『夢なら早く醒めてくれ!』とは、Shadow's Silhouette氏が制作した女装少年BLアドベンチャーゲームである。
概要
2013年7月16日公開。女装することになった少年たちの恋愛を描いた作品。
EDは2種類。EDごとにミスコンの勝者が異なり、それぞれ違う結末となる。
製作者の別作品と世界観が共通しており、一部のキャラクターが登場。
派生作品として『醒めない悪夢をもう一度!』も公開。
主人公、成田弥鶴がミスコンで準優勝し、クリスマスを迎えた時期の話となっている。
学園のクリスマスイベントで司会を務めることになった、弥鶴と直臣に焦点を当てている。
二人の腐れ縁は相変わらず、というか今まで以上に絶賛継続中。
ストーリー
私立ルタンティール男子学園の高等部に通う一人の生徒、成田弥鶴。彼には「苦手な人物」がいた。
ある日、弥鶴は苦手な人物である柏谷直臣に「話し掛けてくるな」と訴えた。
直臣は「勝負に勝ったらその要求を聞く」と言う。
しかし、提示された勝負の内容は、弥鶴の予想外のものだった。
「文化祭のミスコンで勝負だ。ミス・ルタンティールを取った方の勝利にしようじゃないか」
こうして、男子校でのミスコン勝負が幕を開けるのだった――
(公式サイトより)
キャラクター
- ◆成田 弥鶴 Yatsuru Narita
- 本作品の主人公。かわいい。
舞台であるルタンティール男子学園高等部の2年生。美術部に所属しており、次期部長。
同部で後輩のきょんきょん(恭介)と、てるてる(輝)に慕われている。よく遊ばれているけど。
美少女と見間違うほど容姿端麗であり、成績もマンモス校で名門校なこの学園で一位を取るレベル。
まさに才色兼備を体現する人物。しかし、本人はあまり自覚がない模様。鈍感。そして大食い。
学園にファンクラブがある程の人気なのだが、その性格などの諸事情からいままで気づいていない。
幼なじみである直臣のことを苦手としている。彼曰く、事あるごとに嫌味を言ってくるから、とのこと。
彼からすれば、直臣との関係は幼なじみより腐れ縁のほうが近い。
直臣と袂を分かつため、成り行きからミスコンで勝負することとなる。王子様。
「なあ、なんであいつとは離れさせてくれないんだ? 神様!」
- ◆柏谷 直臣 Naomi Kashiya
- 本作品のヒロイン。かわいい。
弥鶴とは同じ菊組のクラスメイト。幼稚園の頃から高校生の今まで、ずっと一緒の幼なじみ。
演劇部所属。その美貌から名女形と称されるほど。弥鶴でさえ可愛いと思ってしまうほどである。
弥鶴と同じく才色兼備。しかし、順位が出る行事のたび、弥鶴には今一歩及ばずとなる。
その度に“嫌味”(弥鶴談)を言いに行っているらしい。本当に嫌味なのかな。
彼にも熱狂的なファンクラブが結成されている。成田党と柏谷党は長きにわたり争いを繰り広げてきた、とか。
もう話しかけるな、と弥鶴に言われるが、その条件としてミスコンによる勝負を提示。ついに両党の決着か。
普段は物静かだが、取り巻きを相手にするときは持ち前の役者魂で、にこやかに応対してくれる。
それでいて、どこか天然な部分もあり、弥鶴をさらに苦手とさせている。お姫様。
「君はいつも1番を取っていく。そして必ず僕の上を行くんだな。」
- ◆佐渡 恭介 Kyosuke Sawatari
- 部活の後輩であるメガネ男子。
てるるん(輝)と特に仲が良い。ダーリンと呼んじゃうくらいに。
そのため、しばしば周囲からその関係を怪しまれている。
時々、女言葉を用いる印象的な口調。
弥鶴のことは先輩として敬意を持ちつつも、ちょくちょく輝と一緒にからかっている。
「ダーリンったら仕方ないんだから♥。」
- ◆在隅 輝 Teru Arisumi
- 部活の後輩で大雑把な少年。
きょんきょん(恭介)と特に仲が良い。ハニーと呼んじゃうくらいに。
そのため、実際に怪しまれた。主人公のお姉さんに。
オタク気質であり、グッズも収集している。お気に入りの作品は「ありす☆ちぇんじくろす」。
豪快な性格から、よく周りを振り回しているご様子。
「ごめんハニー♥。」
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関連項目
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