大宇・インペリアル

大宇・インペリアルとは、韓国の自動車メーカーである大宇自動車が1989年から1993年まで生産、販売していたセダン型の乗用車である。

概要

1989年2月に発売された大型セダン。
韓国国内で当時最大排気量であった直列6気筒 3000cc SOHCエンジンを搭載していた。
プラットフォームはローヤルシリーズと同じくGM Vプラットフォームをベースとするため後輪駆動車となる。

外装スタイルは、初期型は通常のスチールのルーフのみであったが、1990年モデルからは米国メーカーの高級車であったリンカーン等で採用されていたCピラー以降がビニールトップになったタイプも用意されていたという。

大型の3000ccエンジンを搭載しているがファンクラッチやラジエター等の冷却部品は2000ccエンジン搭載のスーパーサロン等と共用していたためオーバーヒートが頻発し、ブランドイメージが大きく低下したため販売不振に陥り、民生用としては約860台のみの生産で終了した。

関連項目

• 大宇自動車
• 大宇・ローヤルシリーズ