変人48面相とは (ヘンジンヨンジュウハチメンソウとは) [単語記事]

変人48面相とは、歩く18禁である。

さあ概要といこうサルガタナス・・・　　SHOW　TIMEのはじまりだ☆

漫画及びアニメ「よんでますよ、アザゼルさん。」の登場人物。単行本7巻にて登場した。
「いくつもの顔を持つ、変装のスペシャリスト」と噂され世間を騒がせている正体不明の怪盗で、予め大胆な犯行予告を行い万全の警備網を敷かせるにも関わらず、その正体を知る人間は誰1人として存在しないという。「48面相」という名前は彼の性癖の数やプレイ内容の数を示す、とも言われているらしい。
しかし、ベルゼブブの暴露の職能で警備を行う警官たちを調査しても、怪しい人物は誰も見つからず・・・

その後明らかになる彼の実態はというと、覆面(※黒タイツ)とブラジャーだけを着けたふとましい変態男で、股間は常時露出されているので「見せられないよ！」状態となっている。この時点で既に放送禁止ものだが、初登場時の「にんげんっていいな」の替え歌「変態の♂うぃんなー」を口ずさみながら参上するさまはインパクトも充分（下記の関連動画も参照）。
警察の間では上記の通り「変装が得意」とされているが、それは正体を誰にも知られていないという都市伝説から生まれた誤解のようで、実態は『隠匿』の職能を持つ悪魔「サルガタナス」を従え、職能によって存在感を自在に消すことが出来るために誰にも見破られなかった、というだけの話である。それゆえ職能発動中は公衆の眼前で変態プレーその他奇行を繰り広げても、周囲には影も形も音も声も匂いも触感も一切感じ取れない。

また警察側にも評されている通り、犯行動機は「変態行為（プレー）こそが全て」。美術館などへの侵入窃盗や後述の復讐劇は、48面相からすれば「変態行為を人に見せつける"ついで"」に過ぎないという、ただひたすらの変態。
しかしサルガタナスを通して美術館の警備に悪魔使い（佐隈りん子）がいる事を知ると「悪魔と契約するなんていけない子だね・・・　おしおきが必要だな」と、佐隈に隠匿の能力をかけて「変態ワールド」へと誘い込み、尋問ついでに佐隈にトラウマを刻むべく行動を起こす。

この作品にこのような事を突っ込むこと自体が今更野暮かもしれないが、変態行為の根幹を成す異常性欲のおかげなのか、股間のアレが悪魔的にデカい。
作品中の演出なのかもしれないが、とにかく人間の域を超越したサイズを誇るため、コマによっては48面相の身体よりもモザイク（アニメのロゴ）の方が大きくなっていたり、ひどい時にはモザイクしか映っていないコマすらもある。
さらには人外の勃起力で座ったままの状態から跳躍し空を舞ったり、勃起したモノで佐隈の頭を叩いたりと、正直ココに記述するのもまずいかもしれない描写が飛び出している。さらには怪獣サイズまで巨大化して、建物を吹き飛ばしたりもしている。

芥辺を「私から大切な人を奪った男」と言っており、過去のとある事情から芥辺を憎悪しているらしいが？
しかし芥辺から語られた48面相の復讐劇にまつわる真相はというと・・・　アザゼルェ・・・

アニメ版「よんでますよ、アザゼルさん。Z」では第9話・第10話で登場。
CVはなんと三木眞一郎が担当。変態的かつふとましい見てくれからは想像もつかないイケボを携えての出演となり、原作同様一切自重しない美声の無駄遣いぶりで多くの視聴者を驚愕・爆笑させた。
登場シーンも深夜アニメだからこそなのか、原作以上にひどい凄まじい有様となっており、上記替え歌ではなく水島努監督作詞作曲によるオリジナル変態ソングで登場、お下劣極まりない歌詞をたからかに歌い上げた。そのさまは（アニメ版の変態ワールドの様子と合わせて）原作を読んでいた視聴者にすらも「原作よりひどい」「三木さん仕事選んでください」などなど反響を呼んでいる。または三木が声を担当するキャラを当てはめて48面相を『汚い○○』というあだ名でも呼ばれていたりする。
なお、プロデューサーによると水島監督が最初に作った歌詞はもっと下品な代物であったためダメ出しされ、書き直して放送に使用したそうである。つまり、あれでも監督の初期案よりマイルドなのだ。
（具体的に何がひどい、というのは当稿にはあえて記載しない。詳細は実際にアニメを視聴されたし。）
ちなみに変人48面相の従える悪魔・サルガタナスは金田朋子がCVを担当しているが、演技の際金田はサルガタナスと同様に本当にボールギャグを付けながら演技をしていたという。
何にしても、これまでの回以上に家族（及び、コレ系のネタに免疫が無い女の子など）の前では見せられないアニメとなった事だろう。