大きな機関車ゴードンとは (オオキナキカンシャゴードンとは) [単語記事]

大きな機関車ゴードン（原題：Gordon the Big Engine）とは、映像作品「きかんしゃトーマス」の原作となる「汽車のえほん」（原題：The railway series）シリーズの第8巻である。

概要

汽車のえほんシリーズ第8巻。英国では1953年に出版された。日本では1973年に出版されたが、2004年ごろに品切重版未定となった。2005年に出版された新装改訂版が発売された。2010年 12月には「汽車のえほん」シリーズ65周年記念としてミニ新装版が発売された。更に2020年 12月には「新・汽車のえほん」版が発売された。

この巻は青色の大きな機関車「ゴードン」を主人公としている。

旧版邦題	新版邦題	原題	TV シリーズ対応回
ほりにはまったゴードン	ゴードンのだっせん	Off the Rails	第25話ゴードンみぞにはまる
かれ葉	おちば	Leaves	第62話どろんこゴードン
ちんぼつしたトーマス	トーマスのちんぼつ	Down the Mine	第26話あなにおちたトーマス
ペンキとおめし列車	ペンキとおめし列車	Paint Pots and Queens	第80話じょおうへいかがやってくる

ゴードン：この巻の主役。1話ではいきなり堀にはまるという大失態を犯してしまう。しかし、2話では、ゴードンの丘を登れないジェームスを助け、3話では自分を散々バカにしたトーマスを鉱山の穴から救助し、4話では女王陛下が乗られるお召し列車を牽引するなど、まさに漢の活躍。この巻はゴードンの魅力が凝縮されている。
エドワード：1話では嫌がるゴードンを転車台に押していくというチョイ役。4話では女王陛下のお召し列車の露払いを任される。
ジェームス：2話では謹慎を食らったゴードンの代わりに急行列車を牽引するが、枯れ葉がゴードンの丘に舞っており、登れなくなってしまう。ゴードンに助けてもらい、事なきを得る。
トーマス：3話では堀にはまったゴードンを散々バカにしていたが、自分も鉱山の穴に落ちてしまう。ゴードンに助けてもらい、新たな友情が芽生えた。
ヘンリー：4話では謹慎中のゴードンに代わり、お召し列車を牽引する予定であったがボディにペンキがかかりダメになってしまった。