大丈夫とは (ダイジョーブとは) [単語記事]

大丈夫とは、安心できる状態、しっかりしている状態、又は間違いが無い状態などを表す言葉。

｢丈夫｣とは中国における成人男子のことを表し、特にその中でもしっかりした、立派な男性の事を｢大丈夫｣と言っていた。日本にもこの意で伝わったが、｢強い｣｢しっかりした｣という意味から、次第に｢間違いなく確かである｣という用法が使われるようになっていった。

大まかな説明はこんな感じで大丈夫だろうか。

悪い意味で

ただし何の根拠や準備もないまま「自分だけは…」「このくらいは…」「今まで/前回は大丈夫だったし、きっと…」というのは現実でも失敗・死亡フラグになりうるため、過信は禁物である。
（→認知バイアス）

大丈夫と無警戒な状態から想定外・予想の斜め上のトラブルに叩き落される場合も多く、パニックで頭が真っ白になる場合もある。

大丈夫・順調だと思っていたら敵・詐欺師・悪徳商法など悪意を持った人間の思い通りに進んでいる場合もある。

信用できる人間の頼みは断りづらいため、信用させる＝大丈夫だと思わせてから面倒事を押し付けたり、悪徳商法や宗教勧誘を行う場合もある。

奇跡的に一度や一定期間は大丈夫でも、「悪いほう」が起きる確率はいつかやってくる。

企画・準備、必要な物品や起こりうるリスクの洗い出しなどが行われる。
情報を軽視しない。必要な情報は最低限集めておく。
- 過去の失敗例など調べる手もある。（例：やってしまいがちなNG例）
慣れない土地や行動においては、リスクを軽視しない。（例：溺死・遭難など）
妙に事象や物事が順調である場合、それ自体を疑う必要もある。（例：詐欺など）
- 「何も問題は起きていない」「普段通り」といった一見問題なさそうな状態を疑うのも重要であり、違和感・兆候などを見逃してはいけない。
- 問題を「これが普通」「苦しむことが美徳」と思い込ませ、同調圧力や罪悪感で縛り付ける場合もある。（例：ブラック企業・ブラックバイト・PTA・根性論など）
購入・契約する場合、相場などを調べたりAmazon等のレビューも見る、複数を比較する。
- 数値上、カタログスペックだけが立派な粗悪品もある。