大根侍とは、
のいずれかを指す。当記事では1を扱う。
筑紫(福岡県周辺)の押領使(賊の討伐などを行う役職)のある男は、大根を万病の薬と信じており、毎朝大根を2本(または2切れ)[1]焼いて食べていた。
ある日、敵に館を囲まれてしまう。しかしなぜか2人の兵が現れ、命がけで戦い撃退した。誰かわからない兵に対して男は「いかなる人ぞ(どなたですか)」と尋ねるが、
と答えて去っていった。
どんなことでも信心深ければ、このように功徳があるのだろう。
内容としては以上なのだが、「大根を薬と信じて毎朝2本焼いて食べた結果、その大根が強い侍になって多くの敵を倒し、名前を答えて去っていく」という話の面白さから、徒然草の話の中では話題に上がりやすい。
徒然草が庶民にも広まった江戸時代の時点で既に徒然草の中では人気のある話だったようで、「大根の 武者屈強の 功の者」という川柳もあったらしい。当時の絵にもいくつか残されている。
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https://twitter.com/kuboso_museum/status/1451443207636725790
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https://twitter.com/Kanagawa_bunko/status/1930833306033303692
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https://twitter.com/BaronYoshimoto/status/1832711135038201998
また、テレビ東京系の『ふるさと再生 日本の昔ばなし』でアニメ化もされており、第58回の1パート目「大根の武者
」として放送された。こちらは主人公が長者になっており、腹痛が大根で治ったというエピソードが追加されている。
先述したように、長らくこの2人は「大根武者」と呼ばれてきており、国立国会図書館デジタルコレクションの検索数でも大根武者
の方が大根侍
より多く、さらに大根侍の方は徒然草に登場したものを指していない。一方で、伝わりやすさからSNS上では「大根侍
」という通称も使われている。
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最終更新:2026/08/17(月) 08:00
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