大張正己(おおばり まさみ)とは広島県出身のアニメーター、メカニックデザイナー、監督、イラストレーターである。スタジオG-1NEO代表。
好きなものはプロレス。好きなプロレスラーはオカダ・カズチカ。趣味は海外旅行や温泉など。
19歳の時に「超獣機神ダンクーガ」のメカニックデザインを手掛けたのが有名になるきっかけであり、「破邪大星ダンガイオー」や「機甲戦記ドラグナー」のメカニック作画監督や「DETONATORオーガン」の監督兼作画監督を手掛けている。
監督としての代表作は「銀装騎攻オーディアン」や「超重神グラヴィオン」シリーズ、「獣装機攻ダンクーガノヴァ」、「PRISM ARK」など。近年はゲーム「スーパーロボット大戦」関連の仕事も多い(イベント出演、オリジナルメカのデザイン、カットイン原画、果てはアニメ版の監督など)。
アニメーターとしては天才的な才能をもつものの、監督を担当した作品については評価の高いものから低いものまで様々だった。
OPのメカ作監ではドラグナーをはじめ、エクスカイザーやファイバードといった勇者シリーズ、マクロスII、テッカマンブレード、魔法騎士レイアース、ガイキング LEGEND OF DAIKU-MARYUなども担当している。
彼の独特のディフォルメである「ロボなのに人っぽい顔で筋肉が付いているかのようなボディライン」や中割りを用いないダイナミックな作画、絵の陰影の付け方などをまとめて「オーバリズム」と呼ぶ。類義語に「バリッてる」「バリメカ」などがある。このスタイルは20年以上ほとんど変わっておらず、本人もマンネリを問題視しているらしいが、「お約束」「様式美」「伝統芸能」などと期待するファンもいる。
近年はアニメ関係の仕事だけでなく、ブシロード関係のカードゲームにイラストレーターとして参加することもたびたびあり、そこからイラスト担当カードの登場する回のアニメに原画やコンテで携わるケースも頻繁に存在し、もはやお約束と化している。なお、ブシロードと関係を持ったきっかけはカードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編における究極次元ロボ グレートダイユーシャの登場回に反応したらホイホイと話が進み実現してしまった、という流れである。
祖母の影響で幼少期から新日本プロレスのファンであり、「プロレスLOVE!!」を公言するほどのプロレス好きである。新日本プロレスの主要株主であるブシロードとはそういった意味でも相性がよく、新日本プロレスの試合前トークショーにゲストとして招かれたこともある。その際、大張氏の仕事はプロレスに影響されていることを公言している。
ちなみに新日本プロレス10代目の社長で元ブシロード執行役員の大張髙己氏は実弟で、彼もプロレス好きでプロレスラーになる夢を描いていたこともあった(ただし少年時代からバレーボールをやっており、NTT東日本の実業団選手としてプレー経験がある。その後NTTの社業に専念ののちにブシロードに転じている)。
ちなみにダンガイオーのスパイラルナックルとグラヴィオンのソルグラヴィトンスパイラルクラッシャーパンチが似ているのは同じ人が手がけているからこそのなせる業(所謂セルフパロディ)である。このパンチは後に、スーパーロボット大戦OGシリーズにて大張氏がリファインしたコンパチブルカイザーにもほぼ同名かつ同様の演出で採用されている。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクターでは監督、メカニックデザイン、演出、絵コンテ、作画監督、原画、龍王機のCVを担当するという驚異の仕事を成し遂げ作品としても非常に高い評価を得た。
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掲示板
527 ななしのよっしん
2024/04/03(水) 18:29:09 ID: MIz/8kzrRT
成人作品に関わってた時期あったが今はどうなんだろ
528 ななしのよっしん
2024/04/04(木) 18:50:19 ID: f9okrE+arL
大張監督作品は当たり外れもあるんだけど、雰囲気や話の流れから一貫して大張作品だ…ってなるの凄い。
529 ななしのよっしん
2024/04/15(月) 00:32:09 ID: laJEtL9S13
演出家としてはあんまり評価が高くない大張だけど、よく見ると関わってるのは一貫して大張っぽいアニメであって、別に色んなジャンルに手を出してダメなもん作ってるわけじゃないんだよねw
単純に大張アニメのなかに当たり外れがあるっていう。
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最終更新:2024/04/19(金) 01:00
最終更新:2024/04/19(金) 01:00
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