大石大二郎

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大石大二郎（おおいし だいじろう）とは、近鉄バファローズに所属した元プロ野球選手（内野手）。

元オリックス・バファローズ監督（2008年途中～2009年）。

概要

OB
大石大二郎
基本情報
国籍	日本
出身地	静岡県静岡市
生年月日	1958年10月20日
身長 体重	166cm 71kg
選手情報
投球･打撃	右投右打
守備位置	二塁手
プロ入り	1980年ドラフト2位
引退	1997年
経歴
選手歴 静岡県立静岡商業高等学校 亜細亜大学 近鉄バファローズ(1981年-1997年) 監督・コーチ歴 大阪近鉄バファローズ (2003年-2004年) オリックス・バファローズ (2005年-2009年) 福岡ソフトバンクホークス (2010年-2013年) 新潟アルビレックスBC(2016年) ジェイプロジェクト
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愛称は「大ちゃん」。横浜ベイスターズの元監督ではない。

現役時代は近鉄バファローズに所属した右投右打の二塁手。166センチと非常に小柄ながら巧打・俊足・堅守のトップバッターとして鳴らし、2年目には新人王、3年目には盗塁王を獲得し福本豊の連続盗塁王を13年で止めた。

以後長年近鉄の一番打者としてベストナイン3度、盗塁王4度、ゴールデングラブ賞3度。オールスターで江川卓の9連続奪三振を阻止した9人目の打者としても有名。1997年に引退。

引退後は解説者を経て、2003年に近鉄のコーチ、球団合併後はオリックス・バファローズの二軍（サーパス）のコーチ、監督に就任。2007年からオリックス一軍ヘッドコーチとなり、翌2008年途中、テリー・コリンズの突然の辞任により監督代行を務めることに。ここからオリックスは突如として息を吹き返し、9年ぶりのAクラスとなる2位まで躍進、初のクライマックスシリーズ進出を果たした。

しかし翌2009年は野手陣の故障者続出とリリーフ陣の大崩壊により最下位に逆戻りしてしまい、監督を辞任。そして各球団の組閣も終了した11月、森脇浩司に替わって福岡ソフトバンクホークスのヘッドコーチに就任した（のちにその森脇がオリックスの監督に）。

ソフトバンクではヘッドコーチとして2011年の日本一などに貢献したが、2013年にチームのBクラス転落の責任を取る形で退団した。

機動力野球をモットーとしているが、オリックス時代はフロントが鈍足のパワーヒッターばかり獲得してくる不幸にも見舞われていた（前任者のテリー・コリンズも同様だが）。俊足野手の多いソフトバンクでは機動力野球を前面に押し出し、就任以降、チーム盗塁数を大きく増加させた。

ソフトバンクでは、一軍のベンチにいる首脳陣が秋山幸二監督（185cm）、高山郁夫コーチ（188cm）、藤井康雄コーチ（181cm）、鳥越裕介コーチ（189cm）など現役選手に引けを取らない恵体ばかりのため、たまにベンチが映るとひとりだけ小柄な大石は埋もれていたり、遠近感が妙なことになったりしていた。

ソフトバンク退団後は野球解説者・評論家を務めたのち、2016年はBCリーグの新潟アルビレックス・ベースボール・クラブで非常勤の野手総合コーチを務めた。

2017年からは社会人野球のジェイプロジェクトの監督に就任。2020年6月まで務めた。

応援歌の原曲は鉄腕アトムの主題歌だった。

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関連項目

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