大船渡市とは (オオフナトシとは) [単語記事]

大船渡市は岩手県南部に位置する市である。令制国のころは陸前国、合併前は気仙郡に属していた。

基本データ

人口：40,643人
面積：323.30ｋ㎡
人口密度：126人/ｋ㎡
世帯数：15,138世帯
市長：戸田公明（2010年 12月3日～）
市役所所在地：岩手県大船渡市盛町字宇津野沢15番地
市の木：松
市の花：椿
市の鳥：ウミネコ

概要

怪物と言われる野球の投手、佐々木朗希が出た大船渡高校のある都市である。
歴史としては、過去に金鉱がいくつか発見され、金の大量出産地となった。例：今出山
岩手県の南部に位置しており、リアス式海岸である三陸海岸や世界三大漁場の一つである三陸漁場や石灰石鉱山がある。このため市における主な産業は漁業と林業、鉱業などである。
1952年、大船渡町・盛町・赤崎村・猪川村・立根村・日頃市村・末崎村が合併し大船渡市が誕生した。その後2001年に三陸町を編入し現在の大船渡市になった。
石灰岩鉱山が市内各地にあることから、大船渡湾の奥側には太平洋セメントの工場が存在する。
工場があることから戦前出稼ぎのために移り住んできた在日朝鮮人の子孫が市内で焼肉店・パチンコ店などを営業しながら暮らしている。
1960年の時、チリ地震（M9.5）の津波によって大船渡町に壊滅的被害を与えた。
2011年3月11日に東日本大震災による大津波により、市街地及び集落に壊滅的被害を与えた。気象庁が発表したものによると大船渡市で観測された津波の高さは11.8ｍであった。なお大船渡市における死傷者の最新の情報は次のサイトにて→めんこいテレビ/東日本大震災岩手県内情報
また長いこと大船渡市の公式ウェブサイトに繋がらない状態にあったが最近になってやっと復旧した。