大腸がんとは、大腸に発生する悪性腫瘍のこと。
日本人の死因第一位である「がん」。
中でも近年、「大腸がん」の患者数が増加傾向にあるという。
その背景にあるのが食生活の欧米化。
動物性の脂肪を消化する際に発生する物質の中に発がん性のものがあり、それによって大腸の粘膜にがんが発生すると考えられている。
そのほかにも、アルコールのとりすぎや運動不足、喫煙なども大腸がんの発症リスクを高めているとも。
早期の大腸がんには自覚症状がほとんどないといわれており、進行するにつれて、血便が出たり、
下痢と便秘を繰り返したり、おなかにしこりができたりといった症状があらわれるが、
これらの症状はほかの大腸の病気の際もあらわれるものなので、症状だけで大腸がんと見極めるのが困難である。
大腸がんは早期のものであれば90%以上の確率で治るといわれているため、おなかの調子が悪いな、というときは、病院でできるだけ早く診察してもらうことが重要。
特に高齢の方や、大腸がんを発症したことがある近親者がいる方は、
定期的な検査を受けるようこころがけておくとよいだろう。
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最終更新:2024/10/16(水) 11:00
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