大野島(おおのしま)及び大詫間(おおだくま)とは、福岡県と佐賀県に跨る一つの三角州である。
かつて筑後川の河口付近には「大野島」と「大詫間島」の2つがあり、開拓が進んでいた。
しかし、佐賀藩と柳河藩の対立により、2つの島の領有権を争うことになった。
その結果、北にある大野島を柳河藩が、南にある大詫間島を佐賀藩が領有とした。
当初2つあった三角州は土砂の堆積で一つの三角州となり、藩をまたぐ三角州となった。
陸続きになっても境界争いが続いていたが、筑後川の上流から流れた御幣を流して辿りついた場所を境界と定めて終息したらしい。
廃藩置県後もそれぞれ福岡県と佐賀県をまたぐ三角州となり、全国でも珍しい三角州となっている。
現在は大野島には河川敷公園がおかれ、グラウンドや野球場などが置かれている。
大詫間には重要文化財となった山口家住宅がある。
ちなみに、どちらが栄えているのかというと、佐賀県・福岡県道18号線が通り、新田大橋で柳川方面まで行ける大野島の方である。
県道18号線にはファミリーマート大野島店があり、これがこの島の唯一のコンビニである。
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最終更新:2024/04/19(金) 00:00
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