多摩ニュータウンとは、東京の郊外、京王線特急で新宿から約30分のところにある、日本最大のニュータウンである。稲城市、多摩市、八王子市、町田市にわたって造成され、1971年に入居開始。2010年現在も住宅の供給が続いており、人口は増加を続けている。
整備主体は、住宅都市整備公団とか東京都とか稲城市とか東京都住宅供給公社とか各区画整理組合などバリエーションが豊富だ。
東京都の稲城市、多摩市、八王子市、町田市にまたがり開発面積は2,884ヘクタールにもおよぶ。
現在は21万人が居住し、開発面積・人口ともに日本最大の規模である。
深刻な少子高齢化、人口減少の加速、大量の空き家発生によりゴーストタウン化してることで有名である。
が、実際には高齢化率は低いし、子供の人口の割合も多いし、人口は増え続けているし、空家率はかなり低いしと、そういった言説に疑問を投げかける声もある。
多摩ニュータウンの魅力 http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/news/1392385287/
20 バーニングハンマー(東京都) 2014/02/15(土) 16:19:58.93 ID:YE9cddCvP
いずれも東京都都市整備局 多摩開発企画担当課が、住民基本台帳をベースに調査したデータ。
◆多摩NTの人口推移(昭和50年~平成17年の各年10月)
昭和50年 30,239人
昭和55年 67,440人
昭和60年 106,075人
平成2年 148,607人
平成7年 173,767人
平成12年 189,206人
平成17年 202,574人
※「多摩ニュータウン開発事業誌 -通史編-」(UR都市機構)より引用。
◆平成22年10月の多摩NTの人口
総人口 216,400人 = 稲城市内 25,684人 + 多摩市内 97,676人 + 八王子市内 84,629人 + 町田市内 8,411人
高齢者人口 34,587人。 よって 34,587÷ 216,400 = 16.0%(高齢化率)
※「多摩ニュータウン研究 No.14 2012」(多摩ニュータウン学会)より引用。
平成22年の住民基本台帳による東京都の高齢化率が20.3%だから、多摩ニュータウンの高齢化率のほうが低い。
ちなみに高齢化率は、人口に占める65歳以上の比率。
東京都都市整備局の多摩開発企画担当課の調査による多摩ニュータウンの人口データからは、多摩ニュータウンが高齢化しているだとか、多摩ニュータウンの人口が減少してるだとかいった話に疑問が起きる。
この調査によると、多摩ニュータウンの人口は増え続けているし、高齢化率も東京都のものより低いのだ。
2005年までの人口推移は『多摩ニュータウン開発事業誌 -通史編-』(UR都市機構)の270ページ、2010年の人口と高齢化率は『多摩ニュータウン研究 No.14 2012』(多摩ニュータウン学会)の216ページに掲載されている。
両方とも、都立図書館、多摩市立図書館、町田市立図書館に所蔵されているみたいなので、近くに住んでいて興味がある人は借りてみてもいいだろう。
東京都都市整備局の人口データで無くとも、実は多摩ニュータウンの人口はご家庭で集計できる。
多摩ニュータウンを擁する各市のホームページに掲載された住民基本台帳の人口データから、多摩ニュータウンに該当する地区を抜き出して、足していけばいいのだ。
東京都の調査も結局は住民基本台帳ベースなので、同じことである。
☆多摩センター☆(その134) http://kanto.machi.to/bbs/read.cgi/tama/1380507281/
654 多摩っこ 2013/11/30(土) 14:19:29 [TkKmw0OA]
よっぽどこっちの話のほうが面白いよ。
住民基本台帳人口による平成25年1月の高齢化率
東京都→21.0%
稲城市→18.0%
八王子市→22.1%
多摩市→23.0%
町田市→23.7%
多摩ニュータウン(に該当する区域)→18.1%
ちなみに今の日本の高齢化率は24.3%な。
ソース
http://www.toukei.metro.tokyo.jp/juukiy/2013/jy13000001.htm http://www.city.inagi.tokyo.jp/kanko/gaiyo/jinkou/chiku_nenrei_jinkouexcel/chiku_nenrei_jinnkoudata2013.html http://www.city.tama.lg.jp/zaisei/jinkou/14849/ http://www.city.hachioji.tokyo.jp/profile/data/jinko/11859/ http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/toukei/setai/kaikyuu.html
662 多摩っこ 2013/11/30(土) 19:00:52 [G+41++SA]
>>654
多摩ニュータウンの高齢化率おかしくないか?
少し前の日経新聞で東京都の高齢化率の高さは多摩ニューが原因って話だし、東京都の高齢化率より高くなるはず。
第一こんなジジババしかいない街でその数字は無い。
高齢化率は65歳以上の人口の比率な。
665 多摩っこ 2013/11/30(土) 20:37:04 [TkKmw0OA]
>>662
少なくとも統計的には少ないな。
思うに、みんな多いと思い込んでるだけなんじゃね?新聞なんかも含めて。
記事に数字的根拠は出てこないわけで。
ジジババは都心に働きに出ないし、平日に多く感じるのは確かだけどな。
なんならリンクは貼っといたから、自分でも集計してみるといいさ。
ちなみに集計した地区は、
稲城市→向陽台1~6、長峰1~3、若葉台1~4
多摩市→貝取、乞田、聖ヶ丘、馬引沢、山王下、中沢、唐木田、諏訪、永山、貝取(丁目)、豊ヶ丘、落合、鶴牧、南野、東寺方3、和田3、愛宕
八王子市→下柚木2~3、上柚木2~3、鑓水2、南大沢1~5、越野、松木、別所1~2、堀之内2~3、鹿島、松が谷
町田市→小山ヶ丘1~6
子供の比率も、東京都よりも日本よりも、多いんだぜ?
667 多摩っこ sage 2013/12/01(日) 00:31:14 [cZnYnKEQ]
小学校が統廃合されてるようなジジババ街はじつは多摩ニュータウンの一部でしかないんだけどね.
マスコミが言ってるから正しいなんて思っちゃう人って未だにいるんだw
673 多摩っこ sage 2013/12/01(日) 18:26:56 [456QCAag]
>>665
面白い数字ありがとう。
ここに越した時に、子どもが多くてお年を召した方はそこまで多くないのに
なんで高齢化?って不思議だったのが、ようやくスッキリしたよ。
これを参考にして同じように、平成25年1月1日現在の多摩ニュータウンの人口を年齢別に集計してみた。
八王子市だけは平成25年1月1日のものが無かったので、代わりに平成24年12月末日のものを使っている。
多摩ニュータウンの男女別年齢別人口 (住民基本台帳 平成25年1月現在) |
|||
---|---|---|---|
合計 | 男性 | 女性 | |
総数 | 221,154 | 108,897 | 112,257 |
0~4歳 | 9,428 | 4,791 | 4,637 |
5~9歳 | 10,637 | 5,422 | 5,215 |
10~14歳 | 11,522 | 5,877 | 5,645 |
15~19歳 | 12,108 | 6,148 | 5,960 |
20~24歳 | 13,575 | 7,257 | 6,318 |
25~29歳 | 12,171 | 6,192 | 5,979 |
30~34歳 | 13,524 | 6,740 | 6,784 |
35~39歳 | 17,108 | 8,445 | 8,663 |
40~44歳 | 18,977 | 9,368 | 9,609 |
45~49歳 | 16,551 | 8,166 | 8,385 |
50~54歳 | 14,459 | 7,173 | 7,286 |
55~59歳 | 13,729 | 6,469 | 7,260 |
60~64歳 | 17,252 | 8,310 | 8,942 |
65~69歳 | 13,710 | 6,662 | 7,048 |
70~74歳 | 10,894 | 5,281 | 5,613 |
75~79歳 | 7,716 | 3,659 | 4,057 |
80~84歳 | 4,468 | 1,924 | 2,544 |
85~89歳 | 2,257 | 767 | 1,490 |
90歳~ | 1,068 | 246 | 822 |
高齢化率(65歳以上の人口の割合)は同じように18.1%と出てきて、同年の日本の高齢化率24.3%や、東京都の高齢化率21.0%と比べて低いのことが分かる。
そして日本の年齢別人口構成と比較したのが、下のグラフである。
本当に多摩ニュータウンの世代構成は団塊に偏ってるのだろうか?
どうみても日本そのものと同程度だし、むしろ団塊ジュニアのほうが多いようにしか見えない。
そして老人が少ないだけじゃなくて、子供も多いようにしか見えない。
今度は14歳以下の人口を指す「年少人口」の比率を見てみる。
多摩ニュータウンの年少人口の比率は14.3%で、日本が13.0%、東京都が11.7%で、こちらも統計は「多摩ニュータウンは子供が多い」ということを示している。。
平成20年の住宅・土地統計調査によると、多摩市の空き家率は7.5%である。同じ調査の東京都の空き家率が12.4%で、全国平均が14.4%であるから、多摩市の空き家率は低い水準にある。
もちろん多摩市の空き家状況であり、多摩ニュータウンの空き家状況では無い。
ここで、平成14年の多摩市による「多摩市第二次住宅マスタープラン」の資料に、多摩市内の地域特性別の空き家状況が載っていたので、それを掲載する。
住宅戸数 | (戸建て) | (集合) | 空き家率 | (戸建て) | (集合) | |
---|---|---|---|---|---|---|
市全体 | 63,730 | 11,370 | 52,370 | 8.8% | 4.5% | 9.7% |
既存地域 | 19,870 | 6,900 | 12,970 | 10.2% | 4.8% | 13.0% |
区画整理地域 | 18,080 | 2,050 | 16,030 | 12.6% | 5.1% | 13.6% |
新住地域 | 25,790 | 2,420 | 23,370 | 5.0% | 3.3% | 5.1% |
「新住地域」が多摩ニュータウンの住宅が建てられている地域である。戸建て戸数に対して集合戸数が多いことからも分かるだろう。この「新住地域」の空き家率は5.0%である。「市全体」が8.8%で、多摩ニュータウン開発以前からある「既存地域」が10.2%、民間アパートが多く建つ「区画整理区域」が12.6%であるから、「新住地域」つまり多摩ニュータウンの住宅が多摩市の空き家率を押し下げているといえる。空き家大量発生どころか、多摩市の空き家率を押し下げるほど、多摩ニュータウンの空き家は少ないのだ。
多摩ニュータウンの高齢化や人口減少といったことが語られる上で、必ずといっていいほど言われるのが「1970年代の高度成長期に建設された多摩ニュータウンには、30~40代前半の新婚ほやほや世帯が入居し、それが今では全員ジジババになった。」というストーリーである。
「1970年代にだけ入居があって、それ以来の人口流入は無い」とするストーリーだ。
しかし行けば分かることだが、多摩ニュータウンでは今でもマンション建設が続いており、見るからにそれはありえない。新規住宅供給が続いている以上、若い世代は流入し続けるし、人口も増えている。そもそも約3000ヘクタールもある多摩ニュータウンを、1970年代だけで開発しきることは出来ただろうか、もちろん無理である。多摩ニュータウンは1971年の初めての入居以来、40年以上かけた段階的開発といえる。
上のほうで年齢別人口のグラフが掲載されているが、日本そのものの年齢別人口構成と似たような構成になっているのがその証明である。よく言われるように「短期間での大量の入居」であったならば、特定の世代(多摩ニュータウンでよく言われるのが団塊世代)に集中しているはずだ。しかしそのような傾向は実際には見ることはできない。
そもそも、1971年に多摩ニュータウンで最初の入居があった2年後の、1973年にオイルショックが起きた。高度成長の終えんである。多摩ニュータウンが高度成長を経験したのはたったの2年間だけであった。多摩ニュータウンは「高度成長期のニュータウン」として、10年は古い千里ニュータウンや高蔵寺ニュータウンと同列に語られることが多いが、40年以上の開発で2年しか高度成長を経験していない多摩ニュータウンを同列に扱うこと自体がおかしなことである。そして「多摩ニュータウンも同様」といった誤解の原因であろう。
住民を困惑させる話は他にもある。
3月下旬に主要メディアで大きく報じられた諏訪2丁目団地の建て替え決議のときも含め、テナントの定休日が多い水曜や、店が開く午前10時よりも前など、シャッターが目立つ時間帯を狙ってスタッフがやって来て撮影し、その映像に「シャッター街」「シャッター通り」などのテロップやコメントをかぶせて報じる、ということが繰り返されてきた。
この記事では、商店街に1店舗しか空き店舗が無いにも関わらず、定休日や、早朝に撮影にきて「シャッター街」というテロップを付け報道されているとしている。
多摩ニュータウンの中心地といえる場所は3つあり、多摩センター駅前、南大沢駅前、若葉台駅前がそうである。
当初の計画では商業核は多摩センターのみとなるはずだったが、多摩センター駅付近は公団の開発区域が多かったため、
もう1つの開発主体である東京都が、自身の開発区域の住宅販売を促進する目論見から南大沢駅前にも商業核が設置されることとなった。
これにより多摩市内には多摩センター、八王子市内には南大沢が商業核になることとなったわかだが、稲城市は?という話である。
稲城市内の若葉台も加わった。
建て前的には多摩センターは「都市センター」として多摩ニュータウンの中心地ということになっているが、オフィスが多く進出してる以外には、他と比べて何かぱっとしない。
多摩ニュータウンの中心である多摩センターは、とあるシリーズにおいて「学園都市」として登場する聖地だったりするわけだが、多摩ニュータウンには実際に多くの大学が立地している。
また区域外にも、多摩センター駅からバスが発着する大学として、以下のものがある。
大学が多い以上、多摩ニュータウンに居住する学生も多く、民間アパートが多い土地区画整理事業区域内に多くの学生が住んでいることが分かっている。
掲示板
18 ななしのよっしん
2021/02/15(月) 03:06:14 ID: arYQxPGRS7
2009年と2019年の駅の乗降者数を比べると
京王多摩センター 84161→90353
小田急多摩センター 45705→51315
モノレール多摩センター 34491→37449
南大沢 60501→63442
(2019年度はどの駅も過去最高)
この記事の解説が煽りだとするなら、やっぱりすごい勢いで住人が転出してるんだろうな。
19 ななしのよっしん
2024/01/03(水) 07:58:16 ID: rik38R/+fI
20 ななしのよっしん
2024/01/24(水) 14:50:21 ID: 1FR9JXvvtr
住める寓話みたいなとこ
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/01(日) 00:00
最終更新:2024/11/30(土) 23:00
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