大洗あんこう祭とは、茨城県の大洗町で行われている祭のことである。
開催会場は港中央公園(大洗マリンタワー前広場)および大洗町中心商店街。
大洗あんこう祭は1998年(平成10年) 3月14~15日に「大洗あんこう祭&大洗サンビーチMTB(マウンテンバイク)チャレンジ」[1]と題して初開催され、以降毎年開催されている祭である。
また、アンコウ鍋が全国的に知られるきっかけの一つになったお祭りでもある。(関連リンク参照)
茨城名物であるアンコウを堪能するイベントであり、特設ステージでのアンコウの吊るし切りやアンコウ汁の販売などが行われる。他にも郷土芸能の披露や特産品の物販なども併せて行われている。
ステージイベントでは他にも、キャラクターショーを開催して、子どもたちや家族連れにも楽しんでもらおうという取り組みもされている。
第3回開催より「忘年会・新年会シーズン前開催に変更し、東海村の臨界事故で風評被害を受けた民宿などへ予約を引き込みたい」「アンコウの提供時期にあわせる」などの狙いから11月の開催に変更された。
会場はこれまでに、大洗サンビーチ(~第7回、2003年まで)→大洗港第4埠頭(~9回、2007年まで)→大洗マリンタワー前広場[港中央公園](~第10回、2008年~)と変更されている。
また、2012年(平成24年)の第16回開催より、大洗を舞台としたアニメ「ガールズ&パンツァー」の関連イベントを行うようになり、来場者数が爆発的に伸びた。(後述)
規模が大きくなるに連れ、近隣の商店街や商業施設でもイベントや物販を行うようになるなど、地域ぐるみの盛り上がりを見せている。
アニメ制作陣のフットワークの軽さや、地域住民の努力や理解、対応の良さが上手く噛み合った結果、コミケ並みと言われるくらいの来場者を集めるまでになり、アニメで町おこしに成功した最たる例として挙げられることもあるイベントとなった。
※現地に参加された方たちなどからの「こんなイベントあったよ」という報告や、記述や情報の間違いの指摘があれば掲示板にお願いいたします。敬称略。
この年よりタイアップを開始。アニメ放送中に開催されたということもあり、ガルパンのピックアップの度合いは今ほど大規模ではなかった。
茨城名物であるアンコウを堪能するイベントの他に、あんこうチームの声優陣によるトークショーや大洗高等学校のマーチングバンド部によるガルパン劇中BGMの演奏、限定グッズの物販、アニメの上映会、ラッピング電車やラッピングバスを走らせるなど様々な催しが行われた。
また、自衛隊や海上保安庁もブースを出展。しかし、自衛隊は直前に出展が決まったため「1/2tトラック(通称:パジェロ)」のみの出展となってしまい「もっと早く(せめて数ヶ月前)にこういう(ガールズ&パンツァーの)イベントがあると内容が判っていれば、各方面と調整してホンモノの戦車を持ってこられたんですが……」 と残念がる一幕も[2]。
来場者数は前年度の3万人を大きく上回る6万人を集めた。
昨年に引き続きラッピングバスを走らせ、ラッピング電車では、車窓から田んぼアートが見える仕掛けも。ステージでは、あんこうチームの声優陣によるトークショーに加え、佐咲紗花が「あんこう音頭」を、ChouChoが主題歌の「DreamRiser」を熱唱。あんこうチームと大洗町のゆるキャラ、アライッペが初対面する一幕も見られた。
また、サークルKサンクスや三菱自動車とのコラボ、新作ゲームとOVAの新キャラ(カルパッチョ・ペパロニ)が発表された。
この年から近隣の商店街での痛車・痛チャリなどのコンテストが始まった。また、登場キャラのコスプレ姿で楽しむ来場者やスタッフも多く見られた。
他にも、前年同様、大洗高等学校のマーチングバンド部によるガルパン劇中BGMの演奏や限定グッズの物販に加え、「WORLD of TANKS」の試遊なども行われた。
余談だが、イベントの合間に開催されたドキドキ!プリキュアショーでは、子どもたちと一緒に大きなお友達たちが声援を送る場面も見られた。(一応、前列に子供や親子連れ用の席がちゃんと用意されていた模様)
来場者数は、大洗町の人口(1万8千人)の5倍以上の10万人を集め、前回以上のインパクトを残した。
内容こそほぼ前年同様の催し物であったが、ラッピングバスが3台に増えるなどアップグレードした部分も。
この年よりホビーメーカーが中心の「ミニミニホビーショー」が開催されている。キャラクターのフィギュアの原型が展示されたり、これまでに発売されたフィギュアやキャラクターグッズ、戦車の模型が一斉に展示され、中にはメーカーのスタッフが趣味で作ったものもあり、来場したファンたちを楽しませた。企画は好評だったようで、以降毎年開催されている。
なお、一部の非売品を除き展示されているものは物販として購入することができる(売り切れ御免)。
好評だったようで、以降毎年開催されている。
ステージでは、初めに劇場版の公開延期のお詫びやスマホゲームアプリの発表がなされた。
この年も盛り上がりを見せ、来場者数は前年とほぼ同じ10万人を集めた。
この年はあいにくの雨開催となった(後に天候は若干良化した模様)。
恒例の催し物に加え、夏に公開された劇場版の登場キャラの設定画が展示されていた。
この年から「ミニミニホビーショー」は「ガルパンミニミニホビーショー」に改称している。
また、トークショーでは、サプライズゲストとしてプロレスラーの蝶野正洋が出演。ガルパンにハマったきっかけや作品の良さについて語った。
来場者数は、前年度を上回る11万人を集めた。
前年以上の盛り上がりを見せ、痛車展示などの出展側での参加者もこれまで以上に増加した。
トークショーでは、お馴染みのあんこうチームの面々に、ガルパン・大洗大使に任命された蝶野正洋、更に水島努監督が出演、ガールズ&パンツァーの最終章が発表された。
来場者数は13万人超の大盛況。しかし一方で、交通機関の混雑や渋滞を招いてしまうなど、受け入れ体制や人員の整備に課題が残る結果となってしまった。
また、同時期に水戸市で行われた野外ロックフェス「MITO GROOVIN'2016」、隣県栃木県のツインリンクもてぎでのSUPER GT最終戦と、大型イベントの開催が重なったため、水戸市を始め茨城県内の宿泊施設が軒並み満杯となる事態も起きている。
前年度の課題点を踏まえ、臨時便の増発や車両を増やすなど輸送量の強化や、駐車スペースの確保、メイン会場以外の2箇所に大型ビジョンを設置するなど、混雑緩和のための取り組みがなされた。
トークショーでは、お馴染みのあんこうチームの面々と蝶野正洋に加え、佐咲紗花が登壇、最終章の主題歌である「Grand symphony」を披露した。
来場者数は前年同様13万人が訪れた。混雑対策が功を奏したか、前年のような大きな不満は出なかった。
トークショーでは、あんこうチームの面々と蝶野正洋に加え、佐咲紗花とChouChoが登壇。
「最終章 第二話」のキービジュアルが初公開され、佐咲紗花とChouChoがデュエット曲「Still a long way to go」を披露した。
令和初開催となった2019年。最寄り駅である大洗駅では『ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!』の4周年を記念し、駅員姿のあんこうチーム&マリー・西隊長のパネルが設置され、ゲーム内で使用できる駅員姿のキャラクターのシリアルコードが配布された。
この年の目玉の展示は大型帆船の「日本丸」。大洗女子学園の校章とあんこうチームのマークが飾られた特別仕様であり、自由に撮影できる他に船内を見学することもできた。
「ミニミニホビーショー」では「最終章 第2話」のDVD&Blu-rayが先行予約できるとあり、長蛇の列となった。
トークショーではお馴染みのあんこうチームの面々が登壇。「最終章 第二話」の裏話や、映像特典のOVAの内容に関するヒントが語られパッケージイラストが公開された。
キャストトークの後にはこちらもお馴染みとなった蝶野正洋、佐咲紗花に加え、サプライズゲストとして福田役の大空直美が初出演。
蝶野はパフォーマンスとトークで、佐咲は「Grand symphony」を披露し盛り上げ、大空はあんこう祭の盛り上がりに驚きつつ、前日入りしていたことや大洗の町に関して他のキャストから色々レクチャーを受けたことを語っていた。(イベント後には劇場版で描かれたエレベーターで福田ごっこをして遊ぶ様子をTweetしている)
来場者数は、過去最高を記録した昨年度を更に上回る14万人が訪れた。
新型コロナウイルスの感染拡大で、3つの「密」が避けられず100%の安全が保証出来ない事から、開催を自粛。
3年ぶりに開催された。ただ、コロナ禍が完全に収束していない状況での開催となったため「ガールズ&パンツァー」関連のイベントは開催されず、来場者数も約5万人と大幅に落ち込んだ。
8月19日に行われた「ガールズ&パンツァー バーチャルライブ、はじめます!~オオアライで全員集合!!!!!!!~」にて、4年ぶりに「ガールズ&パンツァー」関連イベント込みの完全な形で開催されることが発表された。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/25(木) 16:00
最終更新:2024/04/25(木) 16:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。