大宇・ルマンとは、大宇自動車が1986年から1997年まで生産/販売していた自動車である。
セハン自動車時代から販売されていたメプシ/メプシーナの後継モデルとして登場した。
ベースとなったモデルはオペルのカデットであり、外装デザインもほぼそのままの形で生産されていた。
発売当初は4ドアセダンモデルのみを用意していたが、後に3ドアの「レーサー」、5ドアの「ペンタ5」を追加した。
1994年にはフェイスリフトを実施、名称が「シエロ」に変更されたが、1997年まで並行で生産されていた。
諸外国ではGM系列の他ブランド(ポンティアック、アスナ、パスポート等)での販売や名称を変更しての販売(ファンタジー/ポインター/レーサー等)が行われていた。
エンジンは1500ccのみ、ボディタイプは当初セダンのみが設定されていた。
1986年10月には3ドアハッチバックの「ルマンレーサー」を追加。
1986年11月には上級モデルとなる「ルマンサロンGTE」を追加。
このモデルでは安全性向上のため5マイルバンパーを採用、電子スロットルやデジタルメーターなどが装備された。
1988年3月には5ドアモデルの「ペンタ5」を追加。
同年9月には中型車扱いとなる1600cc TBiエンジン搭載車が追加された。
1989年5月にはスポーティグレードの「GSi」を追加。
その他のモデルでは外装の一部変更等のモデルチェンジを受けている。
1990年3月には一部改良を実施。
リアコンビランプデザインが変更されたほか、グレードをサロン/スペシャル/フォーカスの3種を設定。
1990年5月には2000ccエンジンを搭載した「ルマンインパクト」を設定。
1991年2月にはエアロパーツ等を装着した「イルムシャー」が追加された。
1991年10月発売。
外装デザインを大幅に変更、グレードがGTi/ETi/STiの3種に再編成された。
1993年5月には再び外装デザイン変更を実施。
ウィンカーがクリアからアンバーに変更されたほか、リアコンビランプデザインが変更された。
また、エスペロと同じ自社製の1500cc DOHCエンジン搭載の新グレード「RTi」を全ボディタイプに追加した。
1994年にはフェイスリフトモデルのシエロを発売、同時にグレード編成を変更、BX/EXの2グレードとなる。
1996年にはシエロの生産を終了、後継モデルのラノスが発売されたは依然として並行で生産されていた。
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最終更新:2025/12/10(水) 05:00
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