大は小を兼ねる

大は小を兼ねるとは、日本のことわざである。

概要

現在は一般的に「大きい物は小さい物の用途をも兼ねることができる（ので大きい方が良い）」という意味で使われる。対象となる「大」と「小」との間に「汎化－特化」のis-a関係（「小」 is a 「大」)が成り立つ際に使用可能な表現である。が、実際のところ文脈によってはそこ迄の厳密な用途は為されていない場面もある。

オブジェクト指向プログラミングに於いては、概念上は抽象度の高いスーパークラス側が「大」で抽象度の低いサブクラス側が「小」の筈だが、末端クラスを呼び出すことにより同時に継承元クラスをも兼ねて呼び出される為、呼び出す側から見れば逆にサブクラス側が「大」でスーパークラス側が「小」と看做せなきにしも非ず。

関連動画

関連項目

• ことわざ
• 汎化
• 特化
• is-a関係
• プログラミング
  • オブジェクト指向