大根おろしとは、その名の通り大根をすりおろしたものである。
大根の根部を生のまま、おろし器(金)ですりおろしたものが、大根おろしである。焼き魚やだし巻き卵、そば、とんかつなど、さまざまな料理の付け合わせや薬味として使われることが多い。
昔から「大根おろしに医者いらず」と言われるように、大根おろしは美味しいだけでなく、すぐれた効能があることでも知られている。
大根をすりおろしたときに生まれる辛み成分「イソチオシアネート」には、殺菌作用・解毒作用・抗炎症作用などがあり、食中毒の予防や発がんの抑制、血液をサラサラにするなどの効果があるのだ。また、「イソチオシアネート」以外にもさまざまな消化酵素が含まれており、胃腸の働きを助けてくれるのである。
「イソチオシアネート」は大根の表皮に多く含まれているため、その効果を得たい方は、皮付きのままおろすのがおすすめ。また、「イソチオシアネート」は細胞が破壊されることで活性化されるので、力いっぱいおろすのがよい。
体にはいいんだろうけど、辛いのはちょっと……という方は、皮を厚めにむいてやさしくおろすとよい。また、大根は50度を超えると急激に甘くなるので、おろす前に少し加熱してあげると、甘みの強い大根おろしを作ることができる。
最近では、さまざまなおろし器(金)が販売されており、各おろし器(金)によって食感や風味が驚くほど変わるので、自分好みのものを探してみるのもよいだろう。
掲示板
1 ななしのよっしん
2018/03/10(土) 17:25:37 ID: HbJf3aoDNh
>「イソチオシアネート」は細胞が破壊されることで活性化される
ヒトの細胞か大根の細胞(壁)かが曖昧なので省略しないほうが読みやすいと思う
最初は素直にヒトの体細胞と読んでケミカルメディエータみたいな作用するの?と思ったら
次の「力いっぱいおろすのがよい」で ???ってなった
2 ななしのよっしん
2021/07/27(火) 21:03:11 ID: 5AxNlvAvP1
人の細胞とは思わんだろう…
3 ななしのよっしん
2024/02/19(月) 20:03:24 ID: 5ioVyGPs6r
イソチオシアネートは活性化後に放置すると分解されてしまう
よって、大根おろしを冷凍で使い辛さも使いたいなら、
ノンビリ半日で自然解凍ではなくレンジで急速解凍してすぐに使うと辛さを生かせる
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最終更新:2025/04/12(土) 03:00
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