットを組んだり、声優が音楽活動にデビューしたり、そもそも歌手と両立している声優もいたりと、様々な理由で声優ライブは増えている。
喋れるだけでなく歌って踊ってライブもこなせる声優を「アイドル声優」と呼ぶこともある。比較的若手の声優は顔もよく事務所からもこのような売り方を前提としてキャラ作りをしていることも多く、アイドル声優は年々増加傾向にあるといえる。
ここまで声優ライブが賑わっている最大の理由はアニメ文化の普及と人気があるからこそであり、世界的に見ても声優という職業が確立している日本ならではといえる。
また、J-POPや「普通の」アイドルなどとは盛り上げ方、雰囲気、空気、ノリなどが異なるため区別する必要がある。
声優ライブの特徴として、ケミカルライト(ペンライト・サイリウムなど)を用いたりコールを入れることが挙げられる。
初見時やそもそも声優ライブに行ったことがない人は、動画を見て「うるさい」「曲が聞けない」「騒がしい」「黙れ」などといった否定的なコメントを投稿しがちだが、ライブで盛り上がるなという方が難しく、更に8年以上歴史があるTHE IDOLM@STERのライブでは出演者からコールを入れて欲しい、入れたほうが楽しく、曲としてもコールがある方が完成度が高まるなどといった意見も出されている。
「コール」にて後述するが、全ての曲に対して無理やりコールを入れるわけではなく、静かな曲はコールを入れずに静かに聴くのが普通である。
ケミカルライトはもはや使用することが当たり前なほどで、振り方も幾つかパターンがあり統一されている。色は出演者に合わせたものを使用し、複数の出演者が同時に歌う場面では通称「バルログ」と呼ばれる複数持ちを行うこともある。また、特定の曲でウルトラオレンジ(通称UO)という数分間だけ強力に発光するケミカルライトを使用する。
ケミカルライトは使い捨てのため、毎回多数持ち込むことを考えると経済的にも環境的にも好ましくない。この問題を解決するため、電池式でスイッチにより色を変えられるキングブレードという商品も普及している。
かつては工事用品の交通誘導員が用いる巨大なライトを持ち込む者もいたが、明らかに大き過ぎて迷惑なため、現在ではほとんどのイベントで禁止されている。
また、独自に改造したケミカルライトも禁止されていることがあるので注意が必要。
コールといっても出演者の名前を叫ぶだけではなく、曲中に合いの手を入れたりするのが通常。
こちらもケミカルライトの振り方同様、パターン化されており、曲によって変わるものの何度も声優ライブを経験していれば自然とコールを入れられる。
代表的なものとしてPPPHが挙げられるが、基本的にケミカルライトを振りながら行う前提のため、手拍子を入れられない。よってコールのみを合わせた形式PPPHとなっているのが実態。
曲調に合わせて「はい!はい!」「FuFu!」といった形で入れる。「せーの!」という警報も存在する。警報後に「はーい!はーい!はいはいはいはい!」となる。その後「うぉーはい!」が続き、これが俗にいう形式PPPHである。
誤解しないでもらいたいのは、声優ライブだからといって全ての曲にコールを入れるのではなく、比較的BPMが高く盛り上がるような曲でのみ入れることである。バラード調の落ち着いたゆっくりとしたメロディの曲では当然コールを入れることはなく、ケミカルライトを静かに前方に振るだけである。これは「捧げ」とも言われる。
ケミカルライトとコールは同調した動きで統率させるのが基本で、合わせ技と呼ばれるものもある。例えば「FuFu!」「FuFu!」ときたら「FuFuFuFu!」とコールしながらケミカルライトを頭上で回転させる。「FuFu!」に「うぉー」といった警報を入れる場合もある。
警報を入れなければならない理由はなく、不要だとする意見もあるが、コールをまだ知らない人はそれを合図にコールできるので、必ずしも不要という結論は早計である。
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最終更新:2024/04/25(木) 05:00
最終更新:2024/04/25(木) 05:00
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